「踊る2」が超ブレイク。20年ぶりの記録更新狙う
2003年7月22日 12:00

7月19日、全国408スクリーンで公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE2」が、公開3日間で観客動員126万人、興収18億円を超える驚異的なスタートダッシュで国内ボックスオフィスの1位に立った。これは公開劇場数の違いはあるものの、01年の「千と千尋の神隠し」の初日3日間の数字を上回るものであり、6月7日公開の「マトリックス・リローデッド」の同成績と比べてみても遜色がない水準で、今年の夏興行を制する可能性も高くなってきた。
公開前日の18日には、新作と前作を続けて上映する“前夜祭”がシネマメディアージュ(東京・台場)にて開催されたが、オールナイトの鑑賞を終えた観客の相当数が、そのまま日比谷のスカラ座や日比谷映画で行われた初日舞台挨拶に駆けつけるという熱狂ぶり。スカラ座での上映終了後には、15分間にも及ぶスタンディング・オベーションも発生し、挨拶に立った主演の織田裕二をはじめ、スタッフ、キャストたちを感動させた。また、病気療養中であったいかりや長介もこの日の舞台挨拶に登壇。元気な姿を見せ、ファンを安心させた。
なお、「踊る2」は実写の日本映画としては、83年の「南極物語」の記録(配収59億円、推定興収110億円)を20年ぶりに破る可能性が濃厚。先行して公開されている「マトリックス・リローデッド」「ターミネーター3」をも上回って、この夏一番の稼ぎ頭となる公算も高い。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント