少年
劇場公開日:2023年7月22日
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解説
「悲情城市」などの名匠ホウ・シャオシェンと脚本家チュー・ティエンウェンが1983年に初めて組んだ作品で、ひとりの少年の成長を隣家の娘の視点から描き、台湾ニューシネマの原点となった青春ドラマ。
1960年代の台湾・淡水。未婚の母シウインは幼い息子アジャの将来のため、歳の離れた公務員ターシュンと見合い結婚をする。心優しいターシュンは、アジャを実の息子のようにかわいがって育てる。やがてアジャには弟が2人生まれるが、中学生になったアジャは不良仲間とつるんで問題ばかり起こすように。ある日、アジャの不注意から弟が事故に遭ってしまう。
ティエンウェンの短編小説を原作に、シャオシェンが製作・脚本、シャオシェン監督作の撮影を担当するチェン・クンホウが監督を務めた。日本では「台湾巨匠傑作選2023」(23年7月22日~、新宿K's cinema)にてデジタルリマスター版で劇場初公開。
1983年製作/94分/台湾
原題または英題:小畢的故事 Growing Up
配給:オリオフィルムズ
劇場公開日:2023年7月22日
スタッフ・キャスト
- 監督
- チェン・クンホウ
- 製作
- ホウ・シャオシェン
- 原作
- チュー・ティエンウェン
- 脚本
- チュー・ティエンウェン
- ホウ・シャオシェン
- ディン・ヤーミン
- チェン・シュー
- 撮影
- チェン・クンホウ
- 編集
- リャオ・チンソン
- 音楽
- ジョナサン・リー