ゆとりですがなにか インターナショナルのレビュー・感想・評価
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色々詰め込まれすぎだ!付いてこい!
とにかく色々詰め込まれすぎててカオスです。ドラマよりカオスです。でもそれが、今のこの世界なのかと思ったら妙に納得。
クスッと笑ったかと思ったら、急にシリアスな台詞をぶっ込んでくるのがさすが宮藤さんです。茜ちゃんと山路の病室のシーンとかね。
様々な属性、色んな境遇、時には引いてしまうほどの個性を持った人々を嫌味なく書いています。ドラマファンの人にとっては、宮藤さん大好き!水田監督とのタッグも大好き!ゆとり3人、キャストの皆んな大好き!となる映画です。
あと、山岸くんが大人になったな〜って笑 ある意味一番成長を感じる。ドラマではそっち側だったのに、完全にこっち側じゃんッ!と思ってなんか嬉しくなった。
私自身は90年生まれでゆとり世代ドンピシャ。ゆとりの3人より学年3個下です。ドラマで坂間っちが就活中のゆとりちゃんに言った「元取るまで辞めんな」という言葉で、あの頃新卒で入った会社の退職を考えてた私は頑張ることができ、そういう意味でもとても思い入れのある作品です。
彼らがおじいちゃんになるまで、ずっと続いてほしい。
クドカンワールド
坂間酒造と夫婦仲、家族に苦戦する頼りない坂間正和。調子良く派手で、中国に渡り海老チリ事業で失敗して帰国した道上まりぶ。恋愛、女性経験が無いオタク気質の妄想家、小学校の先生の山路一豊。
3人の絆を巡るドタバタコメディ。個性豊かな
キャラクターが満載。
脚本家宮藤官九郎さん、監督水田伸生さんのタッグは改めて凄かった。
テンポの良さ、面白さ、そして現代に纏わる
グローバル化、コンプライアンス、働き方改革
LGBT、ノンアルコール、ハロウィン、ユーチューバー風等々盛り沢山。演出と撮影を流れるように
運ぶよね。
後輩の山岸ひろむ、太賀君もはじけてたし。
まりぶ父麻生巌役の吉田鋼太郎さんのレンタルおじさんも怪しさ抜群。
チェ・シネ役の木南晴夏さんは細身で綺麗、韓国語も雰囲気も良かった。吉原光夫さんもヴィヴァンと雰囲気も違ってたし。
柳楽優弥さんの読めない空気感のどんだけ~とか
松坂桃李さんのハロウィンメイク、まさか岡田将生さんの下半身ボカシもあるとは……。
坂間酒造亭主のお仏壇に隠しカメラの発想。
不謹慎ながら、なるほどと関心してしまった。
尊い相手だから正直に現状を伝えてしまう。
人間性が出てた。
ゆとりとグドカンワールド炸裂の映画。
面白かったです。何年後かに続編を観たいです。
笑顔の2時間に感謝。
今の時代に合っている展開
テレビドラマが面白かったので劇場版も鑑賞したく観に行きました。
キャラ変えなしのイケメン3人組に笑えました。
…が映画より連ドラの方が楽しく見れそうな…(笑)
今の時代に話題になってる事満載で面白かったのですが…
映画館で観なくても(* ̄ω ̄)ノってのが正直な感想です(笑)
憎めないキャラのマリブ推しです。
続くんですね(笑)やっぱり!
