首のレビュー・感想・評価
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戦なき世のために
タケちゃん、バウ!
面白かったけど
超豪華出演陣…だけど…⭐︎
ずーっと映画館で予告編を見続けて、出演陣の豪華さ及びカンヌでの評判などなど。
期待し過ぎたかなぁ…。
面白くない訳では無いだが、思ったほどではなかったという感じ。
西島秀俊演じる明智光秀の「本能寺の変」を中心にかと思っていたが、それはあっけなくスルーされて、
たけし演じる秀吉がメイン。
公開前の番宣で、たけしと大森南朋、浅野忠信が三人でアドリブをするシーンとか公開されていて
もっとコメディよりの作品かと思っていたけどそうでもない。
いったい何だったのか…と。
ただ、俳優陣は男性ばかり超豪華で主役級ばかりが集められるのは、やはり「世界のキタノ」ならでは。
次から次にとこの人が!という感じで登場して、それだけでも充分楽しめた。
R15ということもあり、首斬りシーンは続出するし、戦国時代ならではの男色もあり、これは物語に
必要なのか???と思うことも。
そんな中、他の方と同じように加瀬亮の狂気の織田信長が飛び抜けて素晴らしかった。
自分が抱いていた加瀬亮のイメージが全く変わってしまった。
日本映画の俳優さんは、TVドラマと重なるところがあるのでやむおえないが「ドクターX」や
西島秀俊の男色シーンはすっかり「何食べ」のシロさんに見えて困った。
たぶん日本人に向けて作られた映画ではない
欧州では映画監督として大変人気があり、いくつかの有名な賞もとられた巨匠である北野武監督の最新作です。
日本の戦国時代の映画の題材としてはもう使い古された感さえある、「本能寺の変」を題材に、監督が原作、脚本も担当されているとのことですが、若干の誇張と創作はあれど「史実的にはないわけじゃない、いやあったかもしれない独自の狂った世界観」を構築されています。
このあたり監督は、大変歴史を勉強というかきちんと研究されたんだな、と深く感心いたしました。特に男色は武士の嗜みとか・・・こんな昔から日本では言われなくてもお偉いさんから率先して多様性の極み(笑)だったようで。歴史的に信用おける史料、書状なんかにも多数証拠が残っているそうですね。
本作において特に狂った筆頭は本能寺の変の主役の織田信長と明智光秀で(笑)、その残虐性、二面性、性に奔放なところ含めて彼らの子孫がこの映画を観たら、クレームつけそうなくらいの表現レベルでございました。
映画の題名の通りですが、戦での武勲を証明したり、敵将の死亡を確認したりする有効手段が「斬られた首を確保すること」ですから、そもそも戦国の世は人の命が悉く軽く、かなり狂った世界観です。そこに今の世の中にも通用する人間の欲望、謀略、裏切り、嫉妬、差別などなど・・・ありとあらゆる人の闇の部分をごった煮にしたイメージであまり共感できる感じではなかったですね。
また、ちょいちょいシリアスになり過ぎた場面でたけしさん本人が家来と共に寸劇みたいなギャグかますのですが、ブラックジョーク通り越して「不謹慎」みたいな空気が映画館でも流れておりました。
ここは日本人向けじゃなくて、そういうのが好きそうな欧州受けを狙ってるんですかね・・・知らんけど。
あと、この作品の主人公っていったい誰だったんだろう、と思うくらい共感の軸からほとんどの登場人物が外れておりました。黒田官兵衛がギリだけど、あまり好人物として描かれておらず(笑)。
謀略、策略、歴史のifが好きな方にはおすすめです。
みんな大集合!
北野武作品の常連たちに加え多くの名優たちが結集、皆さん今回の作品も絶対出演したかったんだろうと、また出て良かったとしみじみ感じてると推察します。作品的には本能寺の変に対しての秀吉陰謀論や、当時の戦国武将では普通だった男色や家康の性的嗜好など目新しい解釈も無いように感じましたが、北野武監督のエンタメ作品としてはとても楽しめました。欲を言えば信長の残虐性と裏表のカリスマ性や秀吉の人間的魅力が感じられない点や、秀吉以上の実務家と言われた秀長や天才的軍師の黒田官兵衛の軽すぎる人物像等々が残念でした。勝手にアウトレイジ戦国武将版を期待していたので仕方ないですが。カドカワ作品もようやく製作が逮捕された角川歴彦さんから夏野さんに変わりましたね。
秀吉だけが標準語?
