ディズニーが「ナルニア国ものがたり」の製作に着手
2004年3月9日 12:00
C・S・ルイス原作のファンタジー小説の古典「ナルニア国ものがたり」の映画化がついに始動することになった。今回映画化されるのは全7巻のうち1作目にあたる「ライオンと魔女」で、監督は「シュレック」で共同監督を務めたアンドリュー・アダムソン。50年代に発表されてから世界中で8500万部も売れている大人気小説の映画企画については、これまで権利元のウォルデン・メディアが準備を進めてきたが、ディズニーが共同製作に名乗りを上げたことで一気に加速した。
「ナルニア国ものがたり」は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作「指輪物語」とともに、英国ファンタジー文学の双璧として並び称されるベストセラー小説。50年に発表された「ライオンと魔女」に始まり、56年までに全7作が出版され、全世界で8500万部以上を売り上げている。撮影開始は今年の6月下旬か7月上旬で、製作費は1億ドル(約110億円)。シリーズ完結編にあたる「王の帰還」がアカデミー賞11部門を受賞した「ロード・オブ・ザ・リング」にあやかってか、ニュージーランドで撮影される予定で、コンピューター・グラフィックスなどの特撮技術も「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を手がけたWETAワークショップが担当する。公開は05年のクリスマスの予定だ。
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