劇場公開日 2023年11月10日

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花腐しのレビュー・感想・評価

全91件中、61~80件目を表示

3.5麻薬性のある仕事とセックス

2023年11月17日
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映画、俳優、ミュージシャン、作家、漫画家。多少麻薬性のある仕事は面白いしやめられない。運と才能に恵まれずのたうち回る姿を描いて称賛される成功者。なんとも皮肉な原作と映画ともいえる。ドラマや映画の題材になるのは成功者と夢破れた人々。残酷なせかい。
可愛い顔で暗く激しい歌を歌ってた山崎ハコさん。スナックのママで出てた。今でも聞いてる。エンドロールのカラオケは山崎ハコに歌って欲しかったな。よく分からん楽屋落ちみたいになってたから。

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HigeKobo

4.0鎮魂歌

2023年11月17日
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「夢終わり朽ちてなお生きていく」という、夢破れた人々の生き様を描いた作品であり、「何者かになりたくて足掻いたが、何者にもなれなかった人々への鎮魂歌(レクイエム)」みたいで。

何者にもなれなかったかなぁという自分には、観ながら面白さ1/3、つらさ1/3、どうにか生きて行かねばという決意1/3、という、かなり微妙な心境に追い詰められる作品となっていました。

また、心中や自殺はしないまでも、田舎に帰ってしまったり、病気でリタイヤしたりという、元役者志望、元漫画家志望、元同じ会社の同僚などなど、さまざまな「夢を諦めてしまった」友人知人のことも、思い出したりして。
チクリと胸の奥に棘みたいに刺さる、不思議な感覚もありました。

大瀧詠一の歌『君は天然色』では「思い出はモノクローム」でしたが、本作では逆に夢を失った今がモノクロで、夢を追っていた過去を美しいカラーで描くという、この色の使い分けが面白く、上手いなと思いました。

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コージィ日本犬

4.0卯の花くたし

2023年11月16日
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悲しい

難しい

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まこやん

5.0失われていくものへ

2023年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

ピンク映画、フィルム、街、建物、
そして人間…
時代とともに朽ちて失われていくものへ捧げた、鎮魂の雨。
荒井晴彦監督、76歳。
この御年でもって、こんなに甘美でロマンティックな映画が撮れるとは、痺れました。
エンドロールで席を立たないことをおすすめします。

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HANA moonlight

4.0愛があると正常位しかできない

2023年11月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

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uz

4.0◯兄◯

2023年11月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

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いぱねま

3.0はっきりしない。

2023年11月15日
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鑑賞方法:映画館

祥子はなぜ心中したの?だいたい想像はつくがはっきりしたシーン欲しかった。

柄本佑を立ち退かせるのはどうなった?ウヤムヤですか。

綾野剛と柄本佑の会話のシーン(特に韓国スナック)は本音のぶつけ合いが面白くてちょっとハマったかも。

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あらじん

5.0書き直せないあの時- - 確かに愛していたあの時

2023年11月13日
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泣ける

悲しい

知的

愛を失ってしまった男の、取り戻せない過去を想いながら彷徨う雨の1日に起きた夢?まぼろし?今は亡き愛する女へ伝える為の「さよならの向こう側」
哀しいけれど美しく心に刺さる映画です。モノクロ、色彩のパートが効果的に使われているので、時系が交錯してもすんなりストーリーに浸れます
なんと言ってもキャスティングが素晴らしい!魅力的な演技でこの物語を美しく詩的に創り上げています
そして映画愛に溢れています。数多くの映画が話の中に出て来きます。更にオマージュと思われてシーンもあります。今、この時代に、この様なノスタルジー溢れているに、新しい息吹も感じられる映画です。ぜひお薦めです。

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Muguet

4.5沁みたり 沁みなかったりするのがいい

2023年11月13日
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男女🚻の機微、男の未練を描き切った稀有な作品

クスリと笑かされたりして

荒井晴彦監督じゃなきゃ撮れないよね

この未練たらしさってある意味、男にしかわからない部分かもね

凄く好きな映画になった

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あさちゃん

1.0演出が古すぎる

2023年11月13日
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誰一人として感情移入できず、ただ淡々と昔話が流れるだけ。しかも男二人の物語が似ていてつまらない。
30年前なら雰囲気で持って行けたかもしれないが現代にしてはただただ時間が長く感じるだけ。
10年ぐらい前のピンク映画界なんて終わっているはず。そこにしがみつく夢見る若者なんてリアリティなさすぎる。若松孝二で監督の思考は止まっているのか?
これが評価される日本映画界に未来はない。これをこき下ろす事こそ、世界に遅れを取っている日本映画界の第一歩ではないか?

