劇場公開日 2024年2月23日

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落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全457件中、101~120件目を表示

3.5人は複雑で醜くて生きている

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

何をもって殺したというのか。下手しなければ殺してない?

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ouosou

4.0複雑なものを複雑なまま丁寧に描く映画

2024年5月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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バーネット

3.5芳醇のコクと旨み

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

雪山に住む3人の親子。
落下死した夫。
容疑者となる妻。
そして視覚障がいの息子。

物語は事件の真実が何かではなく、
その人は何を思ったのか、
世間からどう見られているのか。
人間という生き物の真相を淡々と解剖してゆく物語

真実を追求しない法廷作品。
アカデミー作品賞ノミネート。

これね、完全な玄人向けです。
起承転結に波が欲しい
ハリウッド映画大好きさんには
この芳醇のコクと旨みを楽しめるのか。
これを楽しめる大人になって欲しい。

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.5決して面白くなくはない

2024年4月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

何も定かではなく、それぞれの立場にそれぞれの見方や真実があるような作品。

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aooni

4.0フライヤーの一文で顛末が見えていた

2024年4月29日
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雨雲模様

4.0落下の解剖学

2024年4月26日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

生々しい。と言った表現が1番しっくりくるけど、そんな一言で終わらせられるほどのものではない。映画の中にいろんな感情が思惑が、ものすごい密度で埋められていた。

主人公が無罪を勝ち取るまでの話かと思いきや、裁判によって隠していた事実や他人には言えない彼女の全ての感情、感覚、生き方まで全て解剖されていく。この解剖で彼女の1人息子は何を選択し、何を守り、両親の真実をどう受け止め、どう決断していけばいいのか学んでいく。
「落下の解剖学」とはいいタイトルをつけたものだ。

あらすじ

夫の不注意で事故に遭い、視覚障害を患った息子を持つ主人公のサンドラは、ある日雪山の上にある自宅のそばで血を流して死んでいる夫の姿を発見する。
やがてサンドラの殺人が疑われ、彼女は無罪を主張していたが、数々の証拠と合致しない彼女たちの証言は意味をなさなくなっていく。
そして、事故の前日の喧嘩の内容の録音や、夫が薬を飲んできたことを法定内で知った息子は、父が自殺したのか、母が夫を殺したのか、疑心暗鬼になっていく。

また、撮影、編集にもこだわりを感じた。突然現れるfixの主観カットや、徐々にカメラが寄っていくじっとりとしたドリーイン、かと思いきやズームで勢いよく寄っていくスピード感は、キューブリックを思わせる。雪山というものと、息子の髪型のせいか、途中からシャイニングを見ているのかと思ってしまった。

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tyshi

3.5何か起こりそうで起こらん

2024年4月24日
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鑑賞方法:映画館

こっちが思ってるようには進まないストーリー。ところで検事だけ何であんなガウン着てるの?

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satsuん

4.0リアルで人間くさい

2024年4月22日
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鑑賞方法:映画館

人間が持つ愛情とエゴを表裏一体で見事に表現しきった作品。視覚障害の子供への愛情、事故で視覚障害にしてしまった悔恨、その子供のために自らのやりたいことが出来ず子供への煩わしさがあからさまになるさま、全てがリアルに描かれる。そして、どの側面も想像の範疇だが自分自身に置き換えられることが出来、すんなりと受け入れられてしまう怖さもあった。
全てが善人の人間などいないと、改めて実感させられた。

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sazy

4.5脚本、演技すばらしい

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

夫婦関係の描き方がリアルで緻密で、脚本のすばらしさに感動しました。

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TK

3.0もう少し短くてもいいかも…

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

 結末で回収される昨今の作品に慣れてしまったこと、それがいいと思ってしまっていたことに気付かせてくれました。ラスト、すっきりしないけれど犬が寄り添っていったのが一つの示唆なのかなと…

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たたみ

3.0食べたいものじゃなかった

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館

悪くはないんです。

ただ「焼肉」を食べに行くはずが「うどん」かよ、みたいな。
決してうどんが嫌いなわけじゃないんです。でもガッカリしたのも事実で。
こんなはずじゃなかった、と。だって焼肉の口になってるんだもん、と。
この責任を誰かに取ってもらいたい(笑)

確かに事前情報を入れずに観たけどさ。その方が良いかと思って。
でも何となくミステリー味だって想像してしまうじゃんか。
そりゃどうしたって「そういう口」になっちゃうってば。

分かっていても「焼肉」のつもりの「うどん」は喜べないって。
せめて「うどん」のつもりが「焼肉」だったならOKなんだけど、
濃い味を期待してる時の薄味はさすがに受け入れがたい。
おっさんだけどまだ味覚はお子ちゃまですから!

