万全の安全対策の上の極限アクション「七人のマッハ!!!!!!!」
2005年11月29日 12:00

昨年、極限のアクションで話題を呼んだ「マッハ!」の製作チームが、「マッハ!」を超える極限アクションに挑戦した「七人のマッハ!!!!!!!」。日本公開を前に、監督のパンナー・リットグライ、主演のダン・チューポン、ゲーサリン・エータワッタクンが来日。インタビューに応じてくれた。
 全編がかなり危険なアクションシーンで占められている本作。「撮影中の事故で死亡しても保険金は発生しない」等の誓約書がなかったのか?と聞いてみると、主演のダンは「契約書、誓約書のようなものは基本的にありません(笑)。たしかに映画を観ていると、非常に危険な印象を持つと思うのですが、ああいったシーンは、信頼できるスタッフと共に十分なリハーサルと、安全対策をしているので大丈夫です」とし、リットグライ監督は「自分がアクション映画を作る人間の一人として、最も心がけているのは、リアル・アクションです。だけれども、その中で万全の安全対策をとることが、完全なアクション映画を撮る条件だと思う」と安全対策を重要さを説いた。
今回の主演ダン・チューポンは、「マッハ!」の主演トニー・ジャーの弟子ともいえる存在で、「マッハ!」にもスタントマンとして参加している。そんなトニー・ジャーについて、ダンに聞いてみると「彼の存在なくして、今の僕はあり得ないんです。彼の「マッハ!」の大ヒットがなければ、この映画も作られなかったでしょうし。彼には感謝することだらけです」とトニー・ジャーへのリスペクトを隠さない。
そして、邦題のタイトルが名作「七人の侍」に掛かっていることについて、リットグライ監督は「『七人の侍』は大好きで何度も観ているんです。黒澤明監督のことは、大変尊敬していて、作品もたくさん観ています。でもその中で一番好きなのが『七人の侍』なんです。『七人の侍』のスピリットは私の血となり肉となっているので、『七人のマッハ!!!!!!!』を作っているときも、自然と『七人の侍』の色々なシーンが思い浮かびましたね」と語っていた。「七人のマッハ!!!!!!!」は12月3日公開。
 Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
スパイク・リー監督からの“詰問”に動揺 緊迫のやりとりを公開「今の若い世代がクロサワ映画を一度も観たことがない?誰の責任だ?」【ハリウッドコラムvol.367】
2025年9月6日 11:00
 オリジナル 洋画 コラム 配信 
 スパイク・リー監督、黒澤明作品との出合い&デンゼル・ワシントンとの信頼関係を明かす【「天国と地獄 Highest 2 Lowest」インタビュー】
2025年9月5日 09:00
 オリジナル インタビュー 洋画 配信 
 映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