BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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不幸な生い立ちの姉弟
安藤さくらは、ハマり役。
宇崎竜童もいい味出してます。
血のつながらない弟の山田涼介も、軽い感じがピッタリです。
このお三方に星半分プラスしました。
元総理の妻とか紅葉を見る会とか…おー!ついでに宗教法人とか出てきたら面白かったかな。
サクラと天童よしみ劇場
サービスデーなのに館内貸切
予想通りである
貸切だが、肌寒いので全裸鑑賞はしなかった
寒い時期になると、貸切時の全裸鑑賞欲求は無くなる
素直に寒くて集中出来なくなるから
昔から秋になると、この手のクライム系?邦画の上映が増える気がする
いつかギラギラする日、スマグラー等、僕の記憶の年代はバラバラだが、絶望感や喪失感は、秋の夜長によく似合う気がする(笑)
山田涼介が出てるので、やや不安だったが、世界観と高評価レビューが多いので興味が湧いて観た
ややチープな序盤に不安を覚える
早口な関西弁の台詞が、割と聞き取りにくい
同じ監督 (原田監督) のヘルドッグスよりは、聞き取りやすい台詞だったが…
勢いだけの、内容の無い、ペラペラな感じの台詞回しは同じだった
上映開始5分で不安を覚えるが、その後のテンポの良さと、安藤サクラのヒリついた演技と顔に引き込まれる
ヒリついた顔は般若に見えた
はにゃ? はに丸では無い
いちいち面倒くさい…
江口のりこちゃんが班長刑事役
眼鏡が素敵
貴女の為なら犬になります
バター犬 希望ですがなにか? インターナショナルは無理
ナチュナル? ナチュラル?
大阪府警で女性班長って、不自然ですがなにか?
のりこちゃんなので気にしないの
意外に? 山田涼介がハマり役
嫌いでは無いが、こういう役がしっくりくる
背中の入れ墨が不自然すぎる
アンナチュナル?
宇崎竜童はシャブ中かと思って観てたら、アル中だった
昔、TVの取材で○○容疑を全面否定してたけど…爆
削除しないで
後半、解りやすくハッキリと失速する
居眠りする人が出そうな程、静かな展開
第2監督か?
まるで古き良き? ハリウッド映画みたい…
削除しないで
後半から終盤にかけて、徐々に雑になる展開…
邦画ではお馴染みのM92F
一瞬、怪しげな、やたらと大きい、ポケットベレッタ…?
ポケットサイズには見えなかったが…
やはり気にしない
ベンツが下取り550万円…かなり良い気がする
タクシー運転手の証言で新車と言ってたが、7年前?の過去映像も同じ車に見えた
解り易くする為の演出だろうけど、韓流的で雑である
削除しないで
トランクの血痕は査定評価に影響しそうだが…
綺麗に拭いたのかな?
知らんけど
タクシー運転手役の仁科貴が、親父そっくりになっててビックリ
どん兵衛のCMを思い出した
そして昭和なラブホ
外見はボロボロなのに、内装は保存状態が良い(笑)
令和にアリエン
令和に賭場って…
オンラインカジノじゃないの?
こちらもアリエン
DV元カレと美人秘書軍団?の設定と世界観が、原田監督あるある
黒髪ロングの付き人風秘書が、元カノに似ていて変な汗が出た
汁じゃないの
削除しないで
防刃ベスト等、防護具を着用しないで、銃を撃つ警官達
銃撃事件、ガサ入れでも着てなかった
危険を伴う場合は、防護具着用のハズだが…
この監督の近年の作品は、ビジュアル系が多い気もする
色々ペラペラである
バッド・ランズ、ヘルドッグス、燃えよ剣…前半はエネルギッシュだが、後半が失速気味なのは同じ
調べたら、テラ戦士ΨBOYの脚本担当だった事にビックリ
学校サボって他県まで舞台挨拶を見に行った記憶がある
他県まで行ったのに、劇場が超満員で入場すら出来なかった…
結局、映画だけは観れたが、絶望感と喪失感で居眠り鑑賞だった
秋の夜長ではなかった
同時上映のエリア88は観ずに帰った
夏の苦い思い出である
そして脱線しすぎである
ネックキャラだと思っていたが…天童よしみが素晴らしい
漫画から飛び出した様なキャラクターデザイン
小熊の様な…ゴブリnの様な…?
