劇場公開日 2024年4月26日

悪は存在しないのレビュー・感想・評価

全200件中、41~60件目を表示

2.0物語りきる撮り手の責任。

2024年5月20日
iPhoneアプリから投稿

広げた風呂敷を畳む責任が撮り手にはある。
畳まず寧ろ尚広げて幕、なんて。
序盤から読めない展開で、
遂に意外なキャラに焦点が当たり、これは!と乗った。
中盤の薪のシーンのアレで突如幕なら傑作だったろう。
以後全部不要。
繰り返す。
注目の監督よ、物語りきる責任の再考を。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
きねまっきい

5.0なぜ殺したか?

2024年5月19日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
マル

3.5面白いけど分からない

2024年5月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京近郊の山間部にある町が舞台。
始まって暫くは美しい自然の中の生活が淡々と描かれる。ちょっと退屈になってきた頃に、山にキャンプ場を作る計画を企業が持ってきて話が動き始める。
計画通りにキャンプ場を作りたい企業と、不安にかられる町の住人、間に立たされる担当の社員2人。
ここからの展開が面白い。特に会話が秀悦だ。また、少し間延びした感じの編集が不安感や不信感を増していく。
展開や人物像が多層的になって、惹きつけられていく。
しかし、訪れるラストシーン。その意味が僕には分からなかった。良い悪い訳ではなく、自分の理解できる範疇を超えてしまった。意味が知りたい。興味が尽きない。
それも含めて、かなり面白かった一本。

森に見られてるって事か…?

#悪は存在しない

コメントする (0件)
共感した! 0件)
naichin

4.0悪は存在しない

2024年5月19日
PCから投稿

最初30分くらい退屈だったが、登場人物の会話が始まり、引き込まれたところで突然終わった。解釈は見る人に委ねるのかもしれないが、もう少しだけわかりやすいとありがたかった。皆さんのラストの解釈を調べながら帰るという…それ以外は印象的なシーンも多いし、樹木を通して人を見る場面や、水に写る風景などが美しく、こういう作品は評価が高いだろうなと納得の映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
しなもん

4.0長野県水挽町。 自然豊かな小さな町。 小学生の娘・花(西川玲)とふ...

2024年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
りゃんひさ

4.5とても、哲学的な映画で、この映画を観た人と話してみたくなる。

2024年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

ミニシアターで鑑賞、珍しく20代、30代の若い人が多くて、場内いつになく活気を感じました。

「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さん原作にしてはとても分かりやすい、観やすい映画でした。
この映画も、不穏なものを感じながらも、出だしから流れに乗って、没入できました。
で、ラスト。
日本映画での置いてきぼりは、なかなかなかったので、おー、私は、巧さんのこと何もわかっていなかったのね、と衝撃を受けました。

いやいや、でも、巧さん。
父親として見た時、たいがいにせーよと思うこと、花ちゃんにめちゃめちゃしてますよ。
自然の使者のような顔して、他者を断罪していいのか?レベルの。

もし、これがSF映画で、実は巧さん、アンドロイドでしたーというオチがあった方が、私は救われた気がします。
どんな大義名分があっても、話し合いもなく問答無用で、異なる価値観の人を排除する人間が増えていくなら、私は自分を表現することが怖くなります。
けれど、同時に、その中でも、自分らしく生きていきたいなと強く思いました。

この映画を観た後、ロビーで15分ほど、隣席の大学生と感想を共有しました。
私のザワザワした気持ちも落ち着きました。
濱口監督の作品をいくつか勧められたので、それらを今度観ようと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
のりたまちび

3.0悪は存在しない

2024年5月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ラストシーンが意味不明。どう解釈したらいいのか? 映画みてしばらくたっても、心に残るというのか? 忘れられないというのか? こんな映画はあまりない。何だったー そしてすっきりしない
映像は美しく、詩的ではありました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Yumeko

4.0濱口監督作品は難解そのものだ!余韻だ!

2024年5月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
鹿ちゃん

3.5何だったのか?

2024年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

鑑賞者に疑問を投げかける映画が良いのか悪いのかはわからない。自分たち夫婦で色々議論したので、良い映画なんだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hanataro2

4.5人間は悪には足りえない

2024年5月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
em2

4.0みな死ぬまで生きていく

2024年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

花は生きていた。高橋も生きている。だが母(妻)はいない。
薄暮のような夜明けのようなあのシーンは、すべて巧の、後(のち)の夢である。
ゆらゆらと立ち上り循環する水のように、
時間はかならずしも一直線に流れるわけではない。
矢負いの巧・花親子の傷を癒すバランサーは意外に黛さんかもしれず、
たとえば5年後、あのベランダで、いっしょに夕日をみているかもしれない。
ああ、観賞後数日してようやく回せましたよ私のカメラ……おいっ 濱口さんっ!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
azumi

4.5とても面白かったです

2024年5月17日
PCから投稿

問題のラストをどう捉えるか、人それぞれ違っているでしょう。

私は、希望が欲しい気もしつつ、感じ方としては『怪物』と同じで悲しい最後です。

淡々として見えていましたが、巧の抱えていた闇は想像以上に大きかったのではないかな、と思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ほりもぐ

2.0衝撃!、どっちなの?

