全米監督協会賞はクリント・イーストウッドの手に
2005年2月1日 12:00
1月29日、ボクシング・ドラマ「ミリオンダラー・ベイビー」を監督したクリント・イーストウッドが、全米監督協会(Directors Guild of America)が選ぶ全米監督協会賞を受賞した。イーストウッドが同賞を受賞するのは、92年度の「許されざる者」に続いて2度目。「アビエイター」でノミネートされていたマーティン・スコセッシ監督は、またも賞を逃した。スコセッシはこれまで、この賞に6度ノミネートされているが、いまだに受賞歴はない。悲願のオスカーについても、アカデミー賞過去56年の歴史の中で、監督協会賞受賞監督がアカデミー賞監督賞を受賞しなかったケースは6度しかないため、今回も受賞の可能性は低いと見た方が妥当かも知れない。