ドミノのレビュー・感想・評価
全206件中、181~200件目を表示
ベン・アフレックの圧がすごい
ロドリゲスの新作、ベン・アフレック主演のSFミステリー作品。
脳をハックする“絶対に捕まらない男”を軸に、現実と虚構を行き来する世界。
この“観客が今どこを見ているかわからない”作りは面白かったです。
何というか、全編ベン・アフレックの圧がすごいですね。
それとハラ・フィンリーは出演が短くも良い存在感でした。同じロドリゲスの「ヒーローキッズ」から大きくなりましたよね。
二転三転するその物語は、短い尺ながら綺麗に纏まっていましたし、エンドロールも良い感じです。
今までとも違う、新しいロドリゲスの試みを見た気がしました。
期待を大きく裏切る面白さ!
これは面白い!
記憶を書き換えられる催眠みたいな能力によって、何が現実かわからなくなるみたいな、ほんとによくあるプロット、、というか今更こんな話で映画撮ってるのがほとんど信じられないくらいなんだけど、センス次第ではここまで面白くなるんだ!ていう驚きの一作です。
冒頭からどこか嘘っぽいというか、あーこれどっかで現実じゃないってのがわかるんでしょ、てのがうっすらと感じられるんだけど、その違和感の出し方が絶妙で。
この手の話は、普通の観客ならどっかでどんでん返し的な仕掛けがあると予想するのは当然で、それをどう裏切るかが肝、というか、そこを一生懸命裏切ろうとして中途半端に★2個半くらいに落ち着くのがよくあるパターンだと思うんだけど、この作品は実はその辺は大してひねっていないです。
逆にゴリ押しで怪しさをどんどん前面に出してくるくらいなんだけど、その一つ一つが納得感があるというか、無理なく直球でいいところを突いてくるので、なんていうか、安心してハラハラドキドキできます笑。
敵キャラの無敵感がほんとに怖いんだけと、記憶や意識をいじられる、すなわち何が現実かわからなくなるっていうのは、考えてみると普通にすごく恐ろしいことなんですよね。
ただ既に世の中にいろんなパターンが掃いて捨てるほど存在している中で、ここまでスリリングに描けるというのは、なかなかどうして、相当練り込んでいないとできない芸当だと思います。
映像的にはそれほだ凝ったことをしてるわけでもなく、演出と演技のレベルの高さが前提になっているというのもいいです。
観客を引き込むために必要なのは派手なギミックではなく、実はこういう手堅いうまさの積み重ねなんだと思います。
とにかく、これだよこれ!という感じで、観ると溜飲が下がります。
これぞエンタメ!と言うべき見事な娯楽映画だと思います。
ベンアフおじさんを堪能!!
好き要素が詰まりすぎててめちゃくちゃ楽しかった!!!わーい!こういうの大好き!!
かわいそうなベンアフおじさんもドヤ顔のベンアフおじさんもよかった!
ドヤ顔ベンアフおじさんのポスターほしい!!部屋にかざりたい!!あの顔で見守られたらなんだってできそうだ!
23-127
ロバートロドリゲスの新作を鑑賞。
マシンガンをぶっ放すマリアッチな作品を期待してたんですが少々毛色が違うようです。
メキシカン要素は少々ありましたが😅
アレも嘘、コレも嘘、
どれもコレも現実ではなく、
敵が味方で、味方が敵で、
正義は悪で、悪の中にさらに悪。
引き込まれるストーリーでしたが、
終わり方が少々物足りなかったですねぇ。
もっとドンパチが見たかった。
能力があれば、なんでもできる。ダー!
『ザ・クリエイター/創造者』に続いて、またもや能力者の話。あっちは、能力者以外はSFしてたから見応えがあったけど、『ドミノ』は、笑っちゃうくらいSF感ゼロ。
構築世界の相手に見せる技術的な説明を全くせずに、観客をケムに巻くことしか考えていない。
一応三幕構成になっている。
一幕目は、どうですか騙されたでしょ?
二幕目は、種明かしも見せちゃいますよ。
三幕目は、さあどんでん返しですよ。
能力があれば、なんでもできる。ダー。
ヒプノティックとはフランス語で「催眠」を意味する。
映画「HYPNOTIC(原題)」
開幕早々、
ボールペンでカルテノートをリズムよく音を立てて叩く。
一瞬に、催眠術の導入を思わせるカウンセリングと彷彿させる。
でも、それは単なる催眠術では無く、
ヒプノティックと言う途轍もない超能力の話へと展開しする序幕だ。
この話は、個別催眠ではなく、集団催眠を瞬時に陥れる兵器としての活用への話しに及ぶ。
それは、まるでナチスの集団催眠クライアント軍隊ではないか?
しかし、
そんな危険な集団機関の最高セラピストがあのガリガリ細々爺さんが?世界制覇を考えている?
とは思えない!
これってドミノ?
ローク刑事は、
こんな事を13回もリセットされている?
何して食っているのか?
しかもその間、不自由な軟禁されているのではないか?
文脈がドミノだ。
あの終わり方を観ると、
続編がある様な気がする。
するのなら、
30分でも1時間でも長くして、完結編を見せて欲しかった。
観る方もあれで終わり?
変な終わりだと落ち着かない。
これがドミノか!
脳をハッキングとは、言い過ぎだなぁ
もう少し細部まで丁寧に作品を作ってもらいたい。
20年の構想が1時間半とは監督として容量不足ではないかい?
東洋では、人生一生が幻想なんだからね。
(^ω^)
行方不明になった娘を探す刑事が“絶対に捕まらない男”を追い、
事態が二転三転していく様子を描いたサスペンス。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、
そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。
そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、
そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。
しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえることができない。
打つ手がないロークは、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求める。
ダイアナによれば、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしていると言う。
彼女の話す“絶対に捕まらない男”の秘密に混乱するロークだったが……。
アフレックが主人公の刑事ダニー・ロークに扮し、“絶対に捕まらない男”を「クラッシュ」「ブラックホーク・ダウン」など様々な大作・話題作で活躍するウィリアム・フィクトナー、占い師のダイアナを「エリジウム」「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のアリシー・ブラガがそれぞれ演じる。
途中から面白くなる
前半は正直安っぽいサイキックパワーとチープな幻覚、そしてあまりそそらない話と登場人物でつまらなかった。多分映画館ではなく家でビデオ観たら最初の30分で諦めたかも。
でも頑張って続いたら途中で一気に何もかも覆し、ここまでの違和感も説明つき、面白くなってくる。全部伏線でした、なるほど!残念なことはこの設定なら全体的に多分もっと面白くできるはずと思う。巨大な力にはちょっとしょぼい組織とやり方と見えた。そして予想以上ダークテイストの話である程度残酷で救いがない話でも感じた。
偽りの、偽りの世界
催眠、洗脳、操り、結局どれが本当の世界なんだ⁉️
構想と言う名の仮想空間。
設定が、頭がこんがらがるし、ちょっと難解(ある意味単純だが)、理解しようと思わなければ面白い‼️
新しい題材にこれぞ洋画が合わさった楽しい映画だった。
中々良い。
次の映画館に移動のため、エンドロール開始と共に退散。
時間的にまだ続きがありそうだったが、、、
あったのか?なかったのか。(笑)
多層構造
ロバート・ロドリゲス監督の
スリラー作品
構想20年というのも凄いですが
主演は、ベン・アフレック
「冒頭5秒、既に騙されている」の
キャッチコピーに惹かれて鑑賞。
どんな風に騙してくれるのかしらと
ドキドキでした。
「はい、本当に騙されました」
刑事のダニー・ローク(ベン・アフレック)
娘を誘拐されたショックで
カウンセリングを受けている時
銀行強盗の予告が入り
現場に向かう・・・
怪しい動きをする男を発見し
追い詰めるが、男の不思議なパワーで
人に暗示をかけ操り
ビルの屋上から
飛び降り姿を消してしまう。
その男デルレーンを演じるのは
映画「アルマゲドン」や
海外ドラマ「プリズンブレイク」で
FBIの敏腕捜査官 マホーンを演じた
ウイリアム・フィクトナー
此処でも 存在感がありました。
ネタバレになるので
詳しくは控えますが
誘拐された娘は
誰がどこに連れて行ったのか?
