関心領域のレビュー・感想・評価
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「オレこの映画好きなんだよねw」
最初はポスターを見てみたいと思ったけど、こんな内容だとは•••
幸せな海外の家族の日常
お子さんが3人いてワンちゃんもいて大きな家で庭が綺麗にされてて幸せな普通の日常を映し出す•••
そういえば最初真っ暗な映像だったなぁ•••
なんか銃声?っぽい音•••
これは叫び声?
黒い煙••• 毒ガス室?500度で焼く?
ヒトラー万歳?
今まで人生で見た映画で1番不気味な映画だった 不協和音の威力
エンドロールで笑えた なんだろう
「オレこの映画 好きなんだよねw」
って友人達に広めてみよう
エンタメとしてホロコーストを"消費"することは許されるのか。
スティーブン・スピルバーグ監督は「シンドラーのリスト」で得た利益を全て寄付したと知り、彼がホロコーストでの出来事を映画産業におけるいち商品にしたくない揺るがぬ証拠だと思った。ホロコーストに限らず、映画によってショックを受けたり、忘れててはいけないよね、後世に伝え続けないといけないよね、他人事にしてはいけないよね、と我々は幾度も言ってきたであろう。その気持ち、いつまで続けられる?3歩歩けば明日の夕飯どうしよう、あの子にメールしようかななんて切り替えちゃってるかも。関心領域はそうはいかなかった。まさに核心をついていると思った。ここ最近、立て続けにナチス関係の映画を観ていたからちょうど興味があって、公開日に心待ちにしてた映画。ホロコーストを語るに欠かせない名作を観ずに観ていたら、いまいち味わえなかったと思う。収容所の設計図?について会議するシーン。「荷」というワードが出てきたから分かった。映画でよく出てきたので。
追記
第二次世界大戦のさなか、人はあんなにも異常が普通になってしまうものか?ユダヤ人に対する虐殺があんなにも、まるで「当たり前の儀式」みたいになっちゃう、させてしまう戦争の恐ろしさ。戦争の恐ろしさというよりかは指導者という存在の恐ろしさかな。確実にエスカレートしていたはずのヒトラーの主張に流れていくかのように賛同する民衆。徐々に、ゆっくりとそして着実に変化していく時代の流れ、その中に存在する「違和感」に我々は敏感でいないといけないと思う。戦争とまでは行かなくとも、少なからず形を変えて、必ず歴史は繰り返すと思う。
ココから作中のあるシーンについて言及。(ネタバレも何も無いけど予告以外の情報走りたくない方は以下、読まないでください)
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冒頭はながーい真っ暗な画面がしばらく続くシーンで始まる本作品だがそれに添えられたBGMが何とも不気味で斬新。。。A24らしさなのか…?とも思ったり。だが、そうでもしないと観客は惹き付けられないという監督の虚しい仮説からなのでしょうか。はたまた、ヒトラーの用いていた「沈黙」のメタファー的な要素を持っているのでしょうか。アカデミー賞音響部門を受賞しているのも疑問の余地はありませんね。
知ってて、これか!
最初は何も知らなくてただ無関心に暮らす一家の話なのかなぁと思ってました。
音は最初から煽り過ぎ。
始まってから画像が出るまでがかなり長いのでちょっとイラッとしちゃいました。
予告編の映像はやけに明るい感じだったので、違和感を感じましたね。わざと?
最初の湖での湖水浴場面。この水はヤバい水だと思っていたら、やっぱり。カヌーで川に水遊びに出かけた時に父親が川底で何かを拾って、慌てて子供たちと帰宅し、身体を必死に洗う場面。私にはあれはいわゆる喉仏(環椎:第1頸椎)に見えました。
歳の割に動態視力いい方だと思います。
むかしそういうクイズ番組ありましたけど、けっこう得意分野でした。
マジカル頭脳パワーです。
子どもたちが金歯で遊んでいるカットは目を疑いました。これはいかん。
最初、サンドラ·フラーはこの家の主婦ではなく、お手伝いさん役で、奥様の留守中にミンクの毛皮を試着してポーズとったり、口紅塗ってみただけだと思っておりました。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い····じゃないんですね~気持ちわるくないの?
旦那が転勤するのについて行かない妻。家が一番大事。庭の設計や植栽も自分でやったって言ってましたよね。女って家に付く猫みたいなもんだなぁと思いました。子育てにはいい環境だって主張するけど、こういうのを嘘も方便っていうのでしょうね。実際、そういう奥さん多いもん。でも、実家の母親(おばあちゃん)はわかっていたのにねぇ。親子でも違うもんですなぁ。
人間焼却炉の改良にどんどん熱心になってゆくのは、関心領域をサイエンスにずらすことで、殺人の罪悪感をちょっとだけ脇にそらすことができるからではないでしょうか。
オッペンハイマーもそうだったんでしょう。
英題は Zone of Interest でした。
関心領域だと Region とか Field かなと思いました。Zone だとついつい Sexy Zone の方、いやいや違います。「ゾーンに入った」みたいな意味がありますので、単に塀を隔てた区画の違いではないんでしょうね。そういう意味ではあの奥さんは完全にゾーンに入っていました。
赤外線暗視カメラの映像のような夜に外に出て行く娘のシーンが気持ち悪かった。
とても変わった映画で、カンヌ国際映画祭のグランプリ。 怪優サンドラ·フラーじゃないと勤まらない役だったとは思いますが、面白いかっていうと、悪趣味な映画でかなり眠くなりましたので、星はこのくらいです。
アウシュビッツ収容所のことはあまり知りませんが、映画で学んだことがほとんどです。
所長クラスだといろいろありますよねぇ。ああ、嫌だ嫌だ。
ヘス夫人の姿が映し出すもの
アウシュビッツに隣接するヘス所長宅は、鳥のさえずりが聞こえ、豊かな自然に恵まれ、個人の平和な生活を享受している家族がいる。そんな姿がドキュメンタリーのように描かれている。しかし、ヘスの妻へ―トヴィッヒが鏡の前で試着する毛皮のコートは、隣の収容所で虐殺されたユダヤ人の着ていたものであり、そのポケットに入っていた口紅は、そのコートの持ち主のものである。「無邪気にも」その毛皮を試着し、口紅を唇に塗る彼女の姿は、
今、パレスチナのガザで起きていること、すなわちイスラエル軍によるガザ攻撃で虐殺されたパレスチナ人の遺品を我がものにして笑い合うイスラエル兵と重なる。ガザで、人間が、子供が、女性が、毎日毎日、大量に虐殺され、飢餓死を強いられている。そのことを自分とは関係のない遠い所で起こっていることとして無関心に放置することは、まさにヘス夫人の姿ではないか。この映画を観てから、私自身が何の悪気もなくやっている日常の行動、勤めに行くための洋服を選んだり、お化粧をしたりといった行動1つ1つが、ヘス夫人のそれと重なり、グロテスクに思えてならなくなった。そして問いを突き付けられる。今、ガザで起きているイスラエルのパレスチナ人の虐殺に対し、言葉や行動を持って抗議の意思を表さない限り、ヘス夫人のやっていることと同じではないかと。グレイザー監督が、「関心領域」アカデミー賞授賞式のスピーチで、ガザでイスラエルの攻撃に苦しむパレスチナ人への注意喚起を述べたことを忘れてはならないと思う。
鑑賞者への問いかけ
「関心領域」という言葉のタイトルだけで妙に感情に引っかかっていた。
見たいものだけみる。見たくないものは無視する。自分の都合の良いように生きる。自分だけが痛くも寒くもなければそれで良い。隣で苦しんでもがいている人がいようとも。
サンドラ・ヒュラーの笑い声が不気味で怖かった。そして見事でした。人は状況によって、どこまでも残酷で酷い事を綺麗な顔してできるのですね。
でも子供達はそれを見抜いている。今後の彼等の人生にどのように影響していくのか…
それでも真夜中にりんごを作業場に埋めていた少女の必死な姿があった。危険を犯してまで塀の中の人を救いたいと行動している少女。
さて、あなたはどっちだ。と作品に問われているようで苦しかった。関心と無関心を隔てている高い壁は自分事でどれだけ考えられるか、覚悟の差だと思う。胸が痛い映画でした。
音響で恐怖と異常性を描き出す見事な作品
冒頭の真っ暗な状態で鳴り響く不穏な音。
まさに音の重要性を強調しているようなオープニングでした。
そこから場面が変わって、実に牧歌的な家族の姿が描かれるのですが、
徐々に違和感や異常性を観客は気づくことになります。