連ドラもして欲しいですね♪
今年一番のコメディ映画
ドラマ未読で鑑賞。よくよく考えるとそんなに面白いストーリーではない気もするのですが(個人的主観ですので)実力派俳優が真剣にコメディ映画を演じるとこんなに面白くなるんですね。正和役の岡田将生、山路役の松坂桃李、まりぶ役の柳楽優弥をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、日本映画界の一番乗ってる俳優達が集結してるので当然ですね。たくさん笑えて少し泣けて最高のコメディ映画でした。
全然面白くなかった
ドラマ未見。ゆとり世代の特徴や生活が分かるのではないかと思い観ていましたが、笑えないコントの連続でした。
中国語の動画あたりから、「だめだ、こりゃ」と諦め顔でした。あそこのモザイクも恥ずかしすぎて、もはや日本の恥かと思うほど。外国人たくさん出てきていました。
「つづく」と表示されたけど、「観ねーよ」と心の中で叫んでいました。
追記 これから観に行く方への良い情報として、島崎遥香さんのチャイナドレスは可愛かったです。
ずーっとわちゃわちゃ
休まずわちゃわちゃしててよくそんなわちゃわちゃし続けられるなあと思いました。
既知ファン向けの映画でコメディってだけで見に行った無知客は関係性を把握するのに時間を要し、気付いたらわちゃわちゃの波に呑まれていた感じで、その波に乗れるか乗れないかで感想が二分しそうです。
個人的にはものすごく笑えるわけではなかったですが、終始ニコニコしていられる雰囲気の映画でした。
気負わず背負わず怯えずに気楽にみられる映画です。
笑った!泣いた!THE クドカン
連ドラの空気感そのまま。
きっとみんなの日常と少し変化球な友情(?)はこれからも続くんだろうなと思った。
何年会ってなくても、当時の空気にスッと戻れる。
まさにこの映画のような友情や家族が永遠に続けば良いな。
そして、コミカルで面白いながらもその節々の社会問題を混ぜ込み、考えさせる脚本に仕上げるクドカンの手腕が落ちていなくて本当に最高。これが見たかった。
メイン3人の俳優陣はプライベートでも仲良いみたいだし、また共演してるところが見たい。
変わったことと変わらないもの
宮藤官九郎は、舞台設定に「今」という要素を入れ、「今」という時代と世代をイジるのがとてもうまい脚本家だ。「ゆとりですがなにか」はその代表作であり、個人的な宮藤官九郎のベストといえるドラマだ。まさか続編があると期待していなかったし、それが映画になるとは思わなかった。でも、映画?という不安や疑問があったのもたしか。3人の近況から始まるオープニングは、続編として作られたスペシャルドラマを観ているような感覚に陥るくらいにテレビドラマっぽい。でも、そんなことはどうでもいいと思えるくらいに面白かった。
ドラマに出ていた主だったキャラは漏らさず登場したし、懐かしい面々の現況を知るだけでもかなり楽しい。久しぶりに会った友人と、すぐに昔のノリで楽しめるあの感覚に似てる。でも、それだけではないところがうまいところ。「今」に対応しようと悪戦苦闘する彼らの姿を観ていると、あぁこの5〜6年で世の中は随分と変わったよなと実感してしまう。
街も店も会社も変わってしまうし、いろんなテクノロジーにも対応しないと取り残されるだけだ。人として成長しないと大変なんだよ。山岸だって結構成長してた!
ただ、変わらないものもあるんだよって提示してくれるからなんか勇気づけられる。家族とか友情とか愛とか。3人のメインキャラはいろいろと成長してたけど、本当に相変わらずだった。お前ら変わらねーな!って久々の友人達と笑い合ってる気分になってしまった。
ドラマ放送当時は無名に近かった脇役の人たちが今や主役級になっているところも面白い。そして本作から登場する木南晴夏がとにかく素晴らしかった。あれだけ韓国人っぽい演技ができる日本の女優はそうそういないんじゃないか?続編にも登場してくれそうな雰囲気なので今後も期待してしまう。
でも、これ次回作はやはり映画なんだろうか。それとも2時間ドラマ?映画もありだよな。うん。
これは良いクドカン
ドラマ版も視聴してたけど時間の経過で話あんまり覚えてないまま劇場版鑑賞、でも冒頭ちゃんとドラマ版のフラッシュもあって、すぐ話に入って行けました。
感想。はい面白かったです。中でも今回は木南晴夏さんが白眉でした。って言うか、木南さんがぜーんぶ持って行きました。
一番濃いキャラの柳楽優弥をも薄めてしまう韓国人キャラ。日本人と韓国人のハーフでアメリカ育ちと言う設定で、メイクも話し方もものすごく「ぽい」。
自分は韓国語知らないけど、韓国人が日本語を話すときの独特のアクセントをかなり上手に再現してて、役者さんってすごいなあと感心しました。
個人的にかの国は大の苦手で、今回も何のゴリ押しかと若干警戒しながらの鑑賞だったのですが、やはりクドカン、トンチキ○流ゴリ押しもなく、嫌味な反日モチーフにするでもなく、韓国と言う具材を見事に脚本に練り込んできました。お見事!
そういえば中学生円山でも死ぬほど笑ったな。
今作は、日本の凋落、名ばかり働き方改革、全然なくならない男尊女卑気質、一部クソデカボイス集団にへつらった多様性教育、いろいろ盛り込み過ぎのきらいはあれど、インターナショナルのサブタイトルに恥じない内容の濃さで、終わって見れば大満足。
ドラマの続編もあるかもね。
クドカンは当たり外れがあるんだけども、今回は文句なしに「良いクドカン」でした。
昭和オヤジがゆとり世代をのぞいてみたら?
