「ラスト20分ぐらいまでは良かった」春画先生 西の海へさらりさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト20分ぐらいまでは良かった
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と言いながらもよくできた映画だと思う。
春画を見るマナー、口をハンカチで抑える理由がわからんけども
表情を隠すためなのか、それとも自分の穢れが、いやわからんから
調べよう。
なになに、
・恥じらいを隠す(見たい・恥ずかしいの葛藤を隠す)
・笑いを隠す(ユーモラス要素もあるため)
・話す、笑うを隠すための礼儀作法(口を開けて話す、笑う行為が不作法のため)
とな。
※以下敬称略
内野聖陽:芸名時の読み仮名を(まさあき)→(せいよう)に変えたことが印象的。
春画の第一人者役・芳賀一郎、どこかコミカルさが入り混じって面白い。
北香那:春野弓子、芳賀一郎と春画の世界に心ごとズブズブに没入していく。
で、ここに柄本佑と安達祐実が重なってくるから脇は十分。さらりと、白川和子なんかも脇の脇を固めていてよい。
物語のコミカルさと性的なドキッと具合、途中で流れる曲(なんと言えばいいのだろう)
そう、伊丹十三映画を彷彿させるあの「パーン」とした軽快な感じ。
軽快さとエロスが二人三脚なのが、小気味よかった。
ラスト20分からは性癖紹介ということで。
角煮を食べた後に、ほら煮汁まで飲みなさい、と言われているような
「げふっ」となるようなラスト20分だった。
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