2024年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
だるまん

4.0けっこうよかった

2024年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
吉泉知彦

5.0どんより残る

2024年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

途中からストーリーを追うのをやめた。映像や音、切り取られた人や会話のテンポ、雰囲気からタイトルに込められた善悪の存在を考えた。

自然に善悪を感じるのは、人が自然とは別のものとして自分を認識したときからはじまるのだろう。

共生という言葉も都合のよい言葉だろう。
「問い」をもらう映画は久しぶりだった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mark

4.0結末(答え)は存在しない

2024年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ネタバレなのかどうかは分かりませんが、自己解釈はあるので鑑賞前情報を入れたくない人はご注意を

濱口監督作品なのに大阪ではナナゲイとシネヌーヴォしか上映していないのでちょっと出遅れての鑑賞でした。
相変わらず予備知識は全く無し(強いて言えばタイトルが先入観になっていたかも知れない)で鑑賞しましたが、面白いというよりメチャクチャ引き込まれました。
でラスト、ひょっとしたらこれで終わるのか?と予感した途端にエンドクレジットが流れ出しました。
見ていた誰しもが突然に家から放り出された様な、そんな茫然とした感覚になったと思います。特に、映画には起・承・転・結があるものだと疑わない一般観客は目が点になって劇場を後にしたのでしょうね。
まあ、起承転結は有るには有ったのだけど、見方を変えると起・起・起・結だったかも知れないし、起・起・起・起だったのかも知れない様な構成でもありました。
本作は見ていて大雑把に四部構成だったので、その切り替えが非常にトリッキーでもあり、自分が何を見せられているのか分からなくなりつつ、何処に向って行くのかの興味だけは肥大して行く感じですかね。
あと台詞の全てが伏線の様な役割があり、前の台詞の一言一言を思い出させるシーンが次にちゃんと用意され緊張感を煽っていました。この辺りも非常に技巧的だと思え、ある意味サスペンス映画の様な錯覚に陥るのですが、それがこの物語のテーマと嚙み合っていない様にも感じられて、作り手に翻弄されている様な気分にもなりました。

でも、シンプルに見ると本作は“自然対人間”のお話であって、タイトルも厳密に言うと『自然には悪は存在しない。悪は人間だけの概念である』という事だと思います。
四部構成と言いましたが、起の一部がプロローグで“自然vsそこに生きる人”(自然と人との共生)を描き、承の二部がグランピング説明会で“そこに生きる人vs侵入者”(正vs否又は善意vs悪意)を描き、転の三部ではいよいよ善悪の闘いかと思いきや説明者の本音が語られることにより善VS悪の予想が裏切られ(理解VS非理解)という展開にとなり、結の四部では今までの二部・三部の展開が無かったかのように、一番自然に近い人である娘の迷子からの結末に至る。そして、最後のシーンが何だったのか?という謎を残した(説明を拒否した)まま映画を終わらせている。
早い話、最後は観客である貴方自身で考えて(感じて)下さいという事である。

面白い面白くない・好き嫌いは別にして、これが濱口竜介監督の映画なのだという事が理解出来たらそれで良いのだと思います。
で、私の感想は非常に面白かったがテーマ(自然と人間の関係性)やポスターにあるコピーの「これは、君の話になる-」に対しての答えを見つけたいとは思わなかったかな。

追記.
家に帰ってから感想を書き始めて思い出したのですが、この子役の写真が誰かに似ているのを思い出した結果、ロシア映画『草原の実験』('14)の少女でした。(フォトギャラー参照)
そこで、更にあの映画のラストと本作のラストって、ひょっとして似ているのかも知れないという気もしてきました。
片や“自然”片や“核爆弾”の違いはありましたが、人間が相手にできないモノに対して同じ運命を辿った様な気がしてきました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シューテツ

4.0難解

2024年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 10件)
アプソ

3.5真実は人の数だけ存在する

2024年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「ドライブ・マイ・カー」を、そんなに好きではないけれど、終始退屈せず集中して鑑賞して観た者です。話題になっているけど解説やレビューではどうにもイメージが湧かず、自分の目で観に行くことにしました。

環境問題が題材かと思えばそうでもなく、誰かの立場に立って反対勢力を糾弾するものでもなく、淡々とした雰囲気がリアルだなと思いました。でも大音量のBGMが急に消えたり、効果音がバーンと始まったりと場面の切り替えが派手で、自然や田舎暮らしの情景の映像がやたらと美しかったりするので、静かでも退屈せず集中できます。
悪は存在しない、というタイトルのとおり、絶対悪や絶対善などというものはなく、みんな自分の都合で自分で優先順位をつけて生きていくしかないなぁと思いました。自分で決めるのが怖いという人が、なんやかんやと後付けで理由(言い訳?)をつけて後ろ盾にするんだろうなと。
ラストはある程度想像していましたが、想像を超えるレベルでした。監督に「あとは自分で考えてね」と言われたような気分です。
何事も白黒はっきりさせたい方はイライラするかもしれませんが、人間の不条理を面白がれる方には一見の価値あり!の作品です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
かつのじょう

4.0最初は素人なのか

2024年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

最初は素人見たいな映画でした。
カメラで追っかけるシーンではピンとは合って無いし。
だんだんと引き込まれる。
自然をテーマとしているので映像は段々良くなります。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こえん

2.0映画館で見て良かった

2024年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あまり、良い意味ではない。家で見ていたら、チャンネルを変えるか早送りしてしまっただろう

いわゆる悪の裏にもある事情や立場があり、悪が存在しない事を、表現したかったのだろうか?
だとしたら、世の中にまみれてしまった身として、個々のキャラクターが抱える事情や立場に感情移入してしまえるものの、その時感じた自身の悪意を
思い出してしまい、悪は存在しないとは思えなかった。
監督が意図しているのは、そんな簡単な事で無く、一周回って、その悪すら許されるべきで、存在しないといいたいのだろうか?

いろいろ、考える作品は好きだけれど、自身が答えにたどりつけなかった自分の力不足を棚に上げ、答えにたどりつけなかった作品の評価を低くするのは、お金払って映画館にいたのだから、悪では無いと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぷりん