ゆとりですがなにか インターナショナルのレビュー・感想・評価
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面白かったが何か物足りない
1年セックスレスで、家業の酒屋もうまくいかない坂間正和(岡田将生)、中国で事業に失敗し日本に帰国し坂間酒造で働くようになった道上まりぶ(柳楽優弥)など、坂間酒造の人々を中心に、童貞の小学校教師・山路一豊(松坂桃李)やパワハラで休職明けの会社員・山路(仲野太賀)など、ゆとり世代と呼ばれる30代半ばの男たちの、メンタルヘルス問題、コロナからのテレワーク、性の多様性、会社のグローバル化、など最近の課題について取り上げたコメディ。
昔と違って最近は・・・みたいな課題を取り上げてるのは共感できるし、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎など、主演級の出演者も豪華だし、宮藤官九郎の脚本だから面白いんだけど、どれもこれも既視感があり、何か物足りない。
何がそう感じるのか考えてたが、たぶん、アッと驚く事がなかったからなんだろうと思った。
何も考えず、ボーッと観てたら楽しいのは確かなんだけど・・・。
そんな感想です。
そうそう、木南晴夏の英語、韓国語、日本語のトリリンガルぶりは素晴らしい。必見です。
舌打ちの手本
色々詰め込まれすぎだ!付いてこい!
とにかく色々詰め込まれすぎててカオスです。ドラマよりカオスです。でもそれが、今のこの世界なのかと思ったら妙に納得。
クスッと笑ったかと思ったら、急にシリアスな台詞をぶっ込んでくるのがさすが宮藤さんです。茜ちゃんと山路の病室のシーンとかね。
様々な属性、色んな境遇、時には引いてしまうほどの個性を持った人々を嫌味なく書いています。ドラマファンの人にとっては、宮藤さん大好き!水田監督とのタッグも大好き!ゆとり3人、キャストの皆んな大好き!となる映画です。
あと、山岸くんが大人になったな〜って笑 ある意味一番成長を感じる。ドラマではそっち側だったのに、完全にこっち側じゃんッ!と思ってなんか嬉しくなった。
私自身は90年生まれでゆとり世代ドンピシャ。ゆとりの3人より学年3個下です。ドラマで坂間っちが就活中のゆとりちゃんに言った「元取るまで辞めんな」という言葉で、あの頃新卒で入った会社の退職を考えてた私は頑張ることができ、そういう意味でもとても思い入れのある作品です。
彼らがおじいちゃんになるまで、ずっと続いてほしい。
クドカンワールド
坂間酒造と夫婦仲、家族に苦戦する頼りない坂間正和。調子良く派手で、中国に渡り海老チリ事業で失敗して帰国した道上まりぶ。恋愛、女性経験が無いオタク気質の妄想家、小学校の先生の山路一豊。
3人の絆を巡るドタバタコメディ。個性豊かな
キャラクターが満載。
脚本家宮藤官九郎さん、監督水田伸生さんのタッグは改めて凄かった。
テンポの良さ、面白さ、そして現代に纏わる
グローバル化、コンプライアンス、働き方改革
LGBT、ノンアルコール、ハロウィン、ユーチューバー風等々盛り沢山。演出と撮影を流れるように
運ぶよね。
後輩の山岸ひろむ、太賀君もはじけてたし。
まりぶ父麻生巌役の吉田鋼太郎さんのレンタルおじさんも怪しさ抜群。
チェ・シネ役の木南晴夏さんは細身で綺麗、韓国語も雰囲気も良かった。吉原光夫さんもヴィヴァンと雰囲気も違ってたし。
柳楽優弥さんの読めない空気感のどんだけ~とか
松坂桃李さんのハロウィンメイク、まさか岡田将生さんの下半身ボカシもあるとは……。
坂間酒造亭主のお仏壇に隠しカメラの発想。
不謹慎ながら、なるほどと関心してしまった。
尊い相手だから正直に現状を伝えてしまう。
人間性が出てた。
ゆとりとグドカンワールド炸裂の映画。
面白かったです。何年後かに続編を観たいです。
笑顔の2時間に感謝。
今の時代に合っている展開
今年一番のコメディ映画
全然面白くなかった
ずーっとわちゃわちゃ
笑った!泣いた!THE クドカン
変わったことと変わらないもの
宮藤官九郎は、舞台設定に「今」という要素を入れ、「今」という時代と世代をイジるのがとてもうまい脚本家だ。「ゆとりですがなにか」はその代表作であり、個人的な宮藤官九郎のベストといえるドラマだ。まさか続編があると期待していなかったし、それが映画になるとは思わなかった。でも、映画?という不安や疑問があったのもたしか。3人の近況から始まるオープニングは、続編として作られたスペシャルドラマを観ているような感覚に陥るくらいにテレビドラマっぽい。でも、そんなことはどうでもいいと思えるくらいに面白かった。
ドラマに出ていた主だったキャラは漏らさず登場したし、懐かしい面々の現況を知るだけでもかなり楽しい。久しぶりに会った友人と、すぐに昔のノリで楽しめるあの感覚に似てる。でも、それだけではないところがうまいところ。「今」に対応しようと悪戦苦闘する彼らの姿を観ていると、あぁこの5〜6年で世の中は随分と変わったよなと実感してしまう。
街も店も会社も変わってしまうし、いろんなテクノロジーにも対応しないと取り残されるだけだ。人として成長しないと大変なんだよ。山岸だって結構成長してた!
