ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇

劇場公開日:

ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇

解説

フランスの世界的ファッションデザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。

ゴルチエが自ら演出と衣装を手がけ、彼の幼少期からデザイナーとして成功するまでの半生をミュージカル化した「ファッション・フリーク・ショー」。制作に2年の歳月をかけて完成した同舞台は、ゴルチエ特有の豪華な衣装やオリジナルの音楽、ハイスタイルな振り付けで観客たちを魅了し、2018年のパリ公演で25万人、22年のロンドン公演では30万人を動員する大ヒットを記録した。

フランスのドキュメンタリー作家ヤン・レノレが監督を務め、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーブ、マリオン・コティヤールといったセレブたちも虜にした世界的ショーが出来あがるまでを映し出す。

2018年製作/96分/G/フランス
原題または英題:Jean Paul Gaultier: Freak and Chic
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2023年9月29日

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(C)CANAL+ / CAPA 2018

映画レビュー

3.0絢爛豪華で特別なステージショーが生まれる過程を垣間見る

2023年9月30日
PCから投稿

ゴルチエと言えば、私の脳裏にはベッソン監督作「フィフス・エレメント」の衣装が真っ先に蘇る。奇想天外。創造性の爆発。ゴルチエの衣装を身に纏えばどんな端役でも特別な何者かであるかのように輝きだす・・・。そんな彼が自身の人生をモチーフにした絢爛豪華なショーを企画、構成、演出し、2018年に初演を迎えるまでの創造的道のりを記録したのがこのドキュメンタリーだ。映画でも、演劇でも、ファッションショーでもない。この作品と彼の人生はいずれも型にはまらず、異端で、フリークで、特別。制作現場でのゴルチエは、率先して明るく、スタッフのアイディアを「素晴らしい!」と褒め称える姿が印象的だ。かと言って納得いかない部分は妥協せずとことん考え抜く。チーム内で部下を信頼し、その能力を最大限引き出しつつ、湧き出るイマジネーションをいかに唯一無二の作品として纏めあげるか。そんな天才のものづくりの一端を垣間見たような気がした。

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牛津厚信

1.0忘れてた

2023年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ここに記録するのを忘れていたほど、頭に残らない映画だった。
とても雑然とした映画だったように思う。

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にがつうさぎ

4.0舞台を観た者にとってはあっという間の96分

2023年10月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

ミュージカルを観に行った友人と映画も一緒に。個人的には熊の“中の人”がツボ。ダンス習っているので、振り付けシーンがもっと見たいと欲が出ました。

フランス人の絶え間なく溢れ出す言葉と会話の量に圧倒されつつ、ゲイであることで子供の頃に受けた差別や孤独感が彼の今を形作ったのだとわかる構成になっていました。
居丈高で近寄りがたいイメージのファッションデザイナーとは違い、彼は凄く優しい。
演出が自分のイメージと違うと告げた振り付け師に後でフォローしたり、本番直前に怪我したダンサーにも自分のことのように心痛める。本番直前間際に進行が青くれていても、決して怒鳴ったり物に当たり散らしたりしない。
そのアバンギャルドなデザインからは想像できない人物像。

アジア人の視点でみると、欧米人には珍しく、人に嫌われたくない、好かれたいといういじらしさが、隠されることなくそのまま伝わってきました。

でも!自分がデザインした服には一切の妥協をしない。
僕はいつか突然流行遅れになる、という言葉が、世間のトレンドのめまぐるしさを物語ります。

夢を売る商売は、とても刺激的で美しい。

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REX

3.0愛らしい人だったけど、 ちょっと中だるみかな

2023年10月10日
iPhoneアプリから投稿

愛らしい人だったけど、

ちょっと中だるみかな

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jung

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