占い師の女(ダイアナ・クルーズ)は
何者なのか?
デルレーンの催眠術とは何か?
いろんな謎が
解き明かされてゆく過程が面白いです。
ヒッチコックの「めまい」等
オマージュ的なシーンもあり
不思議な映像展開でした。
ロドリゲス監督作品
「スパイキッズ」シリーズ
「デスペラード」は観ていますが
今回の作品は
新しい感覚で楽しめました。
エンドロールを少し過ぎた頃に
映像がありますので
お見逃しなくです。
続編あるのでしょうか?
ヒプノティックとは
フランス語で「催眠」です。
脳をハッキングされたくないですね。
(^▽^;)
インセプションをコンパクトにまとめたような作品で観やすく面白かった...
インセプションをコンパクトにまとめたような作品で観やすく面白かったですね
話自体はごちゃごちゃしてますが、メチャ説明入るんで割と優しい作りでした
冒頭5秒、既に騙されている・・・煽り過ぎw
実はこう言う事でした、こう見せていたモノは本当はこう見えるモノなんです、という後出しジャンケンは「騙された」という事になるのかよくわからないが、ストーリー自体は面白いと思った。
大まかに言うならトータルリコールから七瀬ふたたびみたいな?プロットで嫌いではない。
ベン・アフレックの演技や佇まいがそもそも苦手なのでどうかと思ったが、やっぱり自分には受け入れ難いものがあった。
ロバート・ロドリゲスは途切れる事なく映像作品を作り続けている監督というイメージで、多作なので全ては観ていないが自分の中では「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を超える作品がなく、今回もそれを超えるものではなかったのだが、何故か観ているものを楽しませようとする意思は常に伝わる気がするから好きな監督。
女の子(成長した方)可愛かった。
原題"Hypnotic" が良いのか?邦題「ドミノ」が良いのか?
映画館での予告編しか見ていなかったので、SF要素の強いアクションかサスペンス映画だろうと思っていました。
しかし始まって直ぐ原題が "Hypnotic" であることに気がついた。"Hypnotic" って何?
映画内で何回も出るので「催眠状態」の事だとわかった。で邦題の「ドミノ」は? 予告編にも出てくるけど、意味があるような無いような。でもこの映画名、"Hypnotic" だと直接的のような気がする。邦題の「ドミノ」の方が日本人に馴染みの言葉だが、映画的によくわからない分、かえって良かったと思う。
以下ネタバレ有り
娘を誘拐された主人公が事件に巻き込まれる訳だが、何かおかしい。序盤のアクション性からSF要素が増してくる。中盤に一気に様子が変わる。(原題の"Hypnotic" だと最初からある程度予測されてしまうのでは。)そして、誰が悪なのか分からなくなる。
後半は、前半と全くテイストが違う。いわゆるネタバレ編、解答編ということか。
ラストいよいよ娘に再会するのだが、ここでのドミノの意味は? ここで意味が判れば「すごい!」になるのだけれど、たぶん無いね。
全体的には満足なわけだが94分という尺なのでちょっと物足りない。
制作会社が閉鎖されたようで、大手がしっかり作ったらもっと良くなったのではと思う。
ミッドクレジットにも映像有ります。帰らないでね。 この映像に対しては、自分は脳の「再構築」が必要である。
二転三転し過ぎて、よく分かんなーい⁉
