「笑いが疾走する」ゆとりですがなにか インターナショナル ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5笑いが疾走する

2023年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

LGBTQ、リモートワーク、ユーチューバー、グローバル化、渋谷のハロウィン・フィーバー等々、令和の世相を取り入れたクドカンの脚本が素晴らしい(ただ、中国に関しては、最近の関係悪化のため、ややずれてしまっている)。
早口台詞の連発、目まぐるしい展開なので、笑い所を見逃さないよう、ある意味緊張のしっぱなしだったが、それにしても面白かった。「ハングオーバー」ネタなど、映画ファンにはたまらない。笑いの連続だが、最後の最後、エンドロールのバック映像でまで笑わせる。
唯一残念なのは、画面の鮮明度が低く、俳優の表情が見えないシーンが多々あったこと。続編では、改善を期待。

ファランドル