堅牢な土台の上での創造
例えば、映画やドラマで観る卑弥呼は衣服を身に着けています。でも、あの服って一体何の素材から出来ており、それをどう織ったのでしょう? それを確かめるべき同時代的文献もない中で、「昔の日本人は何を着ていたのか」の疑問から、素材としてのカジノキに辿り着き、それを最新の科学的手法で証明し、どこから伝わったのかまで検証し、その上でそれを再現し、更に現代の新しい布にまでしようとする試みを描いたドキュメ... 続きを見る
青春時代の仲間、友人関係は「無垢」ではない
観た人の年齢によって、印象が違う映画だと思った。
つまり、「観た人自身の人生」に照らす内容が多い映画だということ。
映画自体の設定で言えば、主役の二人は20代そこそこの大学生。
本人なりに色々あった20年だとは思うが、社会にも出ていなくて、
ある程度、互いの家庭も含め「同じようなクラス」の人たちとだけ、
付き合っている時代だ。
20代の男性は、同年代の女性に比べて、
精神的に幼い(まぁ、... 続きを見る
ノーパンしゃぶしゃぶ
全編にわたって河合さんの演技の凄さが際立っていた作品だと思う。この人はどこまで登りつめるのだろう。最後のショットが何を意味しているかが唯一の疑問 続きを見る
当初はつまらなかったが・・
最初に観たときは「昔のエイリアンとストーリーも同じじゃん」と思ったが、宇多丸さんの映画評で「ヘッドハガーやチェストバスターなどを皆が知っている前提でこんな映画を作ったのはすごい、チェストバスターはCGではない」と聞き、急に凄い映画と思い始めた。 続きを見る
黒沢ワールドではなかった
黒沢清監督のサスペンス作品といえば、
独特の雰囲気とサスペンス要素が特徴的な【黒沢サスペンスワールド】が想起される。
しかし、本作においては、
その概念を覆すような異質(一般的にはノーマル)な世界観が展開されている。
どこが変わったのか?
従来の黒沢作品では、観客を不気味な空間に引き込み、
予測不能な展開で翻弄することが特徴であった。
しかし本作では、舞台となる主人公のアパート、
工... 続きを見る
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