「大人になれない子どもたち」四月になれば彼女は サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
大人になれない子どもたち
評判が悪いので鑑賞(?)
クソクソ言われてる「変な家」が、個人的にはあんまりクソに思えなかったのが謎に悔しくて、そろそろマジもんのクソ映画を見たい頃合いだったのでちょうど良かった。これが正真正銘。笑っちゃうくらい、嫌いな映画。日本映画、ホントこういうところだよ。
プロデューサーとしては一流、脚本家としては三流以下の川村元気という男は、功績によって築かれた地位を好き放題使って、大俳優をキャスティングし、馬鹿みたいにお金をかける。いやぁ、羨ましいね〜。さぞかし楽しいでしょう。でもね、観客は楽しくないし、分かってしまった。あなたは見た人の心に残る物語を描けない。もし、「百花」や本作のような映像作品を作りたいのなら、映画ではなく、プロモーションビデオでどうぞ。
登場人物の誰にも共感できず、これほどの大俳優をこれっぽちも生かせない脚本家に、良い映画は作れません。近年公開された「花束みたいな恋をした」「ちょっと思い出しただけ」「余命10年」などは恋することの面白さや切なさ、儚さに美しさを描く傑作であるために、とても恋することが好きとは思えない主要キャラ3人にどう感情移入したらいいのか分からないし、まるでドキドキしない。映画ってのは小説に映像が付け足されただけじゃないんだからね?映像だけに振り切っても仕方ないぞ?
こんなペラッペラで、カッスカスな映画もまあ珍しい。藤井風のMVでしかない。てかそもそも、佐藤健と森七菜は無理ありすぎだし、森七菜の父が竹野内豊もあまりに違うし、長澤まさみと河合優実が姉妹なんて違和感でしかない。海外って美しいな〜、以上。この映画で得られたのは、森七菜は左利きだってことだけ。やっぱりホンモノは違うね😂
充分感動できましたし、配役も貴方が仰る程違和感ありませんでした。
「花束みたいな〜」や「余命10年」とは違う恋愛ものなので、それらと比べるのは無理があり過ぎるかと。
川村元気さんが余程お嫌いなのかなーと、感じました