CGシーンだけで億単位。「終戦のローレライ」が映画化
2003年12月9日 12:00
「亡国のイージス」などで知られる人気作家、福井晴敏が映画のために書き下ろしたという話題のミステリー「終戦のローレライ」の映画化作「ローレライ」の製作が決定。監督を平成「ガメラ」シリーズで特撮を担当した樋口真嗣、主演を役所広司と妻夫木聡が務めることが決まった。これを受け、12月9日、フジテレビ(東京・台場)にて企画の亀山千広と製作の島谷能成(東宝)が会見を行った。
太平洋戦争を舞台にした潜水艦ものということで「日本映画史上、類を見ないCGカットが用意され、CGシーンだけで億単位の製作費がかけられる」(亀山)とのことだが、樋口監督は「体温を感じられるCGを目指すと同時に、観客がCGだと分かるようなものにはしない」とかなり入れ込んでいるそうだ。総製作費は12億円。来年3月にクランクインし、05年の公開を目指す。
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