SAND LANDのレビュー・感想・評価
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誰でも歓迎型 鳥山ワールド入門編映画
感想
原作漫画に忠実に作りつつ、原作の補完、映画館映えするアクションシーンの追加をした完成度の高い作品だった。
映像もセル画とCGを違和感少なめで馴染ませた見易い綺麗なアニメーションになっていた。
興奮ではない面白さ
子どもたちを12人ほど連れて見に行きました。みんな食い入るように見ていて、終わったあと「面白ったーー」と誰にいうでもなく呟いていたのが印象的でした。
最近の子ども向けアニメ映画は、ギャグや過度な描写で笑わせる、興奮させる映画が多い気がしていましたが、こちらは登場人物のかっこよさが染み入る感じでよかったです。
原作はサーっと読める感じでしたが、映像作品になって改めていろんな設定やセリフに重みを感じました。
いい映画でした。
純粋に楽しい!面白い!
映画館にて鑑賞しました。
鳥山明原作だということだけ知っている状態での鑑賞です。
いいですね!ストーリー的には王道で、勧善懲悪、といった感じです。映像的にも見ていて楽しいですし、戦車での戦闘シーンも緊迫感があってよかったです。
出てくるちょっとした悪役も憎めない感じや、敵だった人が仲間になる感じ、キャラクターやストーリー展開のあっけらかんとした感じ(誉め言葉です)、いかにも鳥山さんの作品だな、と感じさせられました。ドラゴンボールとかでもそうですが、鳥山さんの作品にはどこか「悪いことばっかりじゃないよ」という安心感を感じます。
良くも悪くも想定内の面白さ
砂漠での水源探しの旅に、王国の陰謀や過去の因縁を絡めた物語は面白い。
下手に美少女などを登場させずに、男だけで話を進めていくという潔さが、冒険活劇としての純度を高めているし、アレ将軍やスイマーズのような脇役のキャラも立っている。
何よりも、もう1つの主人公とも言うべき戦車のデザインや機能が秀逸で、いかにも鳥山明らしい、丸っこいメカの魅力を堪能できるのが良い。
ただし、映画の見どころとなっているアクションについては、物足りなさを感じざるを得ない。
1対4の戦車戦にしても、ベルゼと昆虫人間との戦いにしても、ラストのラオとゼウ大将軍との一騎討ちにしても、展開や描写がありきたりで、期待を超えるような驚きが感じられなかったのは、残念としか言いようがない。
あと、もう少しギャグの要素を強くして、笑える場面を増やしても良かったのではないだろうか?
【”偏見に騙されるな。そして本当の悪魔は誰だ!”水の無い干からびた土地、サンドランドの実権を握る将軍と悪魔と曰くある男の物語。今作は、夏休みにご家族で観ても面白い作品だと思います。】
ー 鳥山明氏の多数の傑作漫画の中に「サンドランド」という漫画がある事すら知らずに鑑賞。
結論。
大人が観ても小さな子が観ても面白い、冒険活劇であり、勧善懲悪物語でスカッとする事この上なき作品であった。-
◆感想
・悪魔のベルゼブブとシーフと、曰く有り気な初老の保安官ラオが”幻の泉”を探しに出る旅と言う設定が、まずは面白い。
・国王軍の戦車を乗っ取り、アレ将軍率いる軍隊の追求を交わしながら進む彼ら。悪魔なので口は悪いが、善人の心を持つベルゼブブやラオ保安官のキャラ立ちも良い。
・勧善懲悪物語なので、当然極悪人のキャラ立ちも必須であるが国王軍を実質的に支配するゼウ大将軍が”私、極悪人です!!”と言う顔立ちで盛り上げてくれるのである。
■ラオ保安官が、史上最年少で将軍になったシバ将軍であった事や、”世界を滅ぼす兵器を作ろうとしていたピッチ族を滅ぼすも、実はピッチ族は世界の為に水を創り出す装置だったことが明らかになるシーン等も、物語設定としては巧い。
シバ将軍にピッチ族を滅ぼす様に命令したゼウ大将軍の狙いは、国王と共に水を支配するためだったという点や、それに気づいたラオ保安官がゼウ大将軍と一騎打ちするシーン等は見応えがある。
更に言えば、ベルゼブブが一度は虫人間達にヤラレルも、驚異的な体力で復活し、ラオ保安官を助けるシーン等は”本当の悪者は、ゼウ大将軍だ!"とベルゼブブを応援してしまうのである。
ラオ保安官がゼウ大将軍に止めを刺さない所も、漢である。
・アレ将軍が、サンドランド国王とゼウ大将軍の悪事に気付いた時の粋な計らい(国民に水の在処を教える。)や、ラオ保安官たちが”幻の泉”を見つけた際に、少数生き残っていたピッチ族を見て、その場を去るシーンなども沁みたなあ。
<再後半、サンドランド国王とゼウ大将軍が作った巨大なダムを破壊し、川に水を戻し、民に水を与えるシーンや、ラオ保安官とベルゼブブとシーフがピッチ族に食料を届けに行くシーンも良かったな。
今作は、大人が観ても子供さんが観ても(小学生低学年でも、面白く観れるんじゃないかな。夏休み、家族で観ても面白い作品だと思います。>
純粋に楽しめたし、面白かった。
観る前は、どうせ子ども向けの幼稚な物語だろうと思ってたけど、全然違うかった。
ハチャメチャ過ぎず馬鹿っぽすぎず、キャラクター一人ひとりが考え個性を持っていて、
親近感も湧き純粋に楽しめた。(使う言葉や単語、使い回しも子どもっぽくない)
物語は、タイトルの通り、砂の世界が舞台で、そこに住む人々は生活するための水が枯渇し生活が困窮していた。そこで第二の主人公は水(泉)を求めて、仲魔(主人公)を集い、旅に出るというのが大まかなストーリー。
どことなく既視感があるなと思ったら、ウォーターワールドかーっと世界観は真逆ですが..。
このサンドランドは色々な事を教えてくれるし、考えさせてくれる、本当良い映画だなと感じました。親子でもカップルでもおひとりでも満足できる映画だと思います。
あと実写化しても面白いと思いました。
自由な水を。
自由に使える水がない砂漠の街SANDLANDの話。
街の人間に水500mlを2万ゼニー売りつける国王、無くてはならない水...国王、軍は商売の為、ダムを造り水を塞き止めてた...幻の泉を探し求め、街の人間、悪魔に水を届けようとするラオ(シバ)、ベルゼブブ、シーフのストーリー。
序盤ちょっとウトウトしてしまい悔しい!
ドラゴンボールを観てきて育った世代なので鳥山明さんの作品は気になるし、絶対観たい!
原作は知りませんが、面白かったです!
察す事ができ優しい悪魔の王子ベルゼ、覚醒ベルゼはドラゴンボールZで言うなら覚醒ゴハン、キレたベルゼカッコ良かったです!
街の人間、悪魔、ピッチ星人へ水、物資を届けようとするシバの優しさ良かった!奥さんはドラゴンボールZの18号にしか見えなかったけど(笑)
ベルゼの父、ドラゴンボールZの誰だっけめっちゃ似てた(笑)
2万ゼニーは日本円でいうなら幾らの設定だったんだろう!?気になる!普通に2万だったら水高すぎでしょ!(笑)
入場特典最高!!