北野武監督にしか撮れない唯一無二の時代劇
大人しく 中途半端な 型破り
最近のエンタメたけし映画との向き合い方としては、アウトレイジ超好き。ビヨンドも超好き。最終章は一歩落ちる。なんか爺さんがハッスルする奴はつまんなかったな、という感じ。
予告編の時点で、超現代的な台詞回しや、嫡男の家督相続が常識の時代に「跡目」とか言ってるんで、ああアウトレイジ戦国ねという覚悟で鑑賞。
今作、予告編の時点でキム兄の芝居が突出してコントで、幾らなんでもと思ってましたけど、まさかの演技巧者たるエンケンさんが群を抜いてふざけてましたね。気の抜けた芝居にも見えるっていうか。多分、北野監督の型破り要求に、演技巧者だからこそ120%応えちゃった結果なんでしょう。でも、たとえば西島秀俊とか岸辺一徳とか、小林薫とかはそこまでコントしてなくて、ムラがあるのは落ち着かないですね。どういう意図なんだろ。
コントとしての面白場面といえば、間違いなく家康の草履取りイベント後に秀長、官兵衛の二人にブチブチ文句言うシーンでしょうね。どうみてもアドリブ臭いやり取りとか、上手すぎる「間」とか、流石すぎて笑わされました、あれは。
で、作品全体の結論としては、思った以上に普通と言うか...解釈として採用してるのも、今時逆に珍しいぐらい使い回された「秀吉がそそのかしたマッチポンプ説」をひねらずそのままやってるし、信長がこれぐらい酷い奴で壊れてても、今更特段振り切れてはいないし。信長ってイメージの宝庫だから、皆のイメージの範疇っしょ。これぐらい。
ぶっちゃけ、「ホラ!時代劇なのに、その古臭い枠を飛び出した斬新で自由な様は如何でしょう!面白いでしょ?」という作品は昔から近年まで星の数ほど作られていて、ほぼ例外なくつまんないんですよね。
(非商業作品のショートフィルムだけど「座頭市VSプレデター」ぐらい本気でケレンの塊みたいな事が商業長編でやり切れればワンチャン...?)
こういう作品に時代考証云々言うつもりは特に無いんですけど、時代劇で時代劇らしくない事しただけじゃ「エンタメ」にはなんないんですよね。
2000年台初頭の「徳川 葵三代」が大好きなんですけど、あれは時代物らしい重厚な芝居と台詞回しを維持しながら、これ含めた「エンタメ時代劇」よりよっぽど型破りな事してたし、全然笑えるんですよね。
やっぱり型破りを目的化したら駄目なんですよね。型破った後に何やるのかが大事な訳で。ある意味当たり前なんですけど。
2.5点ぐらいかなと思ったけど、以下2点により0.5加点。
・「熱い」「面白い」役柄のイメージが強い桐谷健太のクールな服部半蔵役が新鮮だった
・「ぼぎわん」映画版に引き続きの「カッコ良いおばさん」としての柴田理恵。やり手ババアがやられちゃうのかよゲラゲラと見せかけて...はちょっと痺れた
戦国時代
北野武はやはり天才でいい人です
原作、脚本、編集、監督 、主演
北野武
武さん、もういい歳なのに大変だったろうね
自業自得の分も含め、障害が山積みだったのに見事です
日本人なら誰もが知っている本能寺の変を題材にしているので、人間関係がややこしくてもなんとかついていける
予備知識の無い外人には難しいだろうけど、
”座頭市”ほど海外を視野にいれた作品では無い(と思うけど、カンヌに持っていったかぁ)
30年来の構想をやっと実現したという方が大きいと思う
改めて天才未だ衰えずというか、編集までやってこの出来は凄いとしか言えない
円熟味さえ感じました
とはいえ、なれない作業のせいかな
伝令のフリして大将クビを狙う
信頼しあっているようで裏切る
などの同じパターンが複数回でてきたり
