劇場公開日 2024年4月26日

悪は存在しないのレビュー・感想・評価

全236件中、101~120件目を表示

5.0拓は、鹿だった。

2024年5月14日
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鑑賞方法:映画館

悪は存在するし、しない。
どこに視座をおくのかによって、その解釈は人も動物もそれぞれ。

結局のところ拓は、鹿だったのかもしれません。

私たち人間も動物も同じで、それぞれの価値観の基で生きており
悪はそもそも存在しないし、善も存在しない。
ならば、そもそも悪ってなんだろう?善ってなんだろう?とまで思考が及びます。

現社会や実生活を取り巻く状況を見つめると、人間って実に身勝手な生き物だと感じます。

濱口監督の映画は、フレーム外でキャラクターとストーリーが生きている。
オーディエンスに思考を巡らせる。

こういう意図と目的を以て、脚本を書き、この映像を仕上げる。
濱口監督は、天才だと思います。

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RYO

3.5自然な風と川のせせらぎ。

2024年5月14日
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鑑賞方法:映画館
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SAKURAI

3.0ラスト不明の名作

2024年5月14日
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ラスト20分までは環境問題、人間関係だのと色々と楽しませる映画であり、ラストがどうなるのか?ラスト次第では名作にも駄作にもなるなと思い、ラストは総キタカの不明な映画。このラストだから不明で名作で迷作。「聖なる鹿殺し」でさえ意味はあった。どちらかと言うと「ラム」に似ている。ラストどうなるのどうなるのと高みに感情を置いといて、置きっぱなし。
監督の演出勝ちの映画だと思う。
棒読み、長回しが生きる映画であり、ここまで成功した監督は日本ではまであると思う。
この監督はこの路線で生きていくしかないのか?

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ルイ

4.5わかるところとわからないところ

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

 序盤は退屈だった。住民説明会の展開は明確だった。その後、説明側は、重要人物を取り込もうとするが、思うようにならない。自分自身も、持ち場で恣意的権力者に取り込まれないように警戒し、抵抗しているので、共感できた。しかし、結末への展開は、意味不明。

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てつ

4.0その地の掟を汚すことも、目撃することも憚られるのかもしれません

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

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Dr.Hawk

4.0ラストシーン、監督の勇気に感心した

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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shige0052

3.5自然

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

山や川の自然と、登場人物達の自然さがマッチしていました。
初め、皆さんの棒読みに唖然としましたが、次第にその素朴さが心地よくなりました。

芸能事務所の男性は、俳優経験もあるとのことで(?)、嫌な感じも、変化していく様子も、安心してみていられました。一番人間らしくて、個人的に気に入りました。

内容は、どのようにも取れますが、描かれた事実だけ受け取っても良いかと思います。

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Mikikar

4.5水は低いところに流れる

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

わかりやすく、面白く描かれているところもあり、登場人物それぞれの言い分も的確で、退屈することもなく、油断して観ていたら、ラストでガツンと衝撃を喰らって、呆然としなから映画館をでて、しばらくすると映画のさまざまな場面がよみがえり、新しい世界へたどり着いたような気分になる、そんな不思議な映画だった。

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ちやのゆ

4.0気持ちがザワザワする

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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nakadakan

1.0なんにも語っていない

2024年5月12日
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ふふふ。

4.0自然との共存の難しさ

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

擬人化した自然がもたらす、予測不能な結末だと感じました
自然との共存しようとしても、時には地震などで命を落としてしまいます
自然は生態系のバランスを取るため、まったく悪くない人も殺してしまう。悪は存在しない、というのも、「悪い人」ではないということだと最後のシーンを見て、しばらく考えた後、思いました。なので演技が下手ではなく、なにものにも動じない自然を演じていたのですね

住民説明会までは眠たいのですが、途中から惹き込まれていきます

もう一度、観たいと思います

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ともゆき

3.5結果としての生死は重要ではない

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

濱口監督は2011年の震災時に在学していた東京藝術大学からの派遣スタッフとして現地に入り津波を体験した地元住民のインタビューを大量に撮影したそうで「自然(津波)は悪?じゃ自然界の一部である人間は?」というテーマは当時からずっと抱き続けていたのだろう。記者会見でタイトルについて「普段の生活の中で考えないようなことを考えさせてくれることを期待して」と述べているけれど、観客はあまりにも考えさせられ過ぎて困る。面白い映画であることは間違いないが悲しいかなこの制作規模では「自然と人間」を描くにはあまりにもスケールが小さくちゃちくて薪割り水汲み山菜摘み果ては動かぬ剥製の鹿ではとうてい山に生きる男としての説得力を得られるものではなく、実写映画を観るというよりはむしろ挿絵付きの小説を読んで映像を補完している感覚に近い。前作「ドライブ・マイ・カー」では「イタリア式本読み」と呼ばれる感情を込めない演技指導が話題となったが、今作はまさに主人公の巧(大美賀均)が100%棒読みの素人であるのに対し、自然を蹂躙しに東京からやってくる高橋(小坂竜士)はどちらかというと大きめの芝居でそれぞれの立場を反映し対立軸がはっきりして良かった。近づいているようで、親密さを増していくかのようで、その間の溝が埋まることはない。友人と一緒に観た後居酒屋に入りエンディングの解釈で議論するにふさわしい映画で監督はそれを狙っているという狡さ。でも答えはスリーパーをかまされた高橋が発した台詞に示されている通り「なんなんだ?!」

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たあちゃん

4.5【"自覚無き悪は存在する。”長野県の架空の山麓の自然豊かな町を舞台に、大都会に住む人間の”自覚無き悪意ある業”によって起きた出来事を描いた作品。衝撃的なラストシーンは忘れ難い作品でもある。】

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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NOBU

0.5え、つまんない 謎が多すぎるし、何が評価されたの?

