「面白かったが何か物足りない」ゆとりですがなにか インターナショナル りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0面白かったが何か物足りない

2023年10月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

1年セックスレスで、家業の酒屋もうまくいかない坂間正和(岡田将生)、中国で事業に失敗し日本に帰国し坂間酒造で働くようになった道上まりぶ(柳楽優弥)など、坂間酒造の人々を中心に、童貞の小学校教師・山路一豊(松坂桃李)やパワハラで休職明けの会社員・山路(仲野太賀)など、ゆとり世代と呼ばれる30代半ばの男たちの、メンタルヘルス問題、コロナからのテレワーク、性の多様性、会社のグローバル化、など最近の課題について取り上げたコメディ。

昔と違って最近は・・・みたいな課題を取り上げてるのは共感できるし、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎など、主演級の出演者も豪華だし、宮藤官九郎の脚本だから面白いんだけど、どれもこれも既視感があり、何か物足りない。
何がそう感じるのか考えてたが、たぶん、アッと驚く事がなかったからなんだろうと思った。
何も考えず、ボーッと観てたら楽しいのは確かなんだけど・・・。
そんな感想です。
そうそう、木南晴夏の英語、韓国語、日本語のトリリンガルぶりは素晴らしい。必見です。

りあの