BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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久しぶりの超苦手な映画
安藤サクラと山田涼介が姉弟という設定なので、これまで観てきたドラマのキャラから犯罪コメディだと想像しながら着席。特に山田君は自分と同名なので応援してます。
が、始まった途端、皆んな関西弁でとても早口、なんだか聞きづらい。サクラ演じるネリが関わっている詐欺組織の説明も言葉が多すぎて理解できず。彼女が三塁コーチなのは分かったけどね。何が苦手って、登場人物が多すぎて、それぞれのキャラが理解できない。岡田准一君なんて、何しにでてきてんのよ。全く善人がいない。登場人物全員犯罪者。怒鳴って殴って切りつけてバンバン撃ちまくり。特に涼介演じるジョーは酷かった。だから最後あーなっちゃったのよ。ネリなんて若い頃いくら性的虐待を受けてたとしても父親にあんな事!?
最初から最後まで、ずっとモヤモヤで、ラストもなんじゃこりゃ?とても残念でした。
地獄であり極楽でもある現世からの逃亡劇
幕末太陽傳を彷彿とさせるラスト
「地獄も極楽もあるもんけえ、俺はまだまだ生きるんでえ」と捨て台詞を吐いて駆け去っていくあのシーンが頭に浮かびました。
地獄であり極楽でもある、生きているけど実は死んだような自分が、真に生きるために死んでいる自分の柵を一枚一枚脱ぎ捨てて走り去る姿は美しく粋な終わり方ですね。
安藤サクラx山田x いろいろ
あの億万長者とかいう男性
後半に流れた回顧録には
ネリとブランコ乗って頷きながらネリの話を聴いている姿。
ジョーがトロのため引受けた殺人失敗した後何故かネリの上司で番頭を襲うという発想に行き着くのか…良く判らない…
天童よしみも 違和感ある役のような…
曼荼羅は最後を不思議なくらいまともな感じで、最初の登場のときとは違う精神状態で不思議でした。
他のレビューにもあるように
ごちゃごちゃ言っているのに
ついてけなかった…
あまりにもそういう理解不能な間が続くと
理解できてないかもしれない…という不安を煽り…そんな中…億単位のお金をどう動かすかという作業になるので、最後は描写が雑だったような感じ。
逃げ道の限られたネリにとって
5%でインドネシアかなんかに送金なんて
簡単に頼めるものでしょうか?
現実的に考えると
いろいろボロボロって出てくるんで
スッキリしない。
こんなもんなのかな?
今作は特殊詐欺事件だけでなく、金持ち経営者の性道楽など
複数の悪の渦が
どことなく重なり
情や兄弟愛のようなものが
ネリを救うという…
ジョーが呆気なく終わったのは
以外でした。やはり主役は安藤サクラさんの作品になっているんですね。
山田涼介さんは正直あまり興味なかったのですが、最近のドラマなど拝見していて観る複数のペルソナや役者の顔が魅力的で、見ごたえを感じたく今回の作品興味を持ちました。
ブラッシュアップライフのサクラさんも面白く、万引き家族も印象的な役でしたから
観ようと決めてました。
結局 ネリは新たな人生を始められたのでしょうか?
あの賭けの不気味な二人に億円渡しちゃって…大丈夫なんでしょうか?
最後は良く判らない…で終わった。
先が分からない展開、でも置いてかれ無い
見終わって、何故か一緒に疾走した気分の面白さ。
リアルな場所、見たこと有るような人たち。
きっと警察だってこんな感じかも
など思ったり。
主人公の背負ってきたものも、一気に振り返りシーンではなく、ちょっとずつ散りばめられているのに、みつめていたくなる。
キャスト陣もイイ!!