2024年5月12日
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え、つまんない
謎が多すぎるし、何が評価されたの?

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とよ

4.0自然が主役級

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

ル・シネマ渋谷宮下で鑑賞🎥

冒頭のカメラを真上方向に向けて木々の枝を仰ぎながらズンズン進む映像から引き込まれた感じだった。普段、真上を見ながら自然の中を歩くことなど無いので、とても新鮮な風景に見えた。
カメラは信州の山村の自然を次々と切り取って、スクリーンに映される。バックでは音楽が流れ、「これは自然を描く映画だよ」と濱口監督が言っているような映画🌿🍃🦌

「きれいな水」が山村の人々にはとても大事な生活基盤であり、薪割りして火にくべるような生活も続けている自然と人間が上手に共存している村。
そんな村にグランピング場を作ろうとする会社の人間が、山村の人々に説明会を開くが、こてんぱんにやられる会社側の2人。彼らも会社に戻ってから再び山村を訪れた時には住民側に寄り添おうとする気持ちを持ち始めるのだが……といった流れで物語は進む。

あの清流で作ったうどんorそば、食べてみたい!😊

ラストは「えっ!」という驚きで、「その後どうなるの?」はスクリーンの霧の中🌪️🌪️🌪️

自然を映した映像が素晴らしく、濱口監督なかなかの佳作であった🎥✨

<映倫No.124282>

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たいちぃ

5.0Untitled

2024年5月12日
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ブレミン

4.0確かに悪は存在しないが犯罪はある。

2024年5月11日
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難しい

寝られる

子鹿を守るために親鹿は躊躇しないだろう。
相手が猟師であろうと少女であろうと。

環境を守るために全力で抵抗する人もいるだろう。
相手が親切で好意を持っていても。

そんな抵抗や反動は悪ではない。
正当防衛行為なのだ。
それがたとえ傷害以上の行為だとしても。

野山の自然の静寂な環境の中で何かが起こることは悪ではないが、人間社会環境から見れば犯罪となってしまう。

これを理不尽、不条理という人も居れば、言われる人もいる。

いつからか自然も社会環境の一部となったからか!?

毎週、山歩きをする者として自然の社会化は、
文明の高度化と比例する故に仕方ないことと諦めるより仕方ない。

要約すると、「無用の用」 なのか? 老子

ちと、違うなぁ…

(^_^)

悪は存在しない
劇場公開日:2024年4月26日 106分

「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど国際的に高く評価される濱口竜介監督が、
カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭のひとつであるベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)受賞を果たした長編作品。
「ドライブ・マイ・カー」でもタッグを組んだ音楽家・シンガーソングライターの石橋英子と濱口監督による共同企画として誕生した。

自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、
東京からも近いため近年移住者が増加傾向にあり、ごく緩やかに発展している。

代々その地に暮らす巧は、娘の花とともに自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送っているが、ある時、家の近くでグランピング場の設営計画が持ち上がる。
それは、コロナ禍のあおりで経営難に陥った芸能事務所が、政府からの補助金を得て計画したものだった。
しかし、彼らが町の水源に汚水を流そうとしていることがわかったことから町内に動揺が広がり、巧たちの静かな生活にも思わぬ余波が及ぶことになる。

石橋がライブパフォーマンスのための映像を濱口監督に依頼したことから、プロジェクトがスタート。
その音楽ライブ用の映像を制作する過程で、1本の長編映画としての本作も誕生した。
2023年・第80回ベネチア国際映画祭では銀獅子賞(審査員大賞)を受賞したほか、映画祭本体とは別機関から授与される国際批評家連盟賞、映画企業特別賞、人・職場・環境賞の3つの独立賞も受賞した。

悪は存在しない
劇場公開日:2024年4月26日 106分

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カール@山口三

2.0噛み応えがあるね

2024年5月11日
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同じ日に観た「あまろっく」は娘と父親の暮らしのもとに後妻が来る話。
一方、こっちは自然豊かな地区に暮らす人々のもとにキャンプ場計画が持ち込まれる話。
どちらも外界と自分達とをどうバランスを取るかという点で似てるけど、味わいは全く違う。

料理に例えるなら、「あまろっく」は劇中にでてくるハンバーグやコロッケ。みんなが好きで美味しい。けど、意外性は無いかな。

こっちは、ブロック肉と畑から掘った玉葱、ジャガイモをぶつ切りにして皿に盛ってドン!。
ラストまで観た観客は「話(調理)はもう終わり?」となったまま、どう消化するのか戸惑うばかりです。

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DKawa

3.5善と悪とは

2024年5月11日
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難しい

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まこやん

3.5自分はどの人物なんだろうか。

2024年5月11日
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moonchild