戦には女性は連れて行けないから、男色が常だったのも知識としてある
織田信長の小姓の森蘭丸とかね
だから、他の武将もそうだっただろうけど、イカつい遠藤憲一が人気なのはおかしかったけど、テクニシャンの設定かな
とりあえず、女性がほとんどいない
まともな出演が柴田理恵だけ
そんな男色も武の秀吉だけが歳とり過ぎてるかカヤの外なのも仕方ないとはいえ違和感がある
結局、主演は北野武の羽柴秀吉なんだから
もうちょっと早く作れればね
明智光秀役の西島秀俊が新鮮だった
”きのう何食べた”でみせるあの愛くるしい笑顔が場違いなようで、ある意味怖い
火縄銃の練習で簡単に人を殺しながら、あの笑顔ですよ
震えます
みんな狂っていたあの時代、今なら平和に同棲愛をしていただろあ人達が、眉ひとつ動かさず人を殺す
意味で見た事のない光秀でした
なんでも、渡辺謙にオファーしたところ、残酷なだけで面白く無いという理由で断られたそうな
彼の光秀ならだいだい予想のつく演技しか出来なかったろう
当の本人、”クリエイター”なんて、つまらん映画に出演してましたね
ざまぁない
いい役を貰ったのは清水宗治の荒川良々
ビートたけしとして、最後ちょっとだけ荒川良々らしい笑いをはさみました
”あさイチ”火曜日の顔、副島淳も美味しいとこを持っていきましたね
おばさん方、真っ青でしょう
縁深い、ホーキング青山を出してあげたり北野武はいい男です
まともなやつ皆無、全員クレイジー
歴史で必ず習うであろう、誰もが聞いたことがある本能寺の変。
その4、5年前に起こった、荒木村重という信長配下の武将の謀反から幕開け、
明智光秀が本能寺の変を起こし、羽柴秀吉の中国大返し、山崎の合戦までを
北野武独特のシナリオで描かれた本作品。
一応、一般的な史実に沿った展開はされているし、最大の謎である、
光秀の謀反の理由や真相はそうだったのか、とよく練られた話になっていて、
かなり面白い。
しかしまあ、戦国時代の武将たちをよくもここまで「ひどく」描いたものだ笑
どいつもこいつも己の欲ばかりで狂っている。。。
織田信長(加瀬亮)は、今まで見た信長史上、最低・最悪・最恐でした。
おまけに唯一方言(尾張訛り?)でまくしたてるし笑
豊臣秀吉(北野武)は、弟秀長(大森南朋)、軍師官兵衛(浅野忠信)に頼りまくりの
強欲、でもなぜだか勘がよい、切れ者。
体形があってないし、活舌の悪いしゃべり、声があっていない。
徳川家康(小林薫)は、まさにタヌキ。めっちゃ温厚そうだが、何を考えているのか。
影武者が次々殺されても平然と。このころだと、まだ若いのになぁ。。
明智光秀(西島秀俊)は、くそまじめ、でも実はモテモテ。
信長の所業に耐えた裏では、最悪の憂さ晴らしを・・・。
荒木村重(遠藤憲一)は、あまり知られていないかと思うけど、
謀反を起こし、籠城。説得にきた黒田官兵衛を投獄、監禁。
落城後逃亡、家族が皆殺し後も実はひっそり茶人として生き延びたといわれている武将。
この人の謀反をトリガーに、このようにいろいろな人物関係を絡め合わせ、展開するとは。
他にも、千利休、服部半蔵、滝川一益、丹羽長秀、斎藤利三などそうそうたる顔ぶれ。
合戦シーンはスケールが大きく、リアリティある、すごい作品でした。
特に、備中高松城の水攻めはすごかった。
近頃の大河ドラマでは合戦シーンもさほど描かれず、クリーンなだけに、
これだけ首が飛びまくり、血が飛び散ると、受け入れられない人もいるかもな。
ただ、当時ならオッサンズラブも無くは無いか、と思うけど、
個人的にはあまり見たくない。
あと、タケシのギャグが全然笑えず、邪魔でした笑
史実では「信長の首」も「光秀の首」も見つかっていない!
