ジョン・フランケンハイマー監督、急逝
2002年7月9日 12:00
7月7日(現地時間6日)、「ブラック・サンデー」(77)「RONIN」(98)などでメガホンをとった米の映画監督ジョン・フランケンハイマーが、脊髄手術の合併症による心臓発作のためロサンゼルスの病院で死去した。72歳だった。
ニューヨーク出身のフランケンハイマーは、米空軍の映画班で映画作りを学び、その後CBS放送に入社。57年に映画界入りし、イタリア系移民を描いた61年の「明日なき十代」で注目を集めた。力強い演出力をベースに幅広いテーマに挑み、60年代の「大列車作戦」(64)、「グラン・プリ」(66)などから、近年の「レインディア・ゲーム」(00)に至るまで、職人芸的な娯楽作品を輩出し続けた。晩年も衰えをみせなかったその製作意欲に敬意を表しつつ、氏の冥福を祈りたい。
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