ただこれは宣伝も悪かったんじゃない?と思わずにはいられない。
TVなどで流された予告は完全に濃い目のミステリー味だったよね?
だけど蓋を開けたら質素な「ヒューマンドラマ味」だったわけよ。
子供だったらショック過ぎてきっと大泣きするぞ。
そういう意味では宣伝に「誠実さ」が欠けていたように思うんだよね。
客を呼びたいのは分かる。でも作品に敬意は払うべきじゃないかな。

この映画でとにかく言いたいのはそれだけです。
大人げなくてスミマセン。

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luna33

3.5#09 他人にはわからない家庭内事情

2024年4月18日
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一見上手くいっていそうな夫婦の実情は他人には誰にもわからない。
最近はあえて結婚という形を取らない人が多いフランスでさえこうなんだから、結婚しないと一緒に暮らすことさえほぼ許されない日本だと、各家庭に色んな事情があるんだろうなあ。
150分という長尺ながら裁判の過程が楽しめて見応えがあった。

田舎の平日昼間の上映回の割に結構人が入っててビックリ。
多分映画好きならはずせない作品なんだろう。
1日1回だけだけど、上映してくださってJMAXシアターさん、ありがとう。

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chicarica

3.0法廷劇緊迫感を楽しむ物語

2024年4月16日
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法廷劇緊迫感あるが、長い割にこの結末?
結局どうなの?

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ムロン

3.0他人様の夫婦の痴話喧嘩は見たくない…

2024年4月14日
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期待が大きかったからなのか、なんだか
あまり、入り込めなかった…。

これ、どちらもちょっと苦手な夫婦。
子どもが一人になるのは、
イヤだから奧さん無罪になって欲しいとは思っていたけど、
自殺だとしても、奧さんにも何かしら非がある気がしてスッキリせず、
喧嘩の時の最初の私は冷静よ的な感じであしらいつつのあの責め方はイヤだな。
夫も夫で、奧さん責める内容がどんどん変わっていって、
これじゃ、小説上手く書けないでしょー。
で、セックスのことまで言われたら、
ハァ?!ってなるわな、とか思いつつ、

結局、何を解剖したかったんだ?
夫婦の痴話喧嘩か???

ずーっと、マリコ(沢口靖子)さんならどう解決する?!
って考えていたよ。

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hkr21

4.5珍しいくらい非常に教育的な映画

2024年4月14日
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泣ける

知的

幸せ

ここまでまっすぐ青少年の成長に向かい合った映画は、昨今多くないと思う。

ほとんど状況証拠しかない状態で進行する裁判の鍵を握るのは、第一発見者の視覚障害の子供。
事故により視力が低下して以来引っ込み思案になった繊細な彼を守るのは、心の病を抱えた父と傍らの犬だけ。

彼の目線でそれまで隠されていた家庭の真実を明らかにしていく裁判は、子供から大人へなるための通過儀礼である。
最後の証人として自ら選んだ「真実」を話し裁判の趨勢を決めるのは、大人として人生を選択した証に他ならない。終盤、それまで抱きしめられていた母親を逆に抱きしめるのは成長と精神的別離を表している。

ラストシーンで母親へ犬が寄り添うるのは、独り立ちした子供をそれまで守っていた守護者=天使が一人になった母親の保護者となる、カトリック的な演出だろうか。

アメリカンニューシネマ以前、1950年代のようなテーマに対し非常にまっすぐな佳作。その割に説教臭くなく順当に面白いのは、演出の優秀さや脇を支えるキャラクターによるものだろう。序盤のタルイ展開に耐えられるなら、ご家族で鑑賞するのにもおすすめ

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僧ヶ鍬崎

3.5ミステリーと思う事勿れ、

2024年4月14日
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まさか裁判映画だったとは、

ともあれ長いけれども常に状況証拠と曖昧な真実とを行ったり来たりでハラハラする展開だった。

文化人同士の夫婦が子供を持つ事以前に夫婦とは、人同士とは、複雑な感情をまさに解剖し自分の真実に辿る軌跡を見せてもらった。

時には選ばなきゃならない決断がある。

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バキ

3.5心地の良いモヤモヤ感

2024年4月14日
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といぼ:レビューが長い人

3.0ミステリーではないな

2024年4月13日
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知的

難しい

寝られる

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ゼリィ

2.0家族の解剖

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に殺人疑惑を掛けられた妻の真実が暴かれていくヒューマンサスペンス。個人的に苦手な法廷もので眠気との戦いが続いた。徹底的に解剖されていく家族の真実ですが、特に共感することもなく他人事にしか思えなかった。

2024-61

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隣組

2.5息子が凄く成長して行く(サスペンスと勘違いして鑑賞)

2024年4月12日
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悲しい

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ケイト