「ロード・オブ・ザ・リング」完結編、ワールドプレミア開催!
2003年12月2日 12:00
12月1日、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の完結編「王の帰還」のワールドプレミアが、ピーター・ジャクソンのお膝元であり、ロケ地にもなったニュージーランドの首都ウェリントンで行われた。プレミアには、ピーター・ジャクソンはもちろん、イライジャ・ウッド、リブ・タイラー、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルーム、アンディ・サーキスら出演者たちも出席。約30億円を投じたという一大イベントを観ようと世界中から集まったファンの数は20万人。上映前には、監督、出演者たちに加えてオークの軍勢が列をなし、市内中心部を5キロに渡ってパレードした。
ちなみにジャクソン監督は、次回作となる「キングコング」の後はニュージーランドで低予算の作品を撮りたいと話しているが、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの序章となる小説「ホビット」の映画化も検討していると明かした。ただし「ホビット」の映画化権はまだ取得していないという。
「王の帰還」の世界公開は12月17日、日本では04年2月の予定。