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「華氏911」全米ナンバーワン!メディアも「一見の価値あり」

2004年6月29日 12:00

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たかが映画、されど映画
たかが映画、されど映画
6月25日、「華氏911」がついに全米公開された。公開館数は868館と当初の予想よりもやや少なめとなったが、これはムーブ・アメリカ・フォワードという共和党系の広告会社が、「華氏911」の公開を希望していた映画館に圧力をかけたため。この会社の広報は、これでこの映画を見るのは一握りの左翼活動家くらいだ、と勝利宣言をしていたが、蓋を開けてみれば公開3日間で2390万ドル(約26億円)という成績。見事全米ボックスオフィスの第1位に輝き、ドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録した。全米各地の公開館には長蛇の列が出来て、エンディングでは拍手が巻き起こっている。
この作品に対し、MPAA(全米映画協会)の定めた“R”(17歳以下は保護者の同伴が必要)というレイティングを不服とするムーアは、「ティーンエイジャー諸君は、どんな手を使っても映画館に入ってこの映画を観てくれ」と声明を発表、これを受けて年齢のチェックをしない映画館が出てくるなど、早くも社会現象となっている。
メディアによる評価もおおむね好評で、ブッシュ批判に終始したその一方的な姿勢に対し「公正さに欠ける」という批判はあるものの、「一見の価値あり」という点では共通している。「華氏911」を鑑賞したあとに、選挙人登録を済ませたという若者も現れており、ムーアの「打倒ブッシュ計画」は思惑通りに進んでいるようだ。日本での公開は8月に予定されている。

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