日本で一番有名な時代の出来事ですね。
小説でも大河ドラマでも、何度も扱われています。
でも史実として「信長の首」も「光秀の首」も見つかっていないのです。だから光秀が家康の参謀・天海になったなんて話も出てくる訳です。
北野武監督はどう考えたのか?というのが、この映画です。
映画を見た人は「それもアリかな」と思うでしょう。私もそれで良いんじゃね?と思いました。130分の長い映画ですが退屈せず、長さを感じませんでした。要所要所の映像も綺麗でした。名作だと思います。
登場人物のキャラクターも明確でした。
・信長・・・・・狂気。
・秀吉・・・・・北野武ではなく、ビートたけしのキャラそのままでした。家康の草履を懐に入れさせるあたり、まさにコントでしたね。
・家康・・・・・タヌキおやじキャラ。影武者を何人も使うことで現わしていました。
また秀吉には黒田官兵衛と言う参謀がいた。家康には本田忠勝という参謀がいた。でも信長には優秀な参謀はいなかった。・・・
信長があのキャラでは、優秀な人材は信長より別の人を選ぶでしょう。
現在にも生きる「歴史の教訓」ですね。
人の命はとても軽いことを描いた時代劇大作です。変に現代風でないのはいいのですが一般受けは悪そう。
物語の舞台は本能寺の変が発生するまでの数年間(1578年の荒木村重の謀反~1582年の本能寺の変)です。
歴史資料によると戦国時代は現代と価値観が全く違っています。
自らの繁栄のために他者から略奪することは正義。
奪ってナンボ、殺してナンボ、他者への思いやりなんて糞くらえ、だったとか。
最近の作品では現代風の価値観にとらわれがちですが本作では無視してます。
(人の命の価値は低いです。男女間の愛情とか女性の権利とか出てきません。逆に衆道が出ます。全体通してグロいです)
時代劇を作るのにはお金がかかり、大規模な屋外ロケがあると更にかかるとか。
本作の制作にもお金がかかっていそうですが、ペイできるんでしょうか?
グロいですし、今風の価値観ではないですし、主人公が魅力でないですし、動員期待できる若手俳優もいないようですし・・
時代劇ファンと北野監督ファン以外の動員はあまり見込めないのでは・・
エンドロールの出演者に英語表記が併記されていました。
海外向けを予定しているのでしょうが、ヒットすればいいですね。
バイオレンス・ラブ、略してBL
予告のせいでハードルが上がりすぎてしまい、残念ながら期待以上とはならなかったけど、北野武というよりもビートたけしらしさ満載で、終始ニヤニヤしてしまうほど楽しい作品でした。バイオレンス映画というか、コメディだな、これ。アウトレイジ〜本能寺の変バージョン〜として見たらイマイチだけど、ビートたけしによる時代劇コメディとして見たら最高に面白い。どちらにせよ、予告は罪だな、、、。
アウトレイジが大好きな自分にとっては、色々と物足りない部分はある。意外にもバイオレンス描写は控えめだし、笑いを意識しすぎてシリアスさはあまり無い。もっとどっしりと重くて、心がぐちゃぐちゃになるような映画を想像してしまっていた。もっともっとグロくて良かった。構想30年というのはどうやら全くもっての嘘らしく、本人が言うには30年前にほぼ出来上がっていた脚本を、今作った。実際は大体1週間位だと。かなりの制作費を掛けたKADOKAWAが、過剰な予告を作りあげた。いくら儲けようとしたって、嘘をでっちあげるなんてしたら信用失うぜ。何やってんだ、馬鹿野郎!
