キャストはもう少しどうにか...
これまでに数多くの作品が映像化され、長く愛され続けている池波作品ですから、いたずらにストーリーに手を加えることはご法度であると思います。それ故に作品の出来を左右する要素としてのキャスティングと演技は非常にウェイトが高くなる作品ではないかと思います。本作品におけるキャスティングがどのような事情でなされたのかは想像するほかありませんが、幸四郎さん、染五郎さんに拘る必然性があるのでしょうか?(世襲... 続きを見る
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地中海の強い日差しと抜けるような青い空と海はもう一つの主役
『イル・ポスティーノ 4Kデジタル・リマスター版』
製作30周年を記念して4Kデジタル映像になって11月8日(金)からリバイバル上映。
早速、角川シネマ有楽町さんにて鑑賞。
日本での公開は1996年の春。劇場での鑑賞は実に28年ぶり。
『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)のアルフレード役で知られるフィリップ・ノワレの最新作と知って劇場に足を運んだ記憶がありますね。
高名な詩人パプロ... 続きを見る
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回想するに足りる人生が、きっと良い人生なのでしょう。
<映画のことば>
「私たちは夫婦じゃないぞ。」
「そのことを、毎晩、神に感謝していますわ。」
人づきあいの煩わしさから、意図して社会的な孤立を選びとってきたイサク教授―。
たしかに、人づきあいを省略することで、一時的な安息を得、学究に勤(いそ)しむ時間も産み出すことができたのでしょうから、ある意味、本望だったのかも知れません。
しかし、その反面、内心では人との交際を絶つことの不安や、自ら... 続きを見る
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