ジェニファー・アニストンの新作、トラブルで監督交代
2004年8月17日 12:00
「フレンズ」を卒業したジェニファー・アニストンの主演映画が、トラブルに揺れている。問題の映画は、ジェニファー扮する結婚間近の女性が、自分の祖母が往年の名作「卒業」に登場するロビンソン夫人のモデルだったことに気づくロマンティック・コメディ(タイトル未定)。同作で監督デビューを果たす予定だったテッド・グリフィン(「オーシャンズ11」「マッチスティック・メン」の脚本家)が、撮影10日目にして降板となったのである。情報筋によると、グリフィンは役者の演出をないがしろにして、異常なほどショットにこだわったためスケジュールが遅れる一方だったという。その上、仕上がった映像を見たアニストンが、「ロマンティックな映画の雰囲気にそぐわない」と主張したことから、ベテランのロブ・ライナー監督(「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」)に交代する運びとなった。撮影は19日にも再開される予定。共演は、シャーリー・マクレーン、マーク・ラファロ、ケビン・コスナー、ミーナ・スバーリら。プロデューサーには、ジョージ・クルーニー、スティーブン・ソダーバーグ監督も名を連ねている。