不運な孤児「オリバー・ツイスト」の素顔はやんちゃ坊主!?
2006年1月24日 12:00

19世紀英国の文豪チャールズ・ディケンズの名作小説を、「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督が新たに映画化した「オリバー・ツイスト」。本作でタイトルロールを演じたバーニー・クラーク少年に、作品について語ってもらった。
「オリバー・ツイスト」は、原作が世界的ベストセラーであることはもちろん、過去に何度も舞台化や映画化されているが、バーニーは今回のオリバーを「勇気をもって、生きるために戦う子なんだ」と評する。「原作はもちろん知ってるし他の映画も見たけど、それらのオリバーはとても気弱で受動的で、そのせいでつらい目にあっているような感じがした。今回僕が演じたオリバーは勝つまで頑張るタイプで、結果として運命に打ち勝つんだ」
それでも不幸な孤児オリバー・ツイストには、悲しげな表情は欠かせない。その憂いをたたえた演技のこつをたずねると「集中すればああいう演技ができるんだ」と答える。「監督に教えてもらったんだけど、10分くらいじっと待って悲しい思いにふける。でも、泣かないようにする。そうしていると、それ以外何も考えられなくなった状態になり、ちょっと涙が出てくるだ」
そんな演技派少年も、素顔は元気な12歳(撮影時は11歳)。
「もちろん撮影中は真面目にやっていたけど、ホテルでは他の子役たちとふざけあって、他の客室のドアをたたいたり、窓から物や水風船を投げたりして、一度はホテルから出ていってくれと言われたくらい。撮影はプラハでやっていたけど、ロンドンの父のところにも電話されちゃったんだ(笑)」
「オリバー・ツイスト」は、1月28日より全国ロードショー。
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