今年は熊に要注意
想定内の内容・展開だったが、天童よしみは規格外だった
逮捕されて叫ぶシーンに大爆笑
この映画で1番面白い名場面だった
演歌の次は銀幕デビュー?
昭和なラストシーンが良かった
安藤サクラは名優だわ
私が安藤サクラのファンになったのは2017年公開の映画「DESTINY鎌倉ものがたり」で死神役を観てからであるが、今年は「怪物」、そして「ゆとりですがなにか」と、今回の「BAD LANDS バッド・ランズ」。続けざまに秀作を観た。いやー、彼女はなにをやってもいいねえ。名優だわ。
ところで本作は、直木賞作家・黒川博行の原作「勁草」を原田眞人が監督したべタベタの大阪映画。行き慣れたじゃんじゃん横町など親しんだ大阪のダークタウンの裏社会が舞台なので、私には親近感を持って楽しめたけれど、全国的にはどうなのかなあとは思った・・・(笑)
それにしても安藤サクラは芸達者だ。ネリ姉役の安藤サクラに尽きる映画だと思う。もちろん弟ジョー役の山田涼介も元ヤクザの曼荼羅・宇崎竜童も好演だったと思う。そうそう裏社会の謎多き女・林田役のサリngROCKも気味悪くて良かったなあ。
たぶん、映画の結末には賛否両論があるだろう。ま、サクラちゃんのファンとしてはそれなりのハッピーエンドで良かったと思った。月曜日の巫女の服を脱ぎ捨てていくシーンは、全体が重い展開のストーリーのオチとしては、嫌いではない。
ただ、近頃の私は耳が悪いので、Netflixなどの映画配信では字幕つきで見慣れていて、この映画も字幕付きで観たかった。字幕版で上映されているところもあるが、うまく時間が合わず、字幕なしでみたのだが、原田作品は台詞回しが独特で、けっこう聞き取りにくい。そこがちょっと残念。
映画の出来はお勧めです…テンポもいいし、ツッコミどころの脚本を差し引いても、サクラちゃんの名演技は評価できるし、★は4.0。好き嫌いがある映画かもしれないが、ここ数作観た邦画は概ね、頑張っているなあと思った。
期待度○鑑賞後の満足度◎
①前半1/3くらい迄は何となくとっちらかっている印象だが段々面白くなってくるというか観ていて心地よくなってくる。
②西成周辺を舞台にしているのが宜しい。単なる大悪党・子悪党の内輪揉めレベルの話に社会的なリアリティーを与えて映画世界に立体感と説得感をもたらしている。
③ラストシーンが素晴らしい。カモフラージュの衣装を脱ぎ捨てて走る安藤サクラの全てから解放されたような表情が最高。
地理的には山王の動物園前商店街(このサイトでの私の写真もここで撮ったもの)から出て天王寺に向けて走っていると思うのが周りの風景が違うぞ、というツッコミもありで。
④最近面白味が薄れてマンネリ感も出ていた安藤サクラだが、やはりこういう少し悪の匂いがする役をやらすと一番良い。
したたか
全編通して小気味がいい。軽やかだ。
冒頭に流れる音楽もそうだし、軽妙な大阪弁、台詞や特に編集が上手いように思う。
扱ってるネタは散々たるものだ。
ノワール映画と括られるらしいが、普通の生活をしていてはお目にかかれない世界が広がっている。
西成の一角などはスラムにも見える。
臭いモノに蓋
君子危うきに近寄らず
その"臭いモノ"や"危うき"が鮮烈に紡がれていく。
前半は好奇心。
へー、こんな世界や生活があるんだ、と。本編中にも何度か下級という言葉が出てくる。底辺の底に落とし穴を掘ってるような人々が映し出される。
詐欺や犯罪に手を染めた側も、めちゃくちゃ頭使ってんだなぁと感心する。
中盤以降はパワーゲームだ。
弟の登場で、厄介事に巻き込まれていくネリ。
結構な修羅場なのだが、コレまた軽妙なやり取りが続く。不思議と納得させられる。
関西弁に魔法でもかけられてるようだ。
