映画を映画館で観る。映画ファンのためのトムからの贈り物
映画を映画館で観る。お金を払って観る。
当たり前のことだけど、そんな映画ファンのことを一番大切にしているトム・クルーズが映画ファンのためにつくってくれた映画。面白くない訳がない。
前作の主題歌から始まり、エンディングのこれまたヒットしそうなガガ様の歌まで、これが観たかったんだというか、期待を裏切らない。待った甲斐がありました。
バル・キルマーにメグ・ライアン、みんなこの映画からスターにな... 続きを見る
予備知識なしの鑑賞体験は是か非か
昨年は「THE FIRST SLAM DUNK」が事前情報を極力まで秘して公開を迎え、結果として大成功をおさめた。ただ、主要キャストの背番号に合わせたカウントダウン動画をちらりちらりと見せ込んでいたので、今回のような飢餓感を味わうことはなかった。
「風立ちぬ」から10年。まさか宮崎駿監督の最新作を観られるとも思っていなかったが、蓋を開けてみたらポスタービジュアル以外は何も情報がないまま公開... 続きを見る
トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。
シンセと鐘の音で始まるメインテーマが聞こえてくるだけでトリハダがたった。幕開けとともに空母から戦闘機が爆音を伴って発進する。36年前と同じケニー・ロギンス『Danger Zone』が流れると、早くも興奮が最高レベルに。
こんな調子で最後まで持つかなと思いながらも、空母に着艦する戦闘機がIMAXのスクリーンいっぱいに映し出されると、悶え死にしそうになる。
山岳の隘路を縫うように飛ぶシーン... 続きを見る
熱き時代劇愛が心をつかんで離さない
大評判のインディーズ作品なので満を持して鑑賞した。本作は幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップする時代劇コメディ。作品を構成する個々のエピソードに新味はない。しかしエピソードが熱過ぎる時代劇愛に溢れている。エピソードの繋ぎ方が緻密、巧みで面白い。大手映画会社が本作の脚本を読んで格安で時代劇撮影所を貸してくれたという話しも納得の作品である。
本作の主人公は、幕末の会津藩士・高坂新左衛門... 続きを見る
ジョーカーの喜劇的妄想が現実を侵食する恐怖と悲哀
「ハングオーバー」3部作のトッド・フィリップス、喜劇畑の職人監督という認識だったが、アメコミのヴィランを題材に、これほど深い人間洞察と確かな時代性とトリッキーな作劇を融合させた心理サスペンスを完成させるとは!
精神障害を持つ無名コメディアンが、ゴッサム市を恐怖と混乱に陥れるジョーカーになるまでを描く。彼が憧れる喜劇人役にロバート・デ・ニーロ。監督は「タクシードライバー」「キング・オブ・コメ... 続きを見る
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