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角川春樹怪気炎。服役後初の映画プロデュース

2004年8月10日 12:00

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(左より)坂上順・東映常務、佐藤純彌監督、 角川春樹、辺見じゅん、高岩淡・東映会長
(左より)坂上順・東映常務、佐藤純彌監督、 角川春樹、辺見じゅん、高岩淡・東映会長
戦後60年記念作品として来年秋に公開予定の戦争大作「男たちの大和/YAMATO」の企画発表会見が、8月9日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルにて行なわれ、東映会長の高岩淡、製作の角川春樹、原作者の辺見じゅん、監督の佐藤純弥らが出席した。
93年コカイン密輸容疑で逮捕され、その後00年に麻薬取締法違反で懲役4年の実刑判決を受け、服役後初めて公の場所に姿を現した角川氏は本作について「この映画は私の復帰第1作。60本映画を作ってきたが、今回は全財産をつぎ込んで、初めて本気で映画を作ります」と神妙にコメント。原作は角川氏の実姉、辺見じゅん著の同名ドキュメンタリーで、佐藤純弥監督は「(原作の中から)いくつかのエピソードを選んで、それを現代のシーンと絡めながら描くことになるだろう」と大まかなストーリーについて語った。角川氏は「今日はこの映画の起工式。次回の製作発表ではキャストとともに派手にパフォーマンスをしたい」と不敵な笑みを浮かべていた。本作は来春クランクイン予定。

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