後半になって「僕」と呼称する元用心棒もいい味だしてる。宇崎さんがやってんだけど、抜群の存在感だった。
最終的には全ての追い込みを躱し2億近くの金を手に入れる主人公・ネリ。
ラストカットのストップモーションが全てだった。
彼女は自由を手に入れた。
その解放までを描く143分だった。
その為の前半で、圧力と袋小路と絶望とを描き、そんな生活の中でも僅かな糧を描く。
安藤さんは最高に素敵で、本作ではサーファーのように畝り倒す波を乗り越えてゆく。彼女がプロサーファーのように見えたのも、監督が作り出す波とリズムなのだろう。作中に棲息する人物に、風景に、その画角に魅了さらてしまう。
1番おどろいたのは映画館を出た後だった。
いつもの帰り道がいつものように見えてこない。
街行くサラリーマンや、購買意欲を煽る広告、仲良さそうに手を繋いでるカップルとか、駅に向かう人の流れや、車内で沈黙しスマホを見つめる人達とか。
「あぁ、俺たち頑張ってんだなぁ」と思えた。
"普通"から振り落とされないように、経済を維持する努力を怠らず、頑張ってカッコつけて、自分達が背負ってる重荷になるべく気が付かないように生きてんだなぁと思った。なんと虚飾に溢れた世界なのだろうと。
洗脳から解かれたような錯覚に陥る。
その"普通"から疎外されたり放棄したりしたら、あんな風に身軽になれるのかな?まるで自身の命にさえ執着してないようにも見える。
諦めのような感情もあるのだろう。
そんな中のラストカットだ。
服を脱ぎ捨てて走り出す彼女の前には、今まで感じた事がなかった未来が広がってるようだった。
この清涼感は何なのだろう?
今までの全部を吹っ飛ばすようなラストだった。
安藤サクラさん。
今年度の俺的アカデミー最優秀主演女優賞かなぁー
バイオレンスな日常での、姉弟愛。
CMで何度かこの映画の予告を観て、安藤サクラさんがとてもかっこよく、そして面白そうな内容に感じたので、普段あんまり観ないジャンルだったけど行ってみた。ただひたすら金と欲にまみれた話だった…まあそうか…それがテーマの映画だもんな。銃でバンバン、血でドロドロ、博打、性奴隷…観ていてそんなに気持ちのいい話じゃなかったな。どうしてあの世界は「お金」か「殺す」しか解決の選択肢がないんだろう。いたって真面目なことを書いて申し訳ない。こういうストーリーが好きな人にとってはコイツ何言ってんだ?って感じだろうな、申し訳ない。姉と弟の絆…というか、愛のようなものがあって、それは観ていてちょっとほっこりした。最後は切なかったけど、そういう世界だから仕方ないよね、あの世界での愛の表現方法はあれなのかもしれない。だって、「金」か「殺す」しかないんだからさ。どうかどうか、ネリが無事にバケーションできていますように。
気分が悪いダークな作品
元々ミステリーやサスペンスは好きだから予告編で興味をもって観たが想像と違って期待はずれでした。
お金払ってわざわざ映画館で観なくても良かったと感じました。
いったい、何がテーマなのか、、
事情があるのはわかるけど、犯罪を犯す軽さがなんか受け入れられない。
ずっと気分悪いまま、最後まで救われない作品。
せめて、最後に姉のために弟がしたことに対してもう少し姉が感情を揺さぶられるような深みのある脚本にして欲しかった。
あそこは時間割いて欲しかった。
あと、そこまでした理由、弟のネリ姉への強い愛情を感じる強いエピソードが物足りなかった。
あまりに素っ気なさ過ぎて残念。
あと、早口な関西弁とか専門用語とか汚い言葉とかがよく聞き取れなくて字幕が欲しかった。
俳優さん皆さんの演技は素晴らしかったですが、そういうダークな作品とわかりつつも、最後まで後味悪く救いがない作品でした。
ダークヒロイン安藤サクラの魅力にどハマリ!
