思わぬ大ヒット「オープン・ウォーター」
2005年6月21日 12:00

昨年のサンダンス映画祭で絶賛され、インディペンデント映画ながらアメリカ、イギリスと世界中で大ヒットを記録した海洋サスペンス「オープン・ウォーター」。公開を前にクリス・ケンティス監督と製作のローラ・ラウ夫婦がPRのために来日。インタビューに応じてくれた。
鯨に鮫と、ありとあらゆる海洋生物が生息する開放水域 “オープン・ウォーター”にたった2人で取り残されたダイバーの悲劇を描いた本作。製作に当たって参考にした作品をケンティス監督に聞いてみると、「特になかったよ。やりたかったのは、登場人物2人の視点からのドキュメンタリー的な作品だったので、ハリウッド的な作りにするつもりはまったくなかった」との答え。また、鮫の映画というと真っ先に「ジョーズ」を思い出すが、それについて尋ねると「僕は『ジョーズ』も大好きなんだけど、これは鮫の映画ではないし、同じような作り方をしても負けると思っていたので、意識はしないようにした。この映画も『ジョーズ』も、『見せないで恐怖を作り出す』という演出にこだわっていたところは同じだね」と素直に語っていた。
また、公開後に受けた興行的な反響については、「ヒットを狙って作ったわけではないので、とても驚いているし、嬉しいよね」とケンティス監督。そして、「これからまた映画製作するにあたって、資金繰りが楽になるわね。なんと言っても、それが素晴らしいわ(笑)」と製作のラウが語ってくれた。6月25日よりロードショー。
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