パパ・ブッシュ激怒、マイケル・ムーアは許せん!
2004年6月8日 12:00

カンヌ映画祭でパルムドールを受賞したマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「華氏911」は、ブッシュ一家とビンラディン一家を含むサウジの富豪たちとの黒い関係にメスを入れているが、ターゲットにされたジョージ・W・ブッシュ大統領の父親、ブッシュ元大統領はマイケル・ムーア監督を「スライムボール(卑劣な奴)」と吐き捨てた。「アメリカは自由の国だから、奴が何を言おうと自由だ。だが、私は気にくわない。許せないよ」
パパ・ブッシュをもっとも怒らせたのは、同作に妻バーバラ・ブッシュのインタビュー映像が使われていることだ。イラク戦争開戦時、取材を受けたバーバラ・ブッシュは「死体袋とか死亡とか、そんな話は聞きたくないわ。私のきれいな心を、そんな話題で汚さなくてはいけないの?」とコメントしている。「バーバラをターゲットにするなんて、ルール違反だ」とパパ・ブッシュは怒り心頭である。これに対しムーアは、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙に以下のように返答した。「ブッシュ一家からのコメントはいつも大事にしています。映画を観なくてこれほど気に入っていただけているのでしたら、本編を見たときの感想が楽しみで仕方がありません。ご興味あれば、喜んでホワイトハウスでの特別試写の手はずを整えますよ」
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