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るい

3.5因果応報?水戸さま繋がりのモヤっとしたお話し

2023年11月13日
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ニコラス

3.5暗くてエロくて長い

2023年11月13日
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2023年劇場鑑賞270本目。
奥田瑛二が水ぶっかけられるシーンが予告で印象的でしたが、見事にそこ寝てしまって見過ごしたので自分の中では奥田瑛二出演していません(笑)

まぁ長いですよね。うとうとしかけると喘ぎ声で起きるみたいな感じでした。現代シーンがモノクロ調で、過去シーンが色付きなので、現代シーンでなんか眠くなっちゃうんですよね・・・。
ピンク映画を作りたいという趣旨だったので、もうほとんどAVみたいなものですが、AVと違ってドラマ部分がしっかりしているというか、そこ早送りしちゃうよ、みたいな感じなのであの長さはしんどかったです。最後急にジャンル変わったかと思うし・・・。

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ガゾーサ

5.0人生は再び色づく

2023年11月13日
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脚本は書き換えられても、人生はやり直せない、のだろうか。
やり直すことはできなくとも、未来は変えられると私は思う。横にふたり並んで歌ったことで、挧谷の未来は色づくことができると私は思う。だってまさに愛の熱唱だったもの。

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okuxxy

5.0もう一度見たくなりました。

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

萌える

最初の恋人の実家の玄関先のシーンで綾野さんがぼそぼそ喋るのを見て、「綾野さんはやっぱりすごい役者さんなんだなぁ。」としみじみ感じました。
どんな作品でも、その役者さんが演じる登場人物は画面にいることが当たり前ですが、
綾野さんに似てるけど、目の前にいるのはまったく別人である栩谷さんという人物だという当たり前のことを強烈に感じたのは今回初めてでした。

タバコとスウェット、下駄を履いているだけでなんでこんなにかっこいいのかわからない…。

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はる

2.0フェミ的にどうなの?

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

ダメ男二人に喪失感を味わわせる事で復讐した話、でOK?

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ひろちゃんのカレシ

4.0ホ・ク・ロ。

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

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SAKURAI

3.0祥子

2023年11月12日
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なぜ、死んだの?

祥子は、二人同時に付き合っていたの?

ラストの終わり方全く意味がわかりません。

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完

4.5そんなにきらわないで

2023年11月11日
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私はおもしろかったよ!エロシーンはインティマシーコーディネーター入れているそうで、安心してみられました。コミカルだし。

綾野剛かっこいいし見て損はないと思います。

とても素直でわかりやすくてジメジメしてない。さとうほなみがカラッとしてて良いです。

祥子は死ぬ必要あったのかな?というのは気がかり。私なら別に死なないかな…。物語の都合以外に全然死ぬ必要ないよね…。

祥子は徹底的に他者で、逆説的に、男とか夢とか不確かなものに頼らず、まじめに働いて自立できてよかったなあと何者にもならなかった自分に自信が持てました。

最初のアパートは家賃7〜8万くらい、同棲してたアパートは11〜12万円くらい?場所にもよるだろうけど。この人たちどうやって生活してるんだろうかと気になった。キッチンが広くていい。今ないんだよね、ああいうキッチン。

出会うシーンの青いワンピースとかザリガニ拾う時のワンピースとかかわいかった。部屋のセットや本棚も良いです。

目指すものは映画じゃなくてもよかったんじゃ?!というのはほんと皆さん噛み締めてほしい。稼げる業界に行け。私はクリエーター魂がないから意外とみんなほんとはないものなのかなと気になった。

いちいち小ネタがわかり過ぎて、親戚なのかな?と思いました。さりげなくできないかわいさ笑

沖縄の基地とか原発とか正面からやればいいじゃん。

そういえば女性監督のハメ撮りってあるのかなあ。
予告でイメージしてたものよりずっとよかった。

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hyvaayota26

3.0「愛なのに」に関するものだとつられて見てしまう でも私にはVシネ系...

2023年11月11日
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「愛なのに」に関するものだとつられて見てしまう

でも私にはVシネ系な雰囲気が強すぎた

あと、シーンが変わると繋ぎきれないことが多々あった

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jung

4.0「こころ」「ノルウェイの森」そして

2023年11月11日
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鑑賞方法:映画館

2023年。荒井晴彦監督。ピンク映画の監督は同棲していた女優がほかの監督と心中自殺してショックを受ける。ある日出会ったこれまたピンク映画の脚本家崩れの男とお互いの恋人の話を語り合っているうちに、お互いの相手が同じ女性(心中した女性)だったことがわかり、、、という話。
自殺した友人や恋人の死の理由を自分との関係で考え続けるのは、夏目漱石「こころ」や村上春樹「ノルウェイの森」を思わせる。今作は自分のような男がほかにも一人いたというドッペルゲンガー的物語。漱石は結局謎が解けずに自分も死んでしまう男を描き、春樹は他の女性によって徐々に癒されていく男を描いたが、荒井監督は延々と後悔し懺悔した挙句、ようやくふっきれる(自分を赦す)男を描いている、といえるだろう。
3作を並べてみて面白いのは、女性の扱い方がとてつもなくぞんざいであるか、または計り知れない他者として描かれるか、いずれにせよ男たちの物語だということだろう。今作など、後悔し懺悔することで生前の女性への態度が許されるものであるかのようだ。「女性嫌い」を公言していた男は、くだんの女性に恋することで女性嫌いを克服したという物語の流れになっているが、やっぱり変わらず女性嫌いだったということになるのではないか。ピンク映画へのオマージュという原作にはない要素が強いので救われているが。
性行為が描かれればあとはなんでもよいというピンク映画としてみれば、心と身体の問題をまじめに提示しているし、艶笑的なエピソード(男のアレの小ささとか、お尻のこととか)も数多くあってよくできている。

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