第16回東京国際映画祭、閉幕。日本勢が男優・女優賞を制覇!
2003年11月11日 12:00

11月1日から渋谷Bunkamuraをメイン会場に開催された、第16回東京国際映画祭が閉幕した。最終日となった9日には、全米で本年度ナンバーワンの大ヒットを記録しているピクサーアニメの最新作「ファインディング・ニモ」がクロージング作品として上映、会場には海をイメージしたレッドカーペットならぬ“ブルーカーペット”が敷かれて各種著名人を迎え、同作の製作総指揮ジョン・ラセター、監督のアンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチも来場した。
午後4時から行われたクロージング・セレモニーでは、コンペティション部門の各受賞結果を発表。「山の郵便配達」で知られるフォ・ジェンチー監督の中国映画「暖~ヌアン」が最優秀作品賞にあたる東京グランプリに選出された。優秀男優賞は、同じく「暖~ヌアン」の香川照之、優秀女優賞には、日本映画「ヴァイブレータ」の寺島しのぶとアメリカ映画「サンタ スモークス」のクリスティ・ジーン・フルスランダーが輝いた。日本人の男優・女優が揃って受賞するのは同映画祭史上初。今年は大物スターの来日などは多くなかったが、11年ぶりに日本映画(「阿修羅のごとく」)がオープニング上映されるなど、“日本を世界に発信する”というテーマが色濃く打ち出された映画祭であった。主な受賞結果は以下の通り。各作品の詳細は、映画祭のオフィシャルサイトをご覧ください。
【コンペティション部門】
東京グランプリ
「暖~ヌアン」(フォ・ジェンチー監督/中国)
審査員特別賞
「スーツ」(バフティヤル・フドイナザーロフ監督/ロシア)
優秀監督賞
クリス・バレンティーン、ティル・テラー(「サンタ スモークス」/アメリカ)
優秀男優賞
香川照之(「暖~ヌアン」)
優秀女優賞
クリスティ・ジーン・フルスランダー(「サンタ スモークス」)
優秀芸術貢献賞
「スーツ」
【アジアの風2003】
アジア映画賞
「メモリー・オブ・マーダー/殺人の追憶」(ポン・ジュノ監督/韓国)
スペシャル・メンション
「嫉妬は我が力」(パク・チャノク監督/韓国)
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(マー・シャオイン監督/中国)
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