自分とは遠いけど、存在してそうなリアル
映画を観ていると、自分にも思い当たりそうな、誰もが自分の人生の主役。みたいなのと、いやいや全く自分とは関わりない。みたいなのがあって、この映画は確実に後者なんだけど、だからといってファンタジーでもなく・・・実際にいるだろうし、こんな世界が実在していると思う。
ただ、似たような雰囲気の演者が多くて、時々分からなくなった。
最近つくづく思うのは生瀬さんってすごくない?今回みたいな役も普通のおじさんの役も何でもこなせて、でもちゃんと映画の中に実在している。
映画よりもドラマ向き
たまたま巡り合わせがなかったのか、劇場でこの作品の予告を目にしなかったこともあり、公開前に劇場ホームページや映画.comの公開予定にある本作品のサムネイルを見ても「これは(劇場鑑賞するかの)当落線上」としていていました。ただ、「安藤サクラさんだしな」と思い直してサムネイルをクリックしてみて気づいた「監督/脚本/プロデュース:原田眞人」に「あら、これ観ないとダメなやつじゃん」と、日曜のファーストデイに109シネマズ木場で鑑賞です。とは言え、残念ながら客入りはあまり芳しくないですね。ま、作品性もありますが、東映さんも東宝さん(同日公開の『沈黙の艦隊』)くらいとは言わないまでももう少し宣伝に力入れては?
それで私の本作に関する感想ですが、残念ながら「映画よりもドラマ向き」な作品ではないかと思います。「オレ詐欺」と言う、現実社会において身近なのに闇深さを感じる犯罪を、説明するでもなく演技で見せてくれることで緊張感が伝わり、また組織の複雑な構造と関係性にいい意味で惹き込まれます。さらにそこで終わらせずに「フィクションならではの思い切ったギミック」を入れたり、「外連味溢れるキャラクター」を登場させることで、見たことのない世界観を堪能するできるのですが、残念ながらこの尺だとそれらが活かしきれていな気がします。
天童よしみさん演じる「新井ママ」やサリngROCKさん演じる「林田」らのキャラクターは、それだけでスピンオフが出来るであろうほどの魅力があるし、淵上泰史さん演じる「胡屋(こざ)に至っては単に「付き纏う過去」なだけで、仕舞にはオチが読めてしまうためむしろ作品にとってマイナスな印象です。映画として143分にまとめたこと自体は努力を感じるのですが、ここまでやるならじっくりドラマの方が面白いのではないかと思ってしまうくらい勿体ない気がします。
とは言え、俳優さんたちは皆素晴らしく、前述した方々以外も魅力たっぷりです。中でも目を引いたのが佐竹刑事を演じる吉原光夫さんが素晴らしい。どこかしらやんちゃ感を感じさせつつも後輩たちからの絶対の信頼感を思わせる佇まい。そして、刑事ならではの表情や目つきなど細かい仕草で、相手に取り入る場合や、有無を言わせない場合など、随所随所で堂に行ってます。そのせいか、この手のクライムサスペンスのジャンルにありがちな、警察側に対して感じてしまうフラストレーションがないどころか、(江口のりこさん含めた)警察チームもまた、もっと掘り下げて見てみたい魅力があります。
全般、相変わらずセリフの聴こえやすさよりも演技の流れを重視した場面があったり、よく見れば、一度では気づかない伏線も散りばめられていそうで、そんなところも紛れもなく昨今の「原田眞人作品」たる出来栄えで、全然悪くありません。
後半の3人をもっと見たかった
安藤サクラさんが出ていて、特殊詐欺に関わる姉弟が3億円を手にして狙われるというあらすじに興味を惹かれ鑑賞。
ごちゃごちゃしていてイマイチよくわからなかったというのが第一印象。
2時間半を感じさせないテンポの良さはあったがつめこみすぎていて、後半に入ってからだいたいの関係図をようやく理解できた。
