仮面を脱いだオペラ座の怪人が、主演作を熱烈PR
2005年5月31日 12:00
大ヒットミュージカル映画「オペラ座の怪人」で、ファントム役を演じた英俳優ジェラルド・バトラーが、主演作「Dearフランキー」(ショーナ・オーバック監督)のプロモーションのために来日し、5月31日、セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)にて記者会見を開いた。
「オペラ座の怪人」で一気にファン層を拡大させた感のあるバトラーだが、成田空港に到着した際には、約2000人のファンが出迎えたという。これには当の本人も大喜びで、「あのような歓迎を受けたのは初めて。日本も、日本の人たちも大好きです」と、会見冒頭から熱烈のリップサービス。本作でバトラーは、父親を知らない少年のために、母親に頼まれて父親のふりをする男を演じる。「とても小さな映画だが、ハートは大きな叙事詩のような作品。撮影も自分の生まれ故郷のすぐ側で行われたもので、それがこうして日本でも公開されることに感動しています」
また、自身の代表作となった「オペラ座の怪人」と本作との違いについて、「実はこちらのほうが先に撮影したものです。『オペラ座~』はご存知のようにとても大規模な作品で、プレッシャーも大きかったが、まるで体の中に電流が走ったような気持ちで、かけがえのない経験になった。それに比べて、こちらはとてもシンプルだが、ビタースウィートで、笑いながら泣ける素晴らしい作品。観た後は世の中に対して優しくなれるし、まるで自分の赤ちゃんのように、温かく抱きしめて世界中に届けたい」と熱く語った。6月25日より、Bunkamuraル・シネマ、シネカノン有楽町ほかにて公開。
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