凄い良いストーリー。分かりやすい。メカ好きの鳥山明ワールド。
ストーリーが分かりやすいです。そのうえで、何が正義で何が悪でか、とか考えさせられる話の展開もかなり良いです。虫人間が出てくることで一捻り加えましたが、あれは蛇足かなとも思いました。
それでも、昨今ハリウッドならもっとまどろっこしいストーリーを織り交ぜたり、さらに3つくらい違うストーリーを並走させたりするので、そういうのがないのは本当にありがたいです。
そして、ブリキみたいな車やかわいいフォルムの戦車など、鳥山明が好きなものを詰め込んでる感じもグッドでした。戦車を起動させるシークエンスなんて、趣味全開過ぎてもう、、、。
あと使われてる通過が「ゼニー」ということは、ドラゴンボールと同じ世界線なのかな?ベルゼのお父さんはダーブラにそっくりだし、確かダーブラは魔界から来た設定だったし。
あと思ったのは、ベルゼが主人公かと思いきやシバが主人公でしたね。老兵が主人公じゃあ興行収入的にアレだってのもあるだろうけど、こういったキャラ設定も鳥山明っぽいな。ドクタースランプ的な座組だなと少し思いました。
また他の短編も映画化してほしいです。最終的に全部のヒーローをアッセンブルしてほしい。
これは面白い!
鳥山明原作って事しか知らずに鑑賞したんだけど、何これ、面白いやん!
世界観がもろ鳥山明で、悪魔のベルゼのキャラクターが好き過ぎます。
子供みたいなんだけど、その強さは別格です。
単純明快ながらも良く作られた物語で、出て来るキャラがとても良く、ぞくっとするカットも有りました。
是非ともベルゼの前日談とかの話を作ってパート2を公開してもらいたいものです。
あと、最後にちょっとだけストーリーが続くので、最後の最後まで席を立たずにご覧下さい。
ベルゼ、カッコよかった
みんなが水不足に苦しんでいる砂漠の世界・サンドランド。悪魔の王サタンの息子で王子のベルゼブブは、人間の保安官ラオに誘われ、物知りな魔物シーフとともに、広い砂漠のどこかにあるという、幻の泉、を探す旅に出た。
途中で邪魔する者たちが現れたり、泉の秘密を握る黒幕が居たりで、無事幻の泉は発見できるか、という話。
ほとんど期待していなかったが、とても面白かった。
泉を探す旅なので、冒険要素もあり、ユニークな戦車や飛行機も可愛かったし、黒幕の存在や、過去ラオが騙されてて滅ぼしてしまった種族など、いろいろあって飽きなかった。
ベルゼはドラゴンボールの孫悟空みたいでカッコ良かった。
ベルゼブブ役の田村睦心、ラオ役の山路和弘、シーフ役のチョーなど声優陣も良かった。変に有名俳優を声優に使わずプロで固めたのも好感を持った。
最近、訳のわからない観客任せの作品が多くて、レビューが難しかったが、本作品はスッキリ気持ちよく、楽しく観れた。
最後にもう一度、面白かった。
若者向けの映画であるが大人が見ても楽しめる
映画を観る前はベルゼブブが主人公でラオが脇役なのかなと思っていたのですが、実際は逆でした。
ストーリー的には王道なんだけど、無駄が無く、細かい設定も非常に良くできており感心した。
人間と悪魔が徐々に信頼を得て目的に向かって行く姿はなかなか痛快である。
夏休みに見る映画としては最適。
オープニングは海外での上映を意識した作りになっており、彼の作品の海外での評価が高いことが伺える。
映画として安定感があり面白い
子供にも分かるようなシンプルな話で、面白かったです。ストーリーにワクワク感があり、最近の「あえてよくわからなくしている映画」に疲れている人にはお勧めです。
まさに「こういうのでいいんだよ」ですね。
全開の鳥山ワールドでT-34と言うw
あとアベンジャーズとかスターウォーズとかw
鳥山明の原点回帰ですよ、これは。奇しくも、宮崎駿も「君たちは」で、同じく原点回帰。不思議なシンクロですよ、二人の大御所が。
純粋に鳥山ワールドなんで、物語にはお花畑感、あります。ありますけどね。
楽しかった。
とっても!
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