「ビー・バップ・ハイスクール」の那須監督死去
2005年3月1日 12:00
仲村トオル、清水宏次朗主演の「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズや、昨年公開され大きな反響を呼んだ永井豪原作の傑作漫画の映画化「デビルマン」の監督として知られる那須博之監督が、2月27日に肝臓がんのために亡くなった。享年53歳。
那須監督は東大卒業後、76年に日活に入社。数本のロマンポルノの助監督を務めた後、82年に「ワイセツ家族・母と娘」で監督デビュー。85年、フリーとなって東映で監督した「ビー・バップ・ハイスクール」が大ヒット、人気監督の仲間入りした。その後は薬師丸ひろ子主演「紳士同盟」、玉置浩二主演の「右曲がりのダンディー」やモーニング娘。主演の「ピンチランナー」を監督した。しかし、昨年の「デビルマン」が最後の劇場映画作品となってしまった。
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