「キング・アーサー」のお手本は「七人の侍」。監督らが来日
2004年7月20日 12:00

「パイレーツ・オブ・カリビアン」「アルマゲドン」などで知られるヒット・プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーの最新作「キング・アーサー」の日本公開を今週末に控え、製作のブラッカイマー以下、監督のアントワン・フークワ、主演のクライブ・オーウェン、ヨアン・グリフィズが来日。7月20日、東京・新宿のパークハイアット東京にて記者会見を行なった。
映画はアーサー王と6人の円卓の騎士の活躍を描いた歴史スペクタクル。黒澤明監督の名作「七人の侍」の大ファンというフークワ監督は、「私が『七人の侍』を好きなのは、自らを省みず、報酬も求めずに自己犠牲を買って出る人たちが登場するからで、本作にもそれを反映させました。また、演出においても黒澤監督は、キャラクターをしっかりと描いてから彼らのアクションを見せていたので、それも踏襲しています」と黒澤監督へのリスペクトを熱烈に語った。また、西洋史上最大の伝説の王を演じたクライブ・オーウェンはその重責について、「アーサー王の伝説は、イギリス中の子供が成長するにすれて慣れ親しむものです。以前から、ハリウッド資本でアーサー王伝説が映画化されることは知っていたのですが、アーサー役は当然ハリウッドのトップスターが演じると思っていたので、まさか自分になるとは思っても見ませんでした。撮影の7割が馬上でしかも剣術の訓練もあり、体力的に非常に大変だったのですが、とても光栄だと思います」と語った。「キング・アーサー」は24日公開。
関連ニュース


「映画『F1(R) エフワン』」あらすじ・概要・評論まとめ ~ファンタジー性とグラフィックに酔う“F1プロパガンダ”~【おすすめの注目映画】
2025年6月26日 09:00
オリジナル 洋画 まとめ 評論




映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント