ドパルデューが緊急手術!仏監督が来日会見で告白
2002年6月4日 12:00

本作はコンドームメーカーに勤める、地味で冴えない中年サラリーマンが主人公。会社をリストラされ絶体絶命の彼は、「自分は同性愛者」だと公言するよう隣人に入れ知恵される。そしてそれが彼を取り巻く環境、そして人生までも一変させ、最後には見事に立ち直っていくという、哀しくもおかしいフレンチコメディだ。
本作を通して伝えたいメッセージは? との質問には「社会習慣の変化を描きたかったんだ。20年前は自分が同性愛者だなんて言うことがはばかられていた時代。それが現代ではリストラを免れる立派な理由になるんだからね。といってもコンドームメーカーだから同性愛者をリストラできないわけだけど(笑)。僕は色々な差別が現代に近づくにつれてなくなってきていると思う。だから今回は、現代と数十年前の性差別におけるギャップを物語に取り入れてみようと思ったんだ」と茶目っ気たっぷりに語った。
また、撮影中のエピソードは? との問いに「これは少し哀しい出来事なんだが、ドパルデューが撮影前夜に急遽心臓の手術をしたんだ。とても心配したよ。鯨のような大男だからね」と意外な事実を語った。
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