予告編で、瞳のクローズアップから映し出されていたので、何か記憶の覚醒みたなものと関りがあり、単なる行方不明となった自分の娘を探す、サスペンス映画ではないと思って鑑賞。案の定、強大な催眠術の力によって、記憶を改ざんして、脳をハッキングするというSF
絡みの内容。
こうした記憶や時空を超えたような作品は、『インセプション』や『テネット』等を監督したクリストファー・ノーランが得意とするところ。しかし正直、いつも内容が難しくて、一度観ただけでは、展開に取り残されてしまうことが多い。本作の監督のロバート・ロドリゲスは、どちらかと言えば、SF絡みはあるものの、人間臭いアクション・サスペンス作品の監督という印象が強かったので意外な作品となった。
ストーリーは、娘を探す刑事のロークに扮するベン・アフレックが、銀行強盗の現場で、謎の男・デルレーンを演じるウィリアム・ファクトナーの動きを見て、娘の行方を知る男だと確信する。しかし、デルレーンは、強大な催眠力にの持ち主で、いとも簡単に警察やロークの仲間を操り、捕まえることができなかった。
捜査が行き詰まっていたロークは、催眠術にも精通した占い師・ダイアナの所の赴き、助けを求める。そこでロークとダイアナは、デルレーンの反撃にあうのだが、そこには、ロークも知り得なか切った、予想外な裏の事情が隠されており、ローク自身も混乱していく。
後半は、ストーリーが二転三転、そして四転するので、正直、よくわかんなくて「?」残ったままクレジット・ロール。と思いきや、更にその後に「?」の追加となるオマケつき。レビューの評価が、今ひとつ伸びないのは、「サプライズを取り入れ過ぎで、これほどまでに観る者を欺かなくてもいいのにな…」という感想が多いのではないだろうか。
ドミノではないな?
原題は催眠術的な等を意味する形容詞。とはいえ邦題がドミノでは何のことですか?と言いたくなってしまう。ドミノを使用する場面があるとはいえ短絡的過ぎると感じた。
「ヒプノティック・トラップ」あるいは「催眠空間」くらいでどうでしょう?
ストーリーや展開については最後の最後まで理解不能に陥る難解さだった。辻褄がホントに全部合っているのかなと悩んでしまいそうです。
トドメはエンドロール中のダメ押しのどんでん返し。
絶対最後まで席を立たないでください。
是非映画館で🎦
118
上映開始直後に原題見て「あっ…」って思う
新人が描いた、週刊少年漫画の読み切り作品みたいな印象を受けた。
邦題「ドミノ」
原題「ヒプノティック」
催眠って意味だっけかな…何か原題を隠した方が面白そうって狙いだったのかな、などと考えながら試聴。
ひねりが効いてSF要素もあるクライムサスペンス、なんて感じのものを期待していたら全く人智の及ばないレベルの超能力バトル映画だった。
この内容でこの上映時間。どんでん返しを狙いすぎた結果視聴者の見やすさと各々のキャラクターを大事にしていないと思える。
期待には満たなかったです。
続編ありきはどうなのよ
最近続編があるのが多いけどほとんどはスケールの大きい作品ばかり。
この作品(「ドミノ」って邦題他に何か無かったのかね)はそんなにスケールも大きくなくスマッシュヒットするとも思えないのに続編を示唆したエンディング。
前半はスリリングでいい味出していたのに後半に入るとネタ明かしがされて少し冷めた。
主人公の刑事の相棒が手錠から手を抜こうと血まみれになるシーンはエグくて良かった。あのテイストで最後まで行って欲しかったな。
刑事を追い詰める敵役が不気味でいい表情をしていた。さすがハリウッドだ。ここまで冷酷な狂気を感じさせる俳優は残念ながら日本にはいない。
全206件中、181~200件目を表示