ただ最初の特殊詐欺説明のパートはわかりやすく、興味深く導入は素晴らしい。ネリ、ジョー、曼荼羅3人の演技に引き込まれ、3人の掛け合いをもっと見たいと思った。ラストシーンの駆けるネリは、過去の境遇から払拭されているようで爽快感を感じられ、とてもいいシーンだった。
バランスが…
いつも通り日曜朝イチの上映回。
「安藤サクラ主演で」
「クズがいっぱい出てくる」
「クライムサスペンス」
もう私の大好きな部類の作品確定と信じて映画館へ。
この時間帯の客層は中高年以上が多く、単独で鑑賞される方が占める印象だったが、今回は若い女性の二人連れが複数見受けられ、作品ジャンルを考えると多少の違和感があった。
なるほど。
山田涼介目当てか。
事前情報をほとんど得ずに行ったので知らなかったが、途中から登場するイケメンの姿を見て納得する。
彼のヌードシーンで小さな歓声を上げておられた。
もちろん、それはそれで素晴らしい。
好きなシーンで楽しまれよ。
で、中身。
最近何本か観て、この監督作の「あるある」だと感じるのだが、説明セリフが多いのに、それが聞き取れないシーンが本当に多いこと。
それも、初めて登場する固有名詞が(今回は)大阪弁で、雑音の中で応酬される。
もしかすると、あえて観客に聞き耳を立てさせて物語に引き込むための演出なのかもしれないし、もちろん結果的には正確に聞き取れなくても大丈夫なものがほとんどなんだけど、何かが起きる度に「聞き取れていないから(自分が展開を)把握できていないのでは…」というモヤモヤと並走することになる。
カメラのカットがすごく多いのも分かりにくくさせている感じ。
安藤サクラはやはり今回も抜群にカッコいい一方で、周りのキャスト、中でも敵対するキャラクター、そのボス格が様々なフェーズで複数登場するんだけど、どれも総じてただのサイコパスかただの詐欺師で、キャラクターとして掘り下げもなく、特に魅力的に感じないっていうのは、結果として映画の面白さを半減させている気がする。
やはりヴィランは主人公を食うくらい好きにさせてくれないと。
鉄火場の元締めなんて、もう少し楽しめそうだったのに、結局前述の「ん?今、何て言った?」が邪魔をすることになってる。
加えて、彼らを追跡する警察のメンバー。本来もう少し物語のエッセンスになったはずなのに、特に後半は変なコメディ要素が多く、全体の流れがぶつ切りになっている印象があったのは残念。
観客の想定をひっくり返すほどの展開もないし、アクションというアクションもない。
繰り返される「コーヒーくるくる」もなぁ。
気付けば嫌なことばかり並べてしまったけど、上映時間の長さの割には額面よりむしろ短く感じるくらいのテンポの良さと主人公たちの魅力があって、多分本来はもっともっと面白くなるはずなのに…と思わせるくらい、個人的には「惜しい」「もったいない」と感じる作品でした。
【追伸】
あらためて「ヘルドッグス」に書いた自分のレビューを読んだら、上記とほぼ同じこと書いてた(笑)
丈が矢吹なら、ネリはアルでしょ。
西成界隈でで特殊詐欺の受け子の手配役をする女と血は繋がらないが幼い頃から一緒に育った弟が様々な犯罪に関わる話。
警察の捜査が迫る中。大物名簿屋のもとで働いていたネリに東京から不穏なアプローチがあったり、サイコな弟が絡んできたり…BAD LANDSは撞球場の名前なんですね。
VS警察なのかと思ったら、みんなそれぞれに灰汁どいヤツらに騙し騙されカマしあい、そんな中でみせる姉弟愛というか義理というか、そんなものをみせるノワール作品という感じ。
弟はサイコというより頭が回らず勢いだけのアホって感じ?
