ディズニー、「トイ・ストーリー」続編をピクサー抜きで製作へ
2004年10月12日 12:00
ディズニーのマイケル・アイズナー会長が、「トイ・ストーリー3」と「トイ・ストーリー4」を企画中であることを明かした。「トイ・ストーリー」はピクサーが製作したアニメーションだが、契約上、ディズニーはピクサーの了承なしに続編を製作できることになっている。今回、ディズニーが強引に続編製作を決定したのは、ピクサーとの復縁を完全に諦めたからではないかと見られている。そもそも、ディズニーとピクサーとの間に亀裂が入ったきっかけとなった作品が、「トイ・ストーリー」シリーズだった。95年の「トイ・ストーリー」が大ヒットしたあと、ディズニーとピクサーは5作品の配給契約を結ぶ。98年の「バグズ・ライフ」がその1作目となるわけだが、99年の「トイ・ストーリー2」の契約上の解釈を巡って両社は対立。長編アニメーションなのだから当然5作品に含むべきとするピクサーは、続編映画は契約条件を満たさないとするディズニーに押し切られる形となった。その後、ピクサーは「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」と着実にヒット作を生み出し、今年11月の「Mr.インクレディブル」、そして来年公開される「Cars」(ジョン・ラセター監督)をもって、ディズニーとの契約を満了すことになる。なお、ディズニーが「トイ・ストーリー」の続編を作る決定をしたことについて、ピクサーはノーコメントとしている。
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