「オーシャンズ12」、12人目はフランス人!
2003年9月16日 12:00
「オーシャンズ12」に、フランス人俳優のヴァンサン・カッセルが出演することが分かった。ヴァンサンが演じるのは、ジョージ・クルーニー扮するダニー・オーシャンが率いる強盗グループの12人目。これまで、「ドーベルマン」「クリムゾン・リバー」「アレックス」などの話題作に出演しながらも、“モニカ・ベルッチの亭主”という肩書きに甘んじていたヴァンサンだが、「オーシャンズ12」で世界的スターの仲間入りを目指す。ちなみに、元妻のモニカはすでに「マトリックス・リローデッド」でハリウッド進出を果たしている。
この続編では、スティーブン・ソダーバーグ監督の復帰はもちろん、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアの出演も決定。前作ではラスベガスのカジノが舞台だったが、今度は、ローマ、パリ、アムステルダム、ニューヨークなど世界中の都市を舞台に、大きな盗みをはたらくことになるという。世界中でのロケを予定しているにもかかわらず、製作費は前作と変わらず8500万ドル(約100億円)。主演俳優たちは、前作よりもさらに大幅の給料カットを迫られる。撮影は04年2月からローマで開始。全米公開は04年の12月の予定だ。