監督が6人もいるタイ映画、大ヒットを受け日本上陸
2005年3月8日 12:00

タイでは「マッハ!」「アタック・ナンバーハーフ」などの記録を破り、約130万人を動員する大ヒットとなったノスタルジックな感動作「フェーンチャン~ぼくの恋人」。本作のPRのため、6人の監督と主演の子役3人が来日。3月2日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて会見を行なった。
80年代ののどかな田園風景を舞台に小学生の甘酸っぱい初恋が描かれている本作。監督は大学時代の同級生6人によって形成されたチームという、世界的にも珍しいケース。監督の1人のドゥリーウィモンは「我々は大学を卒業した後、一旦離れ離れになったが、再び結束した。昔から寝食をともにした仲なので、撮影も大変ではなかった」と語った。
また、別の1人のスックマークアナンは本作の背景について「80年代という時代はタイの人間にとっても、とても懐かしい感覚があります。それは、現代のように競争が激しくなく、ほどほどに暮らせれば幸せだったからだと思います」とコメント。それに続いて子役の3人、チャーリー・タライラット、フォーカス・ジラクン、チャルームポン・ティカマポーンティラウォンは、劇中に登場するゴムとび、ままごとなどの80年代の遊びはほとんど知らず、インターネットを使ったビデオゲームなどで遊ぶことが多いという。
本作の大ヒットで出演依頼が殺到し、売れっ子の彼らだが「将来、どんな俳優を目指すか?」との質問に「俳優は不安定な職業だから、まだ俳優になる決意を固めていません」と答え、会場の笑いを誘っていた。3月19日より公開。
関連ニュース
香港映画の魅力を紹介「Hong Kong Films @ Tokyo 2024」10月30日開幕 スタンリー・クワン、松永大司、サモ・ハンらが一般公開のセミナーに参加
2024年10月23日 14:30
アジア 国内イベント
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー