「愛と音楽とガンジャ」ボブ・マーリー ONE LOVE bionさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と音楽とガンジャ
音楽は好きだけど、レゲエは苦手な分野。空いた時間で鑑賞できるのがこの作品だったという超消極的な動機で鑑賞。
レゲエは好きではないが、ミュージシャンの自伝物としては、よくできている。
ボブや妻たちが銃で襲撃されるというショッキングな出来事から始まり、不幸な生い立ちや独特の思想に傾倒していくエピソードを挟みながら、ボブ・マーリーが世界的ミュージシャンになっていく様子を描く。
エクソダスを生み出すシーンがあるのだが、音楽好きな自分にはたまらなく面白い。エクソダスという映画のサントラを気に入ったメンバーが大音量で流す。ボブもその音楽を気に入り、エクソダスという単語から詞と旋律が閃く。
ドラムが加わり、続いてギターの音が重なり、あっという間にセッションが始まる。
名曲って降りてくるんだね。
平和を愛する思想家としてのボブだけでなく、人間的な弱さも描かれる。
レゲエは苦手なままですが、ボブ・マーリーの思想にはとことん興味が湧いてくる作品でございます。
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