努力に裏打ちされた輝き 三浦春馬をしのぶ
三浦春馬の所作は美しい。
以前WOWOWドラマ「ダイイング・アイ」を見た時、バーテンダーを演じる彼のシェイキングなど一連の動きの美しさと無駄のなさに驚いた。知人のバーテンダーに習ったり、バーに通ったりしてかなり練習したのだという。肩幅があってすらりと背の高い彼が指先まで神経の行き届いた所作を行なう様は、何とも言えずクールかつ上品な華やかさがあった。
本作でも、五代友厚が身につけていたで... 続きを見る
とにかく何も考えずに身を任せることこそが福田雄一作品の楽しみ方
三國志ファンがどう思うとか、そんなことを言い出すのは野暮ってもんで、福田雄一監督が大泉洋を主演に据えて独自の視点で三國志を描いたら、そりゃあこうなりますよ…ということです。
福田雄一的な笑いがてんこ盛り、キャストだって福田組の常連がずらり勢揃いし、嬉々とした面持ちで福田的な笑いを追い求めて懸命にひた走っている。
観る人、誰もアンハッピーになりません。とにかく何も考えずに座席にクテっと座り、ス... 続きを見る
この映画は全ての感動の要素を持っている!
鬼滅の刃は、類稀なる英雄像と、根源的な絆、卓越した物語、などで、史上最高の漫画であるだけでなく、あらゆるメディアの中で最高の芸術性が有ると思います。
何故なら、炭治郎の姿は究極の理想、どんな時にも諦めず、優しく、思いやり、絆を大切に、前進していく姿。
善逸のねずこへのひたむきな思い、伊ノ助の向上心、煉獄の正義感。
どれも、感動するだけでなく、自分もそうありたい、そう、思わせる求心力があります... 続きを見る
フォードが嫌いになる傑作
IMAX試写会で、拝見。
素晴らしい作品でした!
フェラーリ買収に失敗した挙句、エンツォ・フェラーリー社長に侮辱されたフォードが、雪辱のためル・マンでフェラーリに挑むお話。
しかし、観終わった印象は「これ『シェルビーvsフォード レオ・ビーブ副社長』じゃね?」って思ったくらい、敵はフォード社でした!
ってか、観終わったら「俺は一生フォードの車は買わない」「買えるならフェラーリがいい」と思いま... 続きを見る
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