まずもってアウシュヴィッツに収容されているユダヤ人の持ち物と思しき物品を物色したり、
(ザンドラ・ヒュラー演じるヘートヴィヒは試着などもやっている)
高い壁の向こうにそびえる収容所から聞こえる銃声や悲鳴、そしてモクモクと煙が立ち上る煙突。
間違いなく壁の向こうでは残酷に人が殺されているわけで、
そこに一切の関心を持たないヘス一家。この一家は幸福を標榜しているんですね。
ただ、ヘートヴィヒのお母さんが泊まりにきて、逃げるように帰ったりする描写で
やっぱり普通の感覚だと、絶対いたくない場所だということがわかりますし、そりゃそうだろうと思います。
夫ルドルフの転勤が決まったと知ったときの妻、ヘートヴィヒの反応がもう恐怖でしかなかったです。
ずっとこの地(この家)にとどまりたいと強い意思を持つヘートヴィヒには、もう異常性しか感じられなかったです。
彼女が17歳の頃から夢見た生活が、このアウシュヴィッツの隣の立地での贅沢な生活だったのですね。
普通はとてもまともに暮らせる環境ではないのに・・・。
ラスト近くで、ルドルフが現代のアウシュヴィッツ博物館やガス室の清掃場面を見て、嘔吐する場面があるのですが、
やはり彼も異常を来していたのでしょうね。人間らしさを垣間見た気がしました。
ただ、ヘートヴィヒはモンスターだと思いますし、彼女を演じたザンドラ・ヒュラーの演技はすごすぎますね。
すごい迫力でした。
それにしても夜間にりんごを埋めて歩く少女を暗視カメラで映したシーンは、謎めいていて面白かったです。
善行をしている人が唯一描かれたシーンでした。
ぜひもう1度観たい!久しぶりにリピートしたい映画との出会いでした。
退屈にも慣れる
正直、退屈すぎて退屈すぎて辛かった。だが、それも30分も見れば慣れてしまう。
この映画の収容所の外で暮らす一家も、慣れてしまったという事なのでしょう。
日常生活の中でおっさんの叫び声や銃弾の音が響いていれば、普通の人は気味が悪くて暮らせないし、神経質な人だとうつ病になってしまうと思う。
結局人は自分達の暮らしさえ良ければ、少々の事は気にならないし、慣れてしまえば何も感じなくなるのかもしれない。
自分達と違う種族であると思えばこそ、奴隷制度もあったのだと思うし、日本でもちょっと前までペットも犬畜生とか言われて、真冬でも炎天下でも外の犬小屋に繋がれっぱなしで、人間様が残した残飯を食べているのが普通でした。
全てはその時の常識と外れているかどうかで決まってしまう人間の感覚。その怖さを表現した映画だと思いました。
鑑賞はぜひ映画館で! サブスクで観るならヘッドフォン必須!
映像は淡々とドキュメンタリー風に映されているので、演出上の特徴は音につきます。
ただ、個人的な感想としては演出やプロットに唸らされた、という点は特になく、簡潔に言えば退屈な映画、でした。最近の映画としては比較的短いので苦痛ということなかったですが。
テーマ的にそういうことを言うのが憚られる(世の中の)雰囲気がありますが、結局、実際に映画を見ていると予告編などで説明されている以上の内容や印象が特にないという感じで。
アウシュビッツ収容所にまつわる出来事、状況自体が、すでに長年あらゆる手段で報道されている通り「ホラーそのものでしかない」のですが、だからといってこの映画がホラーであるわけでもないような気がします。
この映画では、遠くから聞こえてくる音以外に収容所の直接的描写がなく、そこは観客の想像力に訴える、というのが演出上の特徴(狙い)なのだと思いますが、描かないのであれば、元々観客が持っている知識を超えてそれが迫ってくることはないでしょうから
グロテスク…
ヘス夫人の言動がとにかくグロテスクで、幾度となく戦慄…
でも彼女にしてみれば国のトップの言うことに従い、幼い頃からの夢を叶えたいだけ。この構図がたまらなくホラー。ウクライナで、ガザで殺戮が続く現代、これを観ている私たちだって同じじゃないの?と問いかけられている気がしてとても怖かった。観客の想像力が試され、軽く監督から突き放される感じは「悪は存在しない」を観た時に感じたものに近いものがあった。また、肝心の作品の主題を全く見せない事でよりインパクトを与えるところは「オッペンハイマー」にも通じるなと思った。こう言う手法を使うのは今の時代の流れなのでしょうか??
正直に言うと、私には塀の向こう側に対する想像力が足りなくて、予想していたほどには動揺しなかった(作品を見る勇気がなくて公開直後は見に行けなかったというほど警戒していたのに)… そんな自分を監督に見透かされ、責められている気持ちになって逆に怖かった部分も…
ちなみに夫人の関心領域には塀の反対側どころか、夫も子供も入ってないんじゃないかと思うようなシーンもあり、いやはや、自分も家族や周囲の人間にもっと関心を持って歩み寄るべきなんじゃ、と勝手に反省したりもした。自分とは距離も時間軸も遠い世界の出来事を描いているのに、とても身近なことに思いを巡らせられるとは思わなかった…
恐ろしいが他人事ではない
自分の家が拘置所に近いので他人事とは思えない作品だった。
ただ、重い内容なのに描き方がいまいち中途半端でなんだか期待したものではなく残念だった。
登場人物たちが印象に残らず区別がつかない人とかチラホラいたり、映像的にも微妙。沢山受賞しているが、この題材を扱うならばもっとふさわしい描き方で作品を作って欲しい。
難しい芸術作品のよう
面白い面白くないで言ったら面白くはない
ずっと広角でそのくせ情報量の少ない平坦な画面、それに対比するような様々な声や銃声。
このようなギャップのある作品に初めて出会ったのでストレスに感じたのかも。
そういう意味では映画史に残る作品
啓発映画とは言い切れないと思う。
観察視点との意見も多いが、個人的には観察しているような気にはなれなかった。資料映像のような印象。
撮影技術や画面構成はかっこよかった
何年後かにもう一度見て印象が変わるかが楽しみ
鑑賞者のもつ知識や感性によって感想が変わるのは納得
日常の中の地獄を描く
『関心領域』は、アウシュヴィッツ強制収容所の所長ルドルフ・ヘスとその妻ヘートヴィヒをモデルにした物語で、これまでのナチス関連映画の中でもっとも衝撃的な作品の一つと言えるでしょう。
映画は、至って平凡な家庭生活の映像に、真っ赤な画面で血を想像させるシーンや、煙や灰をフィルムっぽいシャープな白黒映像で挿入し、観客に考えさせます。音の表現力も高く、不気味な空間を想像させる効果を生んでいます。映像に直接描かれないことで、観客の想像力を駆り立てる恐怖感は圧倒的です。
父親として、夫としてヘスの姿はどこにでもいる一般人と変わりありませんが、所長として短時間で数百のユダヤ人を虐殺するインフラを作り上げるその発想は戦慄させます。妻のヘートヴィヒは、ユダヤ人収容者から奪ったものの中から自分に最も価値のある毛皮コートを残します。彼女の赤ちゃんや夫に対する愛情は、表向きの形さえ整えれば良いという考えで、きれいな庭園を手入れし、好きな農業ができれば自分は幸せだという価値観は理解し難いものです。ヘートヴィヒのお母さんすらこの収容所の壁を隔てた平和な家庭環境から逃げ出しましたが、ヘートヴィヒの育った環境以上に、彼女の心の病は深刻です。彼らの子供がどのような人間になるのか、考えさせられました。
エンディングでは、ヘスの健康状態を医師に正常だと言われても、心理状態はかなり病んでいることが描かれ、その描写力は見事です。良い暮らしをしているヘス家は、誰もが心に食いしばっているとほのめかします。
この映画は、観客にそれぞれの関心領域がどのように多様であるかを示しつつ、見て見ぬふりをする心理がどれほど恐ろしいものか、平和ボケで良いのかを問いかけます。
怖くない怖さ
隣と全く関係ない平和生活だけを描いてるかと思いきや、しっかりとアウシュビッツの環境で生きること、を描いていた。ああこんな生活だったんだ、こんな価値観だったんだ、やっぱり蝕まれていったんだ、と飽きることなく世界に入りこめた。
昔ドイツに縁がありドイツ語をかじっていたこともあり、あ、その単語懐かしい、みたいな見方もできたからかも。
Unglaublich schoen!! (信じられないくらい素敵!)
