石岡タロー

劇場公開日:

石岡タロー

解説

茨城県石岡市を舞台に、1匹の保護犬が飼い主を探すために駅に通い続ける姿や、犬と人々との交流を、実話をもとに温かなまなざしで描いたドラマ。

昭和39年、茨城県石岡市の東小学校で1匹の犬が保護される。「タロー」と名付けられたその犬は、朝は校門で児童を出迎え、昼は1年生の教室を順番にまわり、その賢い行動ですっかり学校の人気者になる。しかし、ある日からタローは石岡駅までの2キロの道のりを往復する日課を始めるようになる。駅の待合室でじっと改札口を見つめ、しばらくすると駅を離れて再び小学校に戻る。そんな行動を朝と夕方の1日2回、毎日続けた。駅の待合室でも駅前の商店街でも多くの人にかわいがられ、17年にわたって駅通いを続けたタローだったが……。

脚本・監督は、これまでに短編映画を多数手がけ、本作が初長編作品とった石坂アツシ。舞台となる小学校の心優しい校長役に山口良一、タローが待ち続けていた人物となる恭子役を渡辺美奈代、恭子の子ども時代をテレビドラマ「ばからもん」などで活躍する子役・寺田藍月が演じた。

2023年製作/101分/G/日本
配給:CHIPANGU、エレファントハウス、ワン・ポイント・シックス
劇場公開日:2024年3月29日

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(C)2023 ONE POINT SIX

映画レビュー

犬好きならば泣ける

2024年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 1964年、迷い犬として拾われ小学校で飼われるようになったタローはそれから17年間、毎日朝夕に駅の待合室に現れ誰かを待ち続けたという実話に基づく物語です。タローは誰を待っていたのか、そして待ち人と巡り会えるのか? 悪い人が一人も出て来ない緩めの物語ではありますが、こんな「小説よりも奇なり」のお話を聴いたら、そりゃあ映画にしたくなるよなぁと、制作陣の気持ちはよぉ~く分かりました。犬好きならば泣けること請け合いです。

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La Strada

5.0ただただ良かった

2024年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

テレビでタローの話を見て本当に感動しました。
映画やっと大阪で見ることできました。
他の方が書いておられるようなこと私も本を読んだりして思っております。
ただそういうことは一切抜きにして
泣きました。
50越えた男が泣きました。
3週間で3回見に行き3回とも。
見れて本当に良かったです。
映画製作してくれてありがとうございますと言いたいです。
これから見るチャンスのある方は是非とも見てください。

私も昔飼ってた犬のことを映画が思い出させてくれて
当時では仕方なかったのであろうが本当に申し訳なかったなと思っております。
名前もタローと同じくタロー。
野良犬を拾って1年ほど育ててましたが親に騙されて保健所に連れて行かれてました。
もう40年以上前の話ですが。
他にも今まで飼った犬のことを思い出させてくれました。
折に触れ手を合わせたいと思っております。

最後に
石岡タローは飼い主に会えなくてかわいそうだとかいつもさみしげな顔をしてたとか言われてますが
そんなことはけっしてなく、タローはみんなに愛されて幸せな犬だったと私は思っております。

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ドンリューコニー

2.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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m

4.0観てる側の意識を問われる映画

2024年5月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

そこに生きる人々の心の機微を感じながら観ると、観終わったあとに満たされた気持ちになれるステキな映画だと思いました。
映画にパーフェクトな演出やエンタメを好む人には向かないかもしれません。
全員がそれぞれ幸せで、それで良い。

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こいも