ドキュメンタリーぽさでリアルな大阪
名簿屋の男・高城に従い、別名三塁コーチのネリ。特殊詐欺の受け子を巧みに操り、警察を注意しながら詐欺を実行していきます。巧妙に用意されたオレ詐欺の仕組み、罪の意識なく加担しているバイト感覚の若者達、またそれを捜査する警察などドキュメンタリータッチで描かれています。現在はかなり整備されましたが、怪しく、胡散臭い大阪西成区を再現させ、猥雑な感じでバイタリティに満ち人々を登場させています。冒頭に曼荼羅を演じる宇崎竜童が登場しますが、あまりのリアル感に彼と分かりませんでした。残念なのはドキュメンタリーを意識してかセリフがぼそぼそと聞き取りにく事です。せっかくの伏線が理解されず、後半に伏線回収するも気づくのにしばらくわからない結果となります。また、500億ドルの男と言われる暗号資産の長者ゴヤの人物設定が雑で、またネリとの関係性やなぜ逃げたのかというのも曖昧なのが残念でした。
わからないのか。あまり深く無いのか。
ずっと暗い内容がつづく。
話には引き込まれたので、面白かったけど個人的に好みではない。
クズしか出てこないからキャラクターの印象は強いけど特に良くもないし、もう少し深みがあれば良かった。
単純に銃で殺しちゃったら、なんかね。
見やすさ○
ストーリー◎
キャラクター○
没入感◎
個人的好み○
耳の聞こえない女、大阪で見つかりました。
ひと癖ふた癖どころじゃない連中ばかり。信がおけるのかおけぬのか。身内だからと安心していいのか、むしろ全くの他人こそ大事を託せる奴もいて。そしてこのロケ地、大阪の天王寺新世界界隈とか、30年後には跡形もなくなっているんだろうな、そんな未来の想像がノスタルジーのような感慨を呼ぶ。なんか、ストーリーどうこうというよりも、映画の中の映像から、いろいろな感情が湧いてくる。それは原田監督の腕だな。作品は重厚感があるし。宇崎竜童の存在感がここまで映えるのもまたいいよ。刑事役の吉原光夫もこの手の映画にもってこいだわ。どちら側(単純に善悪といってもいいが)もいける役者だ。
と言いつつ、原作は黒川博行か。大阪のアンダーグランド描かせたらうまいなあ。香港映画のようなディストピア感もあるし、最後にかるいカタルシスを味わえる。
キャストについて一考。安藤サクラ、演技は誰しも認めるところ。たしかにうまいんだけど、性奴隷とされるほどの色気はどうなのかという点に曇がある。松本若菜とかだと生々しすぎるか。
大阪行きたくなりました
今年は安藤サクラが熱い。
ブラッシュアップライフや怪物ですごく存在感が残り、それだけで見る気になったし、山田くんとの異色の組み合わせも面白そうと思った。
結果、うーん、原作読まないとちょっと深くは理解できないな?というところは残ったものの、出演者陣がさらに異色で面白かった!
天童よしみ、こんな役とかやるんだ!「舐めたらあかん」聞き逃した〜
宇崎竜童、アル中ホームレス役素晴らしい。そして最後はカッコ良い。
吉原光夫さん、なかなか印象的な面構え。全然話さなかったVIVANTピヨの時は勿体無い使い方だったのね。。
山田くんは顔がキレイすぎていつも役が入ってこないけど、前半はクズ男うまかった!しかしビビりの時とその直後に人殺そうぜの時と、なんか別のキャラみたいでなんとなく根っこで繋がるところがあまり見えなかった。サイコパスだからと言われればそうな気もするけど。でもネリ姉との絡みはすごくよかった。
安藤さくらはすごく合っていた。裏社会、犯罪者集団で頭角を表す様子はピッタリ。三塁コーチ、なるほど。
関西弁の早口、前半はほぼ聞き取れず。
でもその世界観にはすごく自然に入り込めた気はする。
色々な過去を抱えた人たちが日常として犯罪で生活する日々。どうしたら抜け出せるかのヒントはないものの、かいま見れて良かった、映画でした。
割り切りが足りないか
小説ではよくある誰もが好きになるスーパーミラクルヒロインものだが、映像化が難しい典型ではなかろうか。実際そんな人みたことないし・・・
そういう条件下で主人公の魔性っぷりはナーフして仕事のできる女として描いたのは正解に近いのではと思った。
(演出ではそうなっているがストーリーではそうなってないものの)
岡田准一の記号的な使いかたは良かったが、弟をヘタレに描きすぎて後々辻褄が合わなくなった。岡田准一の最強っぷりを強調しある程度頑張ったがなんとか逃げられた・・・というニュアンスなら、2日でそこまで成長した不自然感がでることもなかったのではなかろうか。
というか主人公の魔性がなければ、そもそもその変化に意味がないでしょうに。
500億ドル動かすにはグローバルマクロ投資という発想なんだろうけど、悪党ならマネロン関係で良かったのでは?というかグローバルマクロって悪党のイメージないしなあ。
ホントに割り切って、元カレのエピソードはカットしてしまって対警察で作りこんだ方が面白かったんじゃないだろうかと
現代の裏にはびこる悪事を描く
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