ゆとり世代は、
1987年~2004年に生まれ、
2023年に19歳~36歳を迎える年齢です。
ゆとりって、おバカばかりに見えたのですが、
自由と平和に浸っている割に余裕ないやん。
30代を越えた社会人になるとそんなものかと思っていたら、
人生をお笑いで楽しんでいるのかなぁ
面白かった。
ゆとり世代ではなく、
ユーモア世代ではないのかな?
おっちゃんの時代は笑う時間なかった。
闘い、勝負、出し抜く時代やったなぁ
定年越えて、やっとゆとりができると思ってら、
チャイナがやって来て、
定年過ぎでも働いて、
負け犬や!
あっ、坂間君とおんなじやん!?
それにしても、
女優人達は、地でやってるんか上手かったわ。
中田喜子に坂間茜、ゆとり、佐倉悦子に、
子役の子供達が頼もしかった。
そして、
木南晴夏は最高やった。
やっぱり、インターナショナルやね。
( ^ω^ )
2016年に日本テレビ系列で放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」を映画化。
「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄(やゆ)されてきた「ゆとり世代」の男たちも30代半ばに差しかかり、
それぞれ人生の岐路に立たされていた。
夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和、
いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊、
中国での事業に失敗して帰国したフリーターの道上まりぶ。
働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、ゆとりのない日々を過ごしながらも懸命に生きる彼らだったが……。
正和役の岡田将生、山路役の松坂桃李、まりぶ役の柳楽優弥をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎らテレビ版でおなじみのキャストが再結集。
テレビ版に続いて水田伸生が監督、宮藤官九郎が脚本を手がけた。
ドラマの面白さを詰め込んだ2時間
仲良し3人組が本当に面白いし、安藤サクラも独特な動きと話し方で安定の楽しさ。他の役者さんも個性的で飽きる時がなかった。時事ネタをおかしく入れるクドカンワールド。流石です。「つづく💦」が最後に出てきたのでまたやるのかな。スペシャルドラマでもいいので是非。
ゆとり…なの
ドラマは見てませんでしたが
岡田将生さんの”一秒先の彼”
の主人公をコメディに演じて
いるのを見ての鑑賞です
…面白かったです
が。
でも…
笑いながらも
…騒がしい…というか
声を張り上げている場面が多くて
ちょっと疲れました
将生くんはもちろんよかった
キャストの面々も
そして吉田鋼太郎さんは別格に
面白かったです
笑えるセンスがありました
…ゆとり……教育世代
とうたっているけど ?(はてな)
が付きました
つづきがあるみたいですね。
いろいろと哀しい
なにもない作品なんだよね。
ハラスメントや多様性について、7年前と事情が変わったから、アップデートして描いてみようかっていう。それを群像劇っぽいかんじでやっていくという。
個々のシーンはうまいの。クドカンならさらっと書けるよねという感じのうまさ。
手垢のついた面白さな感じはあって、時代が一つ回ったんだなという哀しさを感じたな。
キャストも7年前だからね。青木さやかや島崎遥香はいまなにしてるんだろう。
変わらず活躍してる主演陣はすごいね。
そしてやっぱり松坂桃李はこのメンバーに入ると力が劣る。それを再認識して哀しい。
木南晴夏はいいね。韓国語ネイティブには聞こえないけど、それっぽかった。ここは良かったな。
なぜこんなにおもしろいのか
ドラマファンで何度も見ています。
ドラマを振り返るシーンや曲を取り入れ、懐かしさにわくわくしました。
改めてキャスト、監督、脚本最高だなと感じました。
いつか見た時にこんな時代もあったなと思うようなストーリーに夫婦問題、友情。
笑いに笑い、最後皆がお空とリモートするシーンでは涙が溢れ泣いていました。最高の映画をありがとうございます。
できればこの作品の中で、坂間酒造の成功もみたかったなと次回に期待してます。
え、次回作もありますよね?
まりぶは名言製造機
職場にゆとり世代がいてドラマの再放送で大共感を得るものの確かに正和の言う通り一括りに決め付けは出来ない、それでもリアルな社会情勢や働き方改革など身近に感じられることばかり。
多くの曲者揃いのキャラクター達の持ち味を活かしたゆとり世界ならでの展開と彼等の名演、濃厚な脚本がハチャメチャだけど自然と笑顔になれて面白かったです。
個人的には柳楽くん演じるまりぶは今回も周りを掻き乱してしまう問題児だけど所々で心に響く台詞が多いのが好き。中国語も努力の反物、だから憎めないし3人の関係性も傍から見たら理解しがたいけれど応援したくなる。
皆さん売れっ子になってしまったので今このメンバーを劇場版で観れたのは貴重でしたね。
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