落下の解剖学でもある意味無表情のまま感情演技をするサンドラヒュラーに強い印象残ったけど、今回もまた。
大家族やゲスト、使用人、大勢出てくるけど本当に隣を気にしていない、のは彼女演じる奥様ヘドウィグだけな気がする。もちろん彼女だって夢の生活を維持するためにそのフリ、をしているのかもしれないけど、周りは平気に見えても少しずつ変調をきたしている気がする。
ルドルフヘス一家は実在らしい。元となった小説では仮名だったのをあえて戻したらしい。最後は処刑されたとか。
遠くに音が聞こえる冒頭の真っ黒な画面、
ひどい反響音が鳴り響き心拍が早くなる赤い画面、
覗き穴のような一筋の光、
ルドルフが吐きながら降りていく階段の先の暗闇、
悲鳴にも聞こえるエンドロール、
段々エスカレートするシーンに不安感を煽り、精神が安定しない様子に同調しかかった。すごい演出だと思った。
見てみぬフリをしてしまったこと、それが怖くなり自分が自分でなくなりそうな感覚に陥ること、少しでもそんな経験をした人には自分ごと、に感じられる世界なのかも、と思った。
これが怖くないことこそが逆に怖いことなのかもしれない。
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<備忘: アウシュビッツでの生活>
殺された囚人の服や貴金属が回ってきて使用人にも配る、毛皮のコートや口紅は自分でゲット、子どもは誰かの金歯で遊ぶ。ナチが推進する「東方」での幸せ?を体現
川が黒く染まって、骨と遺灰?が流れてくると父ルドルフは慌てて娘たちを川から出させ、念入りに洗う
その遺灰はおそらく庭の肥料にも使われて、美しい庭園の花や野菜の養分となっている
毎夜繰り返される悲鳴と銃声と焼却炉の煙に、遊びに来た祖母は耐えられず帰る。娘も少しおかしくなって夜徘徊する
ポーランド人の使用人を見て、ユダヤ人を家の中に入れてるの?と聞く祖母。ユダヤ人は塀の向こう、これは現地民よ、と返す母。
イライラすると使用人に当たり散らし、贅沢させてやってるのに、灰にして撒くぞ、と脅す
でも娘は親に隠れてこっそり現地の男の子と恋仲に?
(と解釈したがよくわからない。ドイツ人同士だったかな)
ネガ画面で描かれる、夜中に囚人のためにりんごをこっそり隠しに行く少女。発見した楽譜とそれを弾いていたピアノ含め実話、実際の家らしい。
一度に400-500「の荷物」を処理でき、2台で循環することで「処理」の生産性を上げられる、と焼却炉?の売り込みにくる人たち。その権利を担保しようと特許申請を勧めるルドルフ。
一つの部屋に集まる人々を見て、ガスで一斉に殺せるかと考えてしまうルドルフ。
1日一万人以上の、ハンガリーの大型収容作戦に自分の名前がついた、戻れることになったと夜中に妻に電話するルドルフ。寝たい妻に話したい彼、どんな心持ちだったのか。
こわいこわい。
怖い、怖すぎる、、、
とても怖い作品でした。
とにかく怖かった。
そして最後の幕引きには戦慄が走りました。
二度と見たくは無い、でもこの恐ろしさは忘れてはならない。
鈍感であってはいけない。
多くの人に長く見続けられて欲しい作品だと思います。
怖い映画を観てしまった
顔のアップが無く、感情が感じられず、たんたんと進んでいく。時々聞こえる銃声や叫び声が怖い。しかし、そんな音を聞いても普通に生活している怖い家族の物語。ウクライナやガザのニュース映像を観ても普通で居られる自分が一番怖い!
微かに、そして確かに聞こえる音の恐怖
覚悟して観たけど、やっぱり重かった関心領域。知らないことも多いから、ちゃんと知りたいという思いもある。でも、本当にそこに時間を割く?割かないような気がする。ネット社会になって距離の壁はなくなってきているはずなのに、自分は距離を言い訳にして今日も無関心領域でぬくぬくと生きる(Xへの投稿コピペ)
アカデミー賞で音響賞を獲ったことにすごーく納得
全465件中、101~120件目を表示