劇場公開日 2023年9月15日

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ダンサー イン Parisのレビュー・感想・評価

全78件中、21~40件目を表示

4.0バレエとコンテンポラリーダンスの演技が素晴らしいです。踊っていない場面でもテンポの良さが感じられ、見ていて気持ちの良い作品です。

2023年11月3日
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鑑賞方法:映画館
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もりのいぶき

4.5ダンスへの愛と人生応援物語

2023年10月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

冒頭のクラッシックバレーの舞台のシーン。
ここでやらかしちゃうんだよね…のドキドキ以降は、
結構早い段階から前向きな風が吹いてる作品で、
終始、笑顔で観ていた気がします。

微笑ましく笑ってしまうシーンも多く
まず、医学療法士のヤンね。
彼女と別れて、エリーズより打ちひしがれ過ぎ!泣き過ぎ!!ナイーヴ過ぎ!!!
後半の勘違いも、もー、困ったちゃんやん…って、半分呆れ笑いさせてくれました。
憎めない大きな子ども。

サブリナとロイックのカップルも、お似合い。
サブリナ、ちょっと、気強すぎだよー 笑
結構、普通に褒めているのに、深読みして怒っちゃって…
でも、ロイック、が優しいから、良いカップルバランス。

そして、お父さん!
エリーズのコンテンポラリーダンスの練習での、なんともいえない戸惑った動きと、
ラストのショーの客席で見せた涙が素晴らしくって…。
言葉は少ないけれども、娘への深い深い愛情を感じました。
って考えると、レジデンスのオーナーふくめて、嫌な人が一人も出てこない!
みーんな、それぞれに個性的でそれぞれに素敵。
 だから、終始笑顔。

監督のダンス愛と、人間の再生の力を信じる人間愛と、
とても気持ちが明るくなりました!!!
そして、ダンサーのみなさんの身体能力に惚れ惚れ。

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hkr21

5.0完璧な人生を送っている人"以外の"全ての人にとって観る価値あり

2023年10月29日
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知的

難しい

幸せ

【古いアカウントで投稿していたので、削除して再投稿します】

とにかく優しく、美しい映画でした。
映画は、完璧な美貌と技量を持つ(らしい)プリマドンナ=主人公がステージ上のカーテンの覗き穴から幕前の客席に誰かを探すシーンから始まります。その舞台で主人公の心と人生を揺さぶる出来事が起こった後、そのままスタイリッシュなオープニング映像に繋がって行き、一気にストーリーに引き込まれてしまいます。
冒頭の5分位の中に監督の腕前が凝縮されていて、このまま最後まで映画の世界に没入して行ける感じです。
ストーリーは、簡単に言うと「挫折と再生」そして「家族」の物語。ほとんどヒネリもないシンプルなものですが、登場人物や舞台設定がとにかく美しく、一つひとつのエピソードと登場人物の心の動きが丁寧に描かれていきます。
特に、随所に散りばめられたダンスシーンがとにかくキレイなので、それを見ているだけで全く飽きずに最後まで観られます。
主人公は冒頭のシーンでこそ完成された”美しさ”と”強さ”を備えたバレリーナとして描かれますが、そのあとは全編を通して、ほぼ化粧っ気のない等身大の悩める26才の女性であり、そのギャップがいい感じで物語を活き活きとさせています。

結構生々しいシーンがあったり(但し、暴力的描写は一切ない)、登場人物が激しく意見をぶつけ合ったりするんですが、終始カラッとして嫌味がないのは、多分フランスのサバサバした文化、国民性に拠るところが大きいと思います。
邦画で同じことをやったら結構ウエットな感じになって、同じような映画にはならないでしょう。
逆にそれを無理にやろうとしたらかなりの違和感が出そうな気がします。
最近のフランス映画というと、根強く存在する階層間の対立や貧富の差などの社会問題を反映した、陰鬱で殺伐としたテーマのものも多い印象を持っていますが、この映画には全くそんなところがありません。

これからこの映画を観る人に一つアドバイスするとしたら、
この映画には、意外性を狙った展開や、敢えて聴衆の心をザワつかせるような奇をてらった出来事、演出は一切ないので、最後まで安心してストーリーに入り込んで主人公やそれを取り巻く登場人物達の再生と成長の物語を見届けて下さい
と言いたいです。

P.S.
誰かのレビューにもありましたが、確かにこの映画のテーマを何も表現していない邦題はちょっといただけませんね。1年もたったら忘れてしまいそうなありふれた名前です。
原題は En Corps(英語でIn Bodyの意)、アメリカ題の Rise の方がまだ大分マシだと思います。

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K2

4.0肉体の佇まいと美しさに感動

2023年10月28日
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笑える

興奮

ダンス、ダンス、ダンスの映画でした。
パリ・オペラ座のダンサーの大怪我からの復帰を描いた映画で、主役のマリオン・バルボーが見事なダンスを披露しています。
ダンサーの肉体を余す事なくスクリーン上に披露しており、遠目でみる舞台の踊りと比べ、近くで見るリビングで踊るダンスは、ゾクッとするほど魅力的でした。
コーラスの声をバックに、殺される真似をしていたシェフは、ゴッドファーザーを真似したものでしょうか。
時々入るコミカルシーンも良かったです。
整体師のヤン残念な男前で、最高です。

