私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

劇場公開日:2023年10月20日

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

解説・あらすじ

イザベル・ユペールが主演を務め、フランスの原子力会社の労働組合代表が国家的スキャンダルに巻き込まれていく姿を、実話を基に描いた社会派サスペンス。

世界最大の原子力企業アレバ社のフランス民主労働組合代表を務めるモーリーン・カーニーは、中国とのハイリスクな極秘取引を知り、会社の未来と従業員の雇用を守るため内部告発をする。やがてモーリーンは自宅で襲われるが、権力側は彼女の自作自演だと自白を強要。モーリーンは屈することなく、政府の閣僚や企業のトップを相手に捨て身の覚悟で立ち向かっていく。

共演は「デリシュ!」のグレゴリー・ガドゥボワ、「ヒトラー 最期の12日間」のアレクサンドラ・マリア・ララ。「ルーヴルの怪人」のジャン=ポール・サロメがメガホンをとり、サロメ監督と「ローズメイカー 奇跡のバラ」のファデット・ドゥルアールが共同で脚本を担当。

2022年製作/121分/G/フランス・ドイツ合作
原題または英題:La Syndicaliste
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:2023年10月20日

スタッフ・キャスト

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(C)2022 le Bureau Films-Heimatfilm GmbH + CO KG-France 2 Cinema

映画レビュー

3.5 モーリーン・カーニー事件

2025年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

 無罪を勝ち取って、解決へ一歩 近づいた という 希望がある終り方ですが、全然スッキリしません。
 人も 会社も 全て実名を使っていてリアルで、闇深い話で怖いです。

ー---ー----ー--
映画公式サイトによると、
モーリーン・カーニー本人は、
「現実は映画よりもっとひどかった」と語っており、
暴力を受けた経験を持つ女性へのアドバイスは、
「友情をあきらめないこと」。
壊されたメンタルを癒すために、
「愛情や優しさは重要で、
それこそが真実にアクセスさせ、
プライドを復活させることを可能にするものだ」
と話しています。
「辛抱強く、決してあきらめなければ、
最後にはそこにたどり着くことができる」
という母親の教えを彼女は大切にしているそうです。

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共感した! 3件)
Don-chan

1.0 あえて、共感せし。冷静に見ようこの映画。

2025年8月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 3件)
マサシ

未評価 日本人としても恐ろしい

2025年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 フランスの巨大原子力企業アレバの闇を組合代表として暴いて行く女性の物語と思っていたら、口封じの性加害とセカンド・レイプを巡る捜査と裁判の物語であると分かって来ます。真相究明を巡る描写も生々しく、男の僕でも少し辛くなる場面もありました。それにしても、これが事実に基づく話である事が空恐ろしい。イザベル・ユペールはこんな時にも毅然と立ち上がるなぁ。

 アレバを実名で取り上げているのも凄いのですが、このアレバこそ、結局使い物にならなかった汚染水処理装置をフクイチに巨額で売った企業である事を思うと、日本人としては別の意味で恐ろしくなりました。

  2023/12/7 鑑賞

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La Strada

3.5 国家権力の闇に葬られる名も無き声たち

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

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レント

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