「雨あがる」の小泉監督最新作、完成披露
2002年6月4日 12:00

原作は芥川作賞作家、南木佳士の同名小説で、妻の心の病をきっかけに東京から山里の村に移り住んだ夫婦と、地元の人々の温かい心の交流を描いた感動作。美しい奥信濃の四季の移り変わりを表現するため、小泉監督は本作の撮影に1年かけたという。その長い撮影期間について寺尾は「毎日撮影していたわけではないので、長野に戻る度、すぐ役に入り込めるかと心配でした。しかし、キャストやスタッフの顔を見るとすぐに馴染むことができたし、みんながまるで家族のようにスムーズに撮影が進みました」と、作品同様、温かな撮影現場を感じさせるコメント。また、完成した作品については「心に染み入る作品。観た感想をまわりの方に伝えてください」と自信たっぷりに語った。今秋、東宝洋画系にて公開予定。
関連ニュース