しかしながら、俳優の生き生きとした表情は健在。
北野武映画は役者の良さを最大限引き出されており、他では見れない心底楽しそうな様子が伺える。ベストアクターは間違いなく加瀬亮。これまでのキャラからは想像つかない、悪魔のような信長。マジで怖すぎる。周防正行映画の時とは180度違うのに、めちゃくちゃハマっている。描かれてこなかったサイコパス信長を作り上げたたけしも凄いけど、こんなクズを演じれる加瀬亮もヤバい。絶対に好きになれないキャラ。いや、一周まわって大好き。『皆殺しに決まっとるだろぉ!!!』。『石原、野球やろうか』に次ぐ名台詞。予告で散々みたのに、このシーンが作中で一番好きです。
絶対にアドリブだろ!と思うシーンはいくつかあって、もれなく全部笑えてしまう。「アウトレイジ 最終章」に引き続き、ビートたけしの右腕を担った大森南朋。培われた相棒のような関係性。2人の会話は安心して見ることが出来ます。「きのう何食べた?〜戦国時代編〜」を勝手にやっている西島秀俊には、可哀想だけど笑っちゃう。イケメンは中々大変だな...と他人事。エンケンが結構キツイんだよな笑 中村獅童と津田寛治のエピソードが個人的にはお気に入りで、本筋では無い話もちゃんと丁寧に描く細さに、世界のたけしと呼ばれるだけあるなと納得。本能寺の変というよりも、戦国時代の本当の姿って感じだもんね。めちゃくちゃ面白い。
予告からの振り幅でこの点数になってしまったけど、恐らくもう1回見たら評価爆上がりすると思う。レビューを書いていてまた見たくなってきたし、見ている最中はアドレナリンが出まくってとんでもなく楽しかったから、本作は唯一無二で最高の時代劇であることは間違いない。万人受けするとは思えないけど、映画好き、北野武映画好きには是非とも見て頂きたい代物。ビートたけしの芸人魂が遺憾無く発揮された、スケールのデカすぎるコメディ映画。「翔んで埼玉」といい勝負してますぞ。
中身は可もなく不可もなく、でもこのスペクタクル史劇が今作られ、それを劇場で観ることに価値があると思います
これまで星の数ほど映画やドラマ、舞台になってきた”本能寺の変”、ストーリーや顛末は既知のことで新しさは無いだろうな、という予想通り、そのままの作品、目新しさは何も無く、可もなく不可もなく、というのが総じての感想です
良かったのは、この重厚感溢れる映像・演出でおくる、ダイナミックスケールの本格時代劇が今でも誕生し劇場で観られること
今年初めに公開された「レジェンド&バタフライ」と同じ後味で、とても大満足でした
元来 北野武 監督作品はそのバイオレンス描写が好きになれず、初期作以外は全く見てきませんでしたが、今回 好きな時代劇ということで観たところ、なかなか楽しめました
えげつないバイオレンス描写は多いですが、この時代 人の命は現代よりも軽く、本作の様に簡単に人を斬り殺し、首もはねられたので、民衆も人が殺されるところや生首を見るのも珍しい事では無かっただろうし、自分達もトラブルに巻き込まれる事が多かったのではないかという現代世間一般の認識なので、ヤクザ映画のバイオレンスとは全く違う次元で受け止める事ができ、全く苦にならず観ることができました
役者陣も重鎮達が揃い、とても豪華な中、
私のBest actorは曽呂利新左衛門を演じる木村 祐一さん、貫禄があってとてもカッコ良かったです
逆にWorst actorは織田信長を演じた加瀬亮さん、私にとっては完全に度を超して下品すぎる うるさい演技で不快で仕方なかったですね、そういう意味では”いい演技”していたという事になるんでしょうか
そして羽柴秀吉を演じた たけし監督、なかなか武将姿が似合ってました
そして羽柴秀長を演じた大森南朋さん、黒田官兵衛を演じた浅野忠信さん、この3人が終始シリアスな展開中に真面目におバカでコメディちっくな掛け合いをするのがツボにハマり楽しく観れました
なかなかの風格を備えたグローバルマーケットに出しても恥ずかしくない、本格時代劇作品だと思います
物足りない
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