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のっぽ

3.0ダンサーによるダンス映画

2023年10月24日
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パリ・オペラ座のバレエダンサーでコンテンポラリーダンスも踊れる、
マリオン・バルボーの初主演作。

コンテンポラリーダンスで有名なホフェッシュ・シェクターが本人役で出演というから、
ダンサー達によるダンス映画☆

ストーリーも怪我で挫折したバレリーナがコンテンポラリーダンス出会う、
というシンプルなもの。
バレエの舞台から、練習風景、コンテンポラリーダンスの練習風景から、舞台へ。

ダンサー達の身体の使い方が本当に美しいし、その美しさを堪能するための作品。
身体を使った表現って何て素敵なんだろう♪

自分も体を使ってみたくなってしまう…(けど、無理)

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kinako-cat

3.0コンテンポラリー

2023年10月23日
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鑑賞方法:映画館

内容は「裸足のままで」とやや似ていた。コンテンポラリーダンスはよく分からないが、何かすごかった。

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hanataro2

4.5邦題だっせ!

2023年10月19日
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泣ける

興奮

幸せ

普段は極力最後列で鑑賞しますが、今回は最前列で鑑賞しました。
まるで特等席で舞台を観に来たかのような感覚でしたのでおすすめです。

自分もダンス経験があるため
怪我で今後のキャリアが閉ざされる序盤のシーンは心底胸が痛くなった。
しかしそこを乗り越えたらそれはそれは素晴らしい作品。

コンテンポラリーやJAZZは
HIPHOPなど他のジャンルのダンスとは違い
「こうすれば上手くなる」という明確な要素(基礎煉)が無いので
ニュアンスが多く最も難しいジャンルかと思われます。
(ダンス初心者でコンテンポラリーを始める人は滅多にいないと思いますが...)
お父さん、「悪くはない」の言い方に悪意はないのよねきっと
無自覚に人を傷つけるとはこういうことかと
同様の感情を抱いても言葉表現の仕方で受け取り方の満足度も大きく変わる。
コンテンポラリーダンスと似たものを感じられるシーンでした

しかし、“ダンサー イン Paris”って…
そこまでいくならParisもカタカナ表記でええやろ!
そもそもその邦題がダメダメなんですけどね。
どうしても”~インザダーク”が浮かんで鑑賞前に変な覚悟を持ってしまった

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葉

4.0バレエの美しさが光る

2023年10月16日
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ジョニーデブ

4.0強烈!!オープニングとラストのダンス

Mさん
2023年10月14日
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を見るだけでも価値があります。
「コンテンポラリーダンス」というと、どうしてもNHK「LIFE!」でタクヤシモムラさんが最初に踊ったものがあまりにも強烈だったので、それを思い出してしまっていました。でも、この映画を見て、「コンテンポラリーダンス」に対するイメージも少しはぬぐえました。
あと、エリーズは久本雅美さんにそっくりだった。(ちょっとだけ岩城滉一)

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M

4.0生きる事を表現する

2023年10月12日
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好き。神取忍(似)だろうな一番の要因は。目力と説得力が抜群。それ以外はフランス映画の王道と言えばそれまでだが、それも良い。残念なヤンとか世間で言われる家庭に関してダメなパパとかの顛末も最高だしね。全員に答えを出してくれる良い作品でした。
コンテンポラリーダンスの彼は本当にやってる人なんですね。ヒップホップバトルのダンスが好きだったなぁ。生きている事を全肯定出来る良い映画なので、広く皆に観て欲しいと思えました。愛おしく残念なヤンに気持ちを添えて笑。

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lynx09b

4.0古典から前衛へ

2023年10月12日
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ダンスシーンがとてもかっこいい。

古典的なバレエのシーンも
前衛的なコンテンポラリーのシーンも

どちらも素人目にみてもかっこよく
ダンスや表現者へのリスペクトを感じる。

将来有望なバレエダンサーが
バレエにおいては初めての挫折を味わい

セカンドキャリアを模索する話だが

けして古典的なバレエを否定することなく
新たなコンテンポラリーダンスと出会うことで

より世界が広がるというところを、
自然に描いているところが良い。

また、ダンスだけの話にとどまらず
ジェンダーの古典的な価値観にも一刀を投じているように感じた。

ところどころ、クスッと笑えるようなシーンも散りばめられていて総じておもしろい作品。

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nana

4.5実に心地良い

2023年10月11日
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鑑賞方法:映画館

中々スケジュールが合わなかったのですが、無理矢理時間作って行ってきました。
そしてそれは想像していたよりも、ずっと素敵な作品でした。
簡単にまとめると、人生の挫折とそこから新たな人生の物語。
と、大筋としては別段珍しくはないのですが、その描きかたがすごく良いですよ。
無駄にその関係性や絶望感を煽ったりせず、あるがままなんですね。
それとカメラですね。ダンサーとそのダンスの迫り方が素晴らしい。
指先から足の先まで、その瑞々しくしなやかな力の強さが、とても良く伝わってくるんです。
元同僚と3人で踊るクラシックバレエ。海辺での段々と皆に浸透していくようなダンスも印象的でした。
そして何と言っても初主演となるマリオン・バルボーでしょう。
その見事なダンスのは勿論の事、実に自然な空気を纏った芝居でした。
あと二つのダンスの対比「バレエは空に舞い上がる感じ。コンテンポラリーは大地を踏みしめる感じ。」これはダンスをしない自分にも本当にわかりやすかったです。
作品全体が静かに流れていくようで、実に心地良い作品でした。