ちょっと詰め込みすぎだったり、脇役までキャラ作りすぎだったりでクドさは感じたし、もうちょいハードボイルド味があった方が好みではあるけれど、なかなか面白かった。
安藤サクラありきの映画
久しぶりの”思った感じじゃなかった”感。
詐欺師の話だから、騙し騙されみたいな展開を期待してたんやけど…
単純にノワール的な雰囲気の映画でした。
安藤サクラありきの映画。
2時間以内にまとめてくれたら、もうちょっといいテンポの展開になったかな。
音声についてはあきらめましょう笑
この監督については、以前から声が聞き取りにくいと散々言われてるのに改善されないのは、監督にはその気はさらさらないのでしょう。
今作も「ヘルドッグス」よりはマシですが、関西弁に慣れてない方には余計聞き取りづらい所もあるかもしれません。
おかしな話ですがこの監督の作品はサブスクか円盤で字幕付で観直すしかありません。
山田くんは「ヨゴレ」な役で良いと思いました。
リアルな大阪が息づくこの作品自体のテイストは好みでしたが、原作が黒川博行氏だったと観た後で知りました。他の映像化作品ではドラマ版「疫病神」シリーズ(北村一輝主演)がめちゃおすすめです。
テンポのよいクライムサスペンスに引き込まれる
予告の雰囲気に惹かれて、公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、大阪で特殊詐欺の受け子を束ねることを生業とするネリが、刑務所帰りの弟・ジョーがしでかした不始末をきっかけに、詐欺グループのまとめ役・高城から大金を奪うことになり、大阪府警の刑事・佐竹、ケツモチのヤクザ・新井、異常な性癖でネリを執拗に追い回す胡屋、賭場の胴元の林田らから狙われるというもの。
予告から、もっと痛快な特殊詐欺の話かと思ったら、全然違いました。思った以上に重いクライムサスペンスで、見応えのあるジャパニーズ・ノワールに仕上がっています。おまけにテンポが恐ろしくよくて、その世界観にぐいぐい引き込まれていきます。
まずは序盤、特殊詐欺の裏側や警察の地道な捜査の様子が描かれます。詐欺の役割の細分化やマニュアル化、巧妙な手口、安易に加担する若年層、やむにやまれぬ貧困層、罪悪感の欠如など、特殊詐欺の根深さが伝わってきます。それに起因する、警察による検挙の困難さ、それでもわずかな手がかりをたどって捜査する粘り強さもきちんと描かれていて、興味深かったです。
舞台が大阪ということで、関西弁で捲し立てる感じも本作にはよく合っていたと思います。ただ、テンポのよい怒涛の関西弁が聞き取りにくく、詐欺組織の入り組んだ構造、それゆえの登場人物の多さ、立ち位置の複雑さと相まって、細かい部分はよく理解できなかったです。
それでも、高城の殺害以降は、ネリの過去やジョーの服役理由が明らかになるとともに、ネリの逃亡に向けて収束し始め、すっきりしてきます。そんな中で、曼荼羅の生きざま、ネリを慕うジョーの思いが、熱く描かれ涙を誘います。明け方の街を疾走するネリの姿を描くラストも、余韻の残るよい締めくくりです。
また、原田眞人監督の他作関連のネタも楽しませてくれます。特に「燃えよ剣」を想起させる、池田屋セット再利用の賭場シーンと、そこに訪れた沖田総司役だった山田涼介くんの第一声、さらには岡田准一くんのゲスト出演と、ファンをニヤリとさせるサプライズがたまりません。天童よしみさんに言わせたセリフも完全に狙ってて笑えます。一方で、ハイスピードの方言演出も、原田監督らしさ全開なのですが、こちらは前述のとおりです。
主演は安藤サクラさんで、さすがの貫禄でネリを演じています。共演の山田涼介くんも、一皮剥けた感じでジョーを好演しています。他に、生瀬勝久さん、吉原光夫さん、淵上泰史さん、宇崎竜童さん、サリngROCKさんらが脇を固めます。中でも、宇崎竜童さんのいぶし銀の演技とサリngROCKさんの存在感が光ります。
結局日本て良い国なんだよな。
特殊詐欺、日本以外では不可能だからかあまり聞かないと思う。
遊び感覚、ゲームの延長で大金を手にすることが出来る。
生きる為にとか、食う為にと言う必死さや汗臭さ悲壮感が無い。
全般にお洒落でさっぱりしている。
BAD LANDSと言うお店の雰囲気などで良く表現されていました。
二時間を超える作品ですが最後まで興味深く集中して観賞しました。
安藤サクラさん演じるネリ、かっこ良かったです!
ただ、ネリが若手実業家の心を盗んだと言う設定はどうだろか?
蓼食う虫も好き好きと言いますので、、、これは私の趣味です。(汗!)
