映画公開とDVD発売の間隔がどんどん短くなる
2005年6月7日 12:00
アメリカで、DVDの発売日がどんどん早まっている。各スタジオによって期間にばらつきがあるものの、これまでは劇場公開から半年後にDVD&ビデオリリースというのがハリウッドの慣例だった。しかし、今年全米公開された「デンジャラス・ビューティー2」や「トリプルX/ステイト・オブ・ザ・ユニオン」は、劇場公開日から88日後にDVDリリースが予定されており、昨年末公開されたデニス・クエイド主演作「フライト・オブ・フェニックス」に至っては、74日後にリリースされている。
業界誌が、全米で2500万ドル以上(約26億7500万円)の収益をあげた作品がパッケージ化されるまでの毎年度の平均日数を算出。それによれば、02年には劇場公開作品がビデオ発売されるまで平均で171日かかっていたのが、03年は153日、04年は146日と、年を追うごとに短くなっていることが明らかになった。なお、今年の平均はこれまでのところ139日だという。映画宣伝の効果が残っているうちにDVDリリースする方がメリットが大きいことに加えて、今年前半の全米ボックスオフィスが例年にないほどの不振に襲われたことから、各スタジオともリリーススケジュールを早めることにした模様だ。しかし、そもそも観客が劇場に足を運ばなくなった最大の理由はDVD普及のためだと言われるだけに、リリーススケジュールの前倒しは自らの首を絞めることにもなりかねないのでは?
関連ニュース
Paramount+“2025年配信の注目作”発表! ミシェル・ヨー主演の「スター・トレック」映画、ジョージ・クルーニー製作のスパイドラマなど
2024年12月27日 12:00
洋画 海外ドラマ 配信
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