強いていえばこの邦題はちょっと…とは思いましたか。

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白波

4.0第二の人生の始まり

2023年10月9日
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2022年。セドリック・クラピッシュ 監督。パリのクラシックバレエ団でトップを演じる主人公は恋人の浮気と公演中のけがのダブルパンチで舞台から離れ、バレエを続けるかどうか迷う日々。次のステップを探るためにかつての友人とともに行動するうちに、コンテンポラリーダンスの一団に出会い、踊る喜びを取り戻す。同時に、幼くして母を亡くしてから育ててくれた父親とのぎくしゃくした関係にも立ち向かっていく、という話。
バレエを離れ、パリを離れて、知らない場所で新しいことや新しい人に出会う。わかりやすいくらい「第二の人生」の背中を押す物語。主人公をはじめとして本物のダンサーたちをそろえて演じさせているが、特に主人公を演じた女性は臆することのない堂々とした動きも、もろくはかない佇まいも、ともにすばらしかった。
本物のダンスにこだわったダンス映画としての出来栄えは気になるところ。監督自身が、編集で見せる映画のダンスではなく、本物のダンスを撮ろうとしたらしいので、意図的にカット数を抑えたようだ。うまくいっているのだろうか。例えば、地方の研修所のような施設で、主人公とその元同僚の3人がクラシックバレエを踊るシーン。3人並んで踊る場面となるとどうしてもゴダール監督「はなればなれに」を想起してしまう。宣伝用スティルカットでもこの3人のダンスシーン場面が用いられているだけに期待してしまったのだが、カット数の問題とは関係なく、どこからどのように撮るのかの考察がちょいと雑ではないかと。バレエならではのなめらかで美しい運動を活かしてほしかったのだが。

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文字読み

3.0焦点が定まらない

2023年10月9日
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楽しい

単純

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ふわり

4.5宝塚の生徒やファンが今見てほしい

2023年10月9日
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泣ける

たまたま、芝居を見に行く前に3時間くらい空いてしまったので見られた。そして、たまたま、私も足首をねんざしている。
主演女優、この役は、本物のバレエダンサーでなければ演じられない。
自己表現としてのダンス。解放のためのダンス。
バレエダンサーになるためには、幼いころからたゆまぬ努力が必要で、でも、けがをしてしまったら、それまでになってしまう可能性がある。
第二の人生を始めるのは、早いほうがいいのか、私自身が失業中で、主人公よりもずっと年取っているので、身につまされるが、希望に満ちている映画でよかった。

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織部沙羅

3.5心の怪我からの回復

2023年10月9日
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知的

幸せ

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さなぎ

4.0素敵なダンス!

2023年10月8日
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幸せ

バレエもコンテンポラリーダンスも、フランスの親子の常識も、何も知らないけれど、共感できるストーリーでした。
喧嘩しても車で毎晩仲直りすること、シビル演じる恋する男子など、笑えるシーンも多く、飽きずに見れます。
自分は踊っていないのにダンスをしたかのごとく、最後は満足感に満たされました。

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monm

クラッシックバレエとコンテンポラリーダンスが見れる。物語は、まあよくある話。

2023年10月6日
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楽しい

単純

幸せ

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マサヒロ

4.0作品の意図以上に考えさせられる

2023年10月6日
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王道に良いんですよ。主人公の挫折と、再生と。正面から描いているし、カタルシスもあるし。
現役中の現役が主役を務めているようだし、とても美しい物語。
しかし…今年公開された「裸足になって」に似すぎているためにいろいろ考えさせられた…
本作において主人公の怪我のきっかけになるのは恋愛だし、周りの人々の暖かい支援があって新たな世界での再生を目指すことが出来るが、「裸足になって」では女性蔑視やイスラム的な封建社会観によりバレエの道を絶たれるしその後も社会が立ちはだかる。最後はいずれもコンテンポラリーダンスの披露で終わるが、本作は大々的に誇らしく終わるのに対して「裸足に…」ではあくまでも「こっそりと」行われる…
かの作品を観ていると、本作については「甘っちょろい」という印象をどうしても持ってしまうのです…
同じフランス語圏のアルジェリアと本国フランス、なにが違うのだろうと考えても、植民地と宗主国、イスラム教国とキリスト教国、というところかなと思い当たる。
そういう意味で、作品の意図以上のところで考えさせられる作品に、結果的になっています…

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ぱんちょ

5.0魂が震える感覚。

2023年10月5日
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るん
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