安藤サクラが駆け抜ける
クライムサスペンス映画ではありましたが、不思議な映画でした。
特殊詐欺をはたらいているネリがサイコパスの弟を引き連れ、アクシデントで手に入れた大金を持ち逃亡しようとする映画で、ネリ自体過去に大きな傷を負っています。
映画全体のセリフが思わせぶりで、少し滑っている様に思えました。
ネリの持たざる者への慈悲と凶暴性の2面性は何処からきたのでしょうか。
少し残念な俳優さんもおられましたが、最後まで安藤サクラさんが映画を引っ張っていました。
イマイチでした!期待しすぎ?
安藤サクラさんと山田涼介が好きなので観に行きましたが、イマイチでした。
まず、関西弁がおかしかったーー!
「〜しまひょか」とか言わんし!笑
後半,緊迫する展開になるけど,私ならさっさと現場から去るけどな・・・いつまでそこにおるん?とめちゃくちゃ違和感。
それと、原田監督作品は私は合わないのかもしれない。
とにかくセリフが早口すぎる!!!
ヘルドッグスも関ヶ原も、早口すぎて、セリフがゴニョゴニョ聞き取りにくくて,とてもストレスフル。苦痛レベル。
それと、刑事役と、バットランズのママ役と天童よしみが大根で、冷めました。
キャストにあまりお金かけてない感じ。
さすがに宇崎竜童だけが光っていた!!
裏社会の悪い奴ら
『オレオレ詐欺』という言葉が、ニュースで報じられるようになって何年たつのだろう。警察捜査とのイタチごっこで、あの手この手と趣向を凝らして繰り出し、最近では、SNSを活用しての強盗や人の命をも奪う犯罪になってきている。
そんな、特殊詐欺グループに関わる闇の裏社会を、原田眞人監督らしい切り口で、悪い奴らの世界観にフォーカスを当てメガホンを撮った作品。終始、大阪弁で、捲くし立て、凄味合う台詞も、本作には相応しく感じた。
2時間半の上映中、展開に間延びするシーンが無く、常に緊迫感と疾走感が続く中で、ネリとジョーの姉弟愛も、織り交ぜてくる。しかし、クライマックスは、悪い奴ららしく生と死を分ける落としどころは、見応えがあり、逆に爽快感さえ感じた。
特殊詐欺グループの番頭である高木の元で、片腕を担っていたネリは、刑務所から出所した弟・ジョーの面倒に手を焼いていた。ある日、ジョーは賭博の借金の返済の為に、強盗殺人を起こし、そこに居合わせたネリと共に、3億円もの金品を手にし、それを機に、様々な悪の組織から命を狙われることになる。
2人をその窮地から救い出すのに一役買ったのが、嘗ての極道で、小さい時からネリのことをよく知る、宇崎竜童演じる曼荼羅だった。また一方で、仮想通過で莫大な財産を得た、ネリの元恋人の存在も浮上する中、醜い悪の人間模様が繰り広げられる。
本作は、何と言っても、安藤サクラと山田涼介の演技が光る作品だ。血の繋がらない姉と弟を演じる中で、弟を邪険にしながらも愛情を見せるネリ役の安藤と、サイコパス的な怖さの中にある、幼い子供のように姉を慕う、ジョー役の山田との掛け合いが、本当の姉弟の様に自然体で演じていた。
安藤サクラの演技は既に定評があるが、山田涼介も『グラスホッパー』の蝉を演じてからは、こうしたダークな役にも、しっかりと向き合える役者に成長していると感じた。また、友情出演のチョイ役で、意外なアカデミー書俳優も参加していた。ジャニーズは、今何かと騒がせている時ではあるが、こうした逸材をしっかり成長させて欲しい。
悪が育つのは
ストーリーが面白く
長めの上映時間も苦になりませんでした
結局、悪が育つのは
環境が一番ですね
特殊詐欺もそうですが
みなさんが普通の暮らしが出来ているわけではないので
同情するわけではないですが
切なく感じました。
あとは
友情出演の岡田さんの身体の幅
宇崎竜童氏の演技力
にぐっときました
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