ベルリン映画祭、金熊賞はボスニア映画「グルバビツァ」
2006年2月21日 12:00
第56回ベルリン国際映画祭の授賞式が18日に行われ、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下で起きたセルビア人兵士によるボスニア女性への組織的なレイプを背景に、自らの忌まわしい過去を娘に知られまいとするイスラム教徒の母親とその娘の葛藤を描いたボスニア映画「グルバビツァ」(ヤスミラ・ジュバニッチ監督)が最高賞の金熊賞に選ばれた。主な受賞結果は以下の通り。
金熊賞
「グルバヴィッツア」(ヤスミラ・ジュバニッチ監督)
銀熊賞
「オフサイド」(ジャファール・パナヒ監督)
「ソープ」(ペルニレ・フィッシャークリステンセン監督)
最優秀男優賞
モーリッツ・ブライブトロイ(「素粒子」)
最優秀女優賞
サンドラ・ヒューラー(「レクイエム」)
最優秀監督賞
マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス(「ザ・ロード・トゥ・グアンタナモ」)
芸術貢献賞
ユルゲン・フォーゲル(「ザ・フリー・ウィル」)
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