ただ、変わらないものもあるんだよって提示してくれるからなんか勇気づけられる。家族とか友情とか愛とか。3人のメインキャラはいろいろと成長してたけど、本当に相変わらずだった。お前ら変わらねーな!って久々の友人達と笑い合ってる気分になってしまった。
ドラマ放送当時は無名に近かった脇役の人たちが今や主役級になっているところも面白い。そして本作から登場する木南晴夏がとにかく素晴らしかった。あれだけ韓国人っぽい演技ができる日本の女優はそうそういないんじゃないか?続編にも登場してくれそうな雰囲気なので今後も期待してしまう。
でも、これ次回作はやはり映画なんだろうか。それとも2時間ドラマ?映画もありだよな。うん。
これは良いクドカン
ドラマ版も視聴してたけど時間の経過で話あんまり覚えてないまま劇場版鑑賞、でも冒頭ちゃんとドラマ版のフラッシュもあって、すぐ話に入って行けました。
感想。はい面白かったです。中でも今回は木南晴夏さんが白眉でした。って言うか、木南さんがぜーんぶ持って行きました。
一番濃いキャラの柳楽優弥をも薄めてしまう韓国人キャラ。日本人と韓国人のハーフでアメリカ育ちと言う設定で、メイクも話し方もものすごく「ぽい」。
自分は韓国語知らないけど、韓国人が日本語を話すときの独特のアクセントをかなり上手に再現してて、役者さんってすごいなあと感心しました。
個人的にかの国は大の苦手で、今回も何のゴリ押しかと若干警戒しながらの鑑賞だったのですが、やはりクドカン、トンチキ○流ゴリ押しもなく、嫌味な反日モチーフにするでもなく、韓国と言う具材を見事に脚本に練り込んできました。お見事!
そういえば中学生円山でも死ぬほど笑ったな。
今作は、日本の凋落、名ばかり働き方改革、全然なくならない男尊女卑気質、一部クソデカボイス集団にへつらった多様性教育、いろいろ盛り込み過ぎのきらいはあれど、インターナショナルのサブタイトルに恥じない内容の濃さで、終わって見れば大満足。
ドラマの続編もあるかもね。
クドカンは当たり外れがあるんだけども、今回は文句なしに「良いクドカン」でした。
昭和オヤジがゆとり世代をのぞいてみたら?
ゆとり世代は、
1987年~2004年に生まれ、
2023年に19歳~36歳を迎える年齢です。
ゆとりって、おバカばかりに見えたのですが、
自由と平和に浸っている割に余裕ないやん。
30代を越えた社会人になるとそんなものかと思っていたら、
人生をお笑いで楽しんでいるのかなぁ
面白かった。
ゆとり世代ではなく、
ユーモア世代ではないのかな?
おっちゃんの時代は笑う時間なかった。
闘い、勝負、出し抜く時代やったなぁ
定年越えて、やっとゆとりができると思ってら、
チャイナがやって来て、
定年過ぎでも働いて、
負け犬や!
あっ、坂間君とおんなじやん!?
それにしても、
女優人達は、地でやってるんか上手かったわ。
中田喜子に坂間茜、ゆとり、佐倉悦子に、
子役の子供達が頼もしかった。
そして、
木南晴夏は最高やった。
やっぱり、インターナショナルやね。
( ^ω^ )
2016年に日本テレビ系列で放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」を映画化。
「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄(やゆ)されてきた「ゆとり世代」の男たちも30代半ばに差しかかり、
それぞれ人生の岐路に立たされていた。
夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和、
いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊、
中国での事業に失敗して帰国したフリーターの道上まりぶ。
働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、ゆとりのない日々を過ごしながらも懸命に生きる彼らだったが……。
正和役の岡田将生、山路役の松坂桃李、まりぶ役の柳楽優弥をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎らテレビ版でおなじみのキャストが再結集。
テレビ版に続いて水田伸生が監督、宮藤官九郎が脚本を手がけた。
ドラマの面白さを詰め込んだ2時間
ゆとり…なの
いろいろと哀しい
なぜこんなにおもしろいのか
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