今年鑑賞の映画『プペル』『ヤクザと家族』に共通するテーマ「生きづらい世の中」に偶然とは言い難い揃い踏み。
今年鑑賞の映画『プペル』『ヤクザと家族』に共通するテーマ「生きづらい世の中」に偶然とは言い難い揃い踏み。「善良な市民がリンチにおうとっても見過ごすのがご立派な人生ですか!」これが主人公、三上を象徴する人間性。弱きを助け強きを挫く魂は今や肯定すらも拒まれる世の中。乱闘を止めもせず、証拠映像にも残さず逃げ出す仲野太賀さん役に長澤まさみさん役が激高「あんたみたいなのが一番何も救わないのよ!!」の共... 続きを見る
「うーん」と唸ってしまう映画でした
予告が面白そうなサスペンス&中村倫也
ということで公開初日に見に行きました。
が、内容が内容なだけに良い意味でも悪い
意味でも「うーん」と唸ってしまいました。
映画のレビューとは関係ないかもですが、
今は治療に専念している清原翔さんも出演。
少しの間でしたが、やはり輝きを放っている
俳優さんだと感じました。テレビや映画で
また拝見できる日を楽しみにしています。 続きを見る
広い空の下の狭い世界で見つけた人の温かさ
今日も空は広い。世界が狭くなっても、人の心が小さくなっても。それでも優しく手を差し伸べてくれる人もきっといて、特に知らない同士の関係 = 赤の他人同然だったときはそりゃ無理解に冷たく感じられても、時間をかけて分かりあえば。西川監督の師匠・是枝さんより分かりやすい起伏の付け方に、時折コミカルさも交えた語り口(ex.『夢売るふたり』)。タイトルはなにも楽観的に世界はお花畑だとか言うわけじゃない。... 続きを見る
映画は演出を堪能するものなんだなと実感
普通じゃない男が普通になる、なれるのか、というお話。
ここのところ見てた邦画の中では圧倒的にいい。逆にこれをみると、やはり映画の醍醐味は各パートの総合力なんだな、と思う。改めて監督力の光る映画だな、と。
笠松則通さんのカメラがいい。ここ、というところに感情とともに入り込む。音楽もいいところで鳴る。過度ではない皆寄り添って世界を作り上げてる。
俳優陣も豪華。同じように丁寧にキャスティングされて... 続きを見る
怨み節から見上げてごらん・・へ
時代は変わる。
まさか梶さんが、夜空の星を~って唄いあげる姿(ステキです)
映画は西川監督の珍しい原作物。しかし社会に対する切り口は鋭くて、刑余者の社会復帰・アンガーマネジメント・生活保護行政の問題・マスメディアについて等々あげたらきりなく出てくるのだが、それぞれの当事者が真摯に向かいあっているのでとても爽やかな気分にはなれる。
最後は残念な結末で、だが俯瞰ショットで残